お客様にお求めいただいたお着物を紹介するシリーズの6回目です。
今日は、十数年前、15歳の高校生の時に初めてわきを訪れてくださった
お客様とお着物をご紹介します。
こちらのお嬢さん(いつまでたっても私にとってはお嬢さんなのですが、今は素敵な大人の女性です)が
初めてお越しくださったときのこと、はっきり覚えています。
藍の浴衣の反物をご覧いただいて、誂えていただきました。
それから、お母様も着物や布がお好きで、長~く当店ともお付き合いをいただいております。
お茶を習いはじめられて、この日は、先生と一緒にお茶会へお出かけでした。
初めてのお茶会のために選ばれたお着物はこちら・・・
当店が古くからお世話になっている友禅作家・腰原淳作さんの手描き附下。
「恋文」と名付けられたこちらの附下は、調べてみたら平成20年に
腰原さんの催しをしたときに誂えていただいたものでした。
地紋のある黒地に、恋文の一つ一つに違った柄の四季の花が描かれています。
最近の附下は、訪問着のように柄がつながっているものが多くなりましたが
こちらは、本来附下と言われていた柄の置き方で
附下らしい附下です。
小柄なお客様には脇の柄合わせの心配もなく、着姿を一見すると小紋のようにも見えるので
帯合わせ次第で着る場面もおおく 便利なお着物だと思います。
袋帯も、何本かお求めいただいていますが
今日は、こちら
私もお気に入りの袋帯です。
(とてもいい帯ですが、実は特別お買い得価格でお求めいただきましたよ)
長襦袢は、優しいクリーム地にかわいい梅の柄。
こちらも、長襦袢の特集をしたときに・・・
コートは、洛風林の変わり織りの生地を、道中衿で、裏のつかない単衣に仕立ててます。
暖かい日だったので、単衣仕立てのこのコートをチョイス
小柄で華奢なお客様
お着物の柄の加減が、ちょうど良い感じです。
八掛は、少しくすんだ赤がついていて、ご本人は少し派手になったかな・・なんて
おっしゃってましたが、ぜ~んぜん、大丈夫。
お客様の雰囲気にはぴったりで、まだまだこのままお召しいただけると思います。
結婚される前までは、帯も飾り結びでしたが
今日は「もうお太鼓ね!」と二重太鼓を初めて結びました。
お茶会という場面に、あまり出しゃばらず、それでいて、素敵な一揃え・・ではないかと思います。
朝早かったので、着付と一緒に、髪のアップも私が担当させていただきました。
後ろが短いボブスタイルとお聞きしていて、当日見てみると
襟足が5センチあるかないか・・・
襟足だけゴムでまとめて、あとは上からかぶせた「大人スタイルのアップ」にしました。
襟足が短くても、こんな感じにまとめられますので、参考までに・・・
今日の装い、オールわきごのみ
お草履も、ずいぶん前に、足が小さくてSサイズの台を別注、刺繍の鼻緒でお誂え頂いてたものに
最近、少しおとなしい鼻緒に交換させていただいたものです。
さて、今日のまとめですが・・・
こちらのお客様の一揃え・・・一度に誂えていただいたものではありません。
全部、別々に、その時にお目に留まったものを、少しづつ購入していただいていたものの中で
コーディネートした結果です。
高価な着物や帯、なかなか一遍に揃えるとなるとたいへんです。
こちらのお客様のように、良いものを、順番に、いい出会いがあったときに
揃えていかれるのもいいと思います。
少しずつ増えていく楽しみもあります・・・
呉服屋と上手にお付き合いいただきながら・・
着物の揃え方の参考になればと・・・思います。
いつもお読みいただいてありがとうございます
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お店のホームページもございます。ぜひご覧ください。
今日は、十数年前、15歳の高校生の時に初めてわきを訪れてくださった
お客様とお着物をご紹介します。
こちらのお嬢さん(いつまでたっても私にとってはお嬢さんなのですが、今は素敵な大人の女性です)が
初めてお越しくださったときのこと、はっきり覚えています。
藍の浴衣の反物をご覧いただいて、誂えていただきました。
それから、お母様も着物や布がお好きで、長~く当店ともお付き合いをいただいております。
お茶を習いはじめられて、この日は、先生と一緒にお茶会へお出かけでした。
初めてのお茶会のために選ばれたお着物はこちら・・・
当店が古くからお世話になっている友禅作家・腰原淳作さんの手描き附下。
「恋文」と名付けられたこちらの附下は、調べてみたら平成20年に
腰原さんの催しをしたときに誂えていただいたものでした。
地紋のある黒地に、恋文の一つ一つに違った柄の四季の花が描かれています。
最近の附下は、訪問着のように柄がつながっているものが多くなりましたが
こちらは、本来附下と言われていた柄の置き方で
附下らしい附下です。
小柄なお客様には脇の柄合わせの心配もなく、着姿を一見すると小紋のようにも見えるので
帯合わせ次第で着る場面もおおく 便利なお着物だと思います。
袋帯も、何本かお求めいただいていますが
今日は、こちら
私もお気に入りの袋帯です。
(とてもいい帯ですが、実は特別お買い得価格でお求めいただきましたよ)
長襦袢は、優しいクリーム地にかわいい梅の柄。
こちらも、長襦袢の特集をしたときに・・・
コートは、洛風林の変わり織りの生地を、道中衿で、裏のつかない単衣に仕立ててます。
暖かい日だったので、単衣仕立てのこのコートをチョイス
小柄で華奢なお客様
お着物の柄の加減が、ちょうど良い感じです。
八掛は、少しくすんだ赤がついていて、ご本人は少し派手になったかな・・なんて
おっしゃってましたが、ぜ~んぜん、大丈夫。
お客様の雰囲気にはぴったりで、まだまだこのままお召しいただけると思います。
結婚される前までは、帯も飾り結びでしたが
今日は「もうお太鼓ね!」と二重太鼓を初めて結びました。
お茶会という場面に、あまり出しゃばらず、それでいて、素敵な一揃え・・ではないかと思います。
朝早かったので、着付と一緒に、髪のアップも私が担当させていただきました。
後ろが短いボブスタイルとお聞きしていて、当日見てみると
襟足が5センチあるかないか・・・
襟足だけゴムでまとめて、あとは上からかぶせた「大人スタイルのアップ」にしました。
襟足が短くても、こんな感じにまとめられますので、参考までに・・・
今日の装い、オールわきごのみ
お草履も、ずいぶん前に、足が小さくてSサイズの台を別注、刺繍の鼻緒でお誂え頂いてたものに
最近、少しおとなしい鼻緒に交換させていただいたものです。
さて、今日のまとめですが・・・
こちらのお客様の一揃え・・・一度に誂えていただいたものではありません。
全部、別々に、その時にお目に留まったものを、少しづつ購入していただいていたものの中で
コーディネートした結果です。
高価な着物や帯、なかなか一遍に揃えるとなるとたいへんです。
こちらのお客様のように、良いものを、順番に、いい出会いがあったときに
揃えていかれるのもいいと思います。
少しずつ増えていく楽しみもあります・・・
呉服屋と上手にお付き合いいただきながら・・
着物の揃え方の参考になればと・・・思います。
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