現存する佐敷城跡は、30年ほど前に発掘調査の元に復元されました。
全部が復元ではなく、加藤清正が造った当時の石垣の石も遺っています。
現存する佐敷城跡は、安土桃山時代に加藤清正によって造られたお城です。
葦北は当時加藤清正が治めていました。
佐敷には南北朝時代からお城がありました。
南北朝時代は菊池氏ゆかりの、鎌倉時代から戦国時代までは、相良藩のお城が、そして安土桃山時代に加藤清正が造ったお城がありましたが、江戸時代の一藩一城制度が出来て壊されました。
その後天草四郎の乱が起きて、城跡に立て籠ったために、取締りに苦労しました。
乱が治って石垣が残っているお城は石垣も解体するようにとの指示で、解体して土で被せて山になっていました。
当時の石垣の石は面取りしてあります。
復元の石垣は、わざとノミ跡を残してあり、面取りしてありません。
そういう見方で、佐敷城跡を見ても面白いと思います。
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