昨日の不知火海の夕景です。
ちょうど太刀魚を釣る船がいて、イワシ漁の船が海産物工場へカタクチイワシを届けに来ていました。
場所は、万葉集で長田王が「野坂の浦ゆ船出して水島に行かむ波立つなゆめ」(巻3-246)を詠われたところだといわれています。
野坂の浦だと主張している所が、私の知る範囲では3ヵ所あります。
計石港の先端、ここは御番所の鼻と言われ、江戸時代は船の出入りを見張る番所があった所で、鼻は突き出た半島の事です。
その他に、旧田浦町の太田の浜と、国道3号線の八代南インター先のセブンイレブン前です。
今回は、計石港の先端にある野坂の浦の石碑の所で撮りました。
ちなみに、野坂屋旅館の名前の由来だとも、思っております。
ちょうど3艘の船が近づいて来た時です。
船は右側通行で、右から来る船が優先です。
左にあたる船は、譲らなければいけません。