先日、お客様のお着付けをさせていただき、その際半衿もお付けしました。
涼しげで、ちょっとおっしゃれかな・・と選んだ半衿はキラキラとビーズの付いたもの。

ビーズが出るように少し位置を考えて、普通に附けると・・・こんな感じ
実はかなり半衿を多く出して、ムリしてます。

そして、これは、あくまで、私の好みですが・・・
ビーズが、首筋でキラッとするといいな~と
上前は目立つように、下前の衿には控えめに
自分なりにイメージを作ってアンバランスに左右ずらして附けました。

いつもは10分もあればつけられるのですが、あーでもない、こーでもないと
マネキンに合わせながら、やり直し・・・ほぼ1時間を費やしたのでした(笑)
やりかけたら、妥協はしたくない・・・
なぜ、こんなに時間がかかったかというと
半衿のビーズ、3つ並んで、片側の衿に2箇所つけてあるのですが
これをごくごく普通に縫いつけると、悲しいかな、せっかくのビーズが2個くらいしか出ません。
これは、刺繍衿などでもよくあることですが
販売しているときに、「あら、ステキ!」と思ってイザ附けてみると
「な~んだ、柄がこれだけしかでないのね・・・」と少々ガッカリすることもあります。
帯揚や羽裏などもそうですが、
人からは見えないけれど、隠れたところに自己満足のおしゃれ
というのも、着物の世界では究極のおしゃれ
なのですが
半衿に関しては、
「どうして、もう少し、位置をずらして柄を入れてくれないのかな・・」と思うことたびたび。
今回の半衿も、縫い付けると衿の内側になる部分に柄がありますが
まったく見えなくて、意味がないような・・・
商品として、店頭で並べているときの柄のバランスはきれいなので
作る側としては、きっとそういうことで柄の位置を決めるのだろうな・・
とは、思いますが
着るものにとっては、着た時にきれいだったり、おしゃれだったりするほうが
とってもうれしい。
たとえば、今回の半衿なら、もう少しだけビーズとビーズの間隔をつめておいてくれたら
半衿をつけ慣れない人でも、柄の位置をそんなに考えなくて附けられるのに・・・

そして、隠れてしまっている裏側のビーズ、どうせなら
写真の待ち針の位置、後からチラッと見えるこんな場所にさりげなくついていたら
おしゃれかなと、私、思うのですが・・・
本日のまとめ

1、ちょっとした小さな部分でもおしゃれにこだわりたいですね・・という事。
たとえばスカーフの巻き方一つでも、人それぞれ、似合う巻き方やおしゃれな方法がありますよね
着物も同じで、自分らしさをだしたり、こだわりを持って、楽しみましょう
2、作る側が、もっと着る人のことを考えたいですよね。
ホントは、考えて欲しい
といいたいけれど、私も一応業界側にいる立場・・
反省をこめて、考えましょうよ・・と
昔から、柄のつけ方はこの位置だったかもしれないけれど、着た時のこと考えてるのかな・・
すこ~し工夫したり、着る人の意見聞いたり・・そんな事が足りないのではないかしら
最後に・・・
S様、考えていたのですが、無断で記事にさせていただきました
ごめんなさい
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涼しげで、ちょっとおっしゃれかな・・と選んだ半衿はキラキラとビーズの付いたもの。

ビーズが出るように少し位置を考えて、普通に附けると・・・こんな感じ
実はかなり半衿を多く出して、ムリしてます。

そして、これは、あくまで、私の好みですが・・・
ビーズが、首筋でキラッとするといいな~と
上前は目立つように、下前の衿には控えめに
自分なりにイメージを作ってアンバランスに左右ずらして附けました。

いつもは10分もあればつけられるのですが、あーでもない、こーでもないと
マネキンに合わせながら、やり直し・・・ほぼ1時間を費やしたのでした(笑)
やりかけたら、妥協はしたくない・・・

なぜ、こんなに時間がかかったかというと
半衿のビーズ、3つ並んで、片側の衿に2箇所つけてあるのですが
これをごくごく普通に縫いつけると、悲しいかな、せっかくのビーズが2個くらいしか出ません。
これは、刺繍衿などでもよくあることですが
販売しているときに、「あら、ステキ!」と思ってイザ附けてみると
「な~んだ、柄がこれだけしかでないのね・・・」と少々ガッカリすることもあります。
帯揚や羽裏などもそうですが、
人からは見えないけれど、隠れたところに自己満足のおしゃれ
というのも、着物の世界では究極のおしゃれ

半衿に関しては、
「どうして、もう少し、位置をずらして柄を入れてくれないのかな・・」と思うことたびたび。
今回の半衿も、縫い付けると衿の内側になる部分に柄がありますが
まったく見えなくて、意味がないような・・・

商品として、店頭で並べているときの柄のバランスはきれいなので
作る側としては、きっとそういうことで柄の位置を決めるのだろうな・・
とは、思いますが
着るものにとっては、着た時にきれいだったり、おしゃれだったりするほうが
とってもうれしい。
たとえば、今回の半衿なら、もう少しだけビーズとビーズの間隔をつめておいてくれたら
半衿をつけ慣れない人でも、柄の位置をそんなに考えなくて附けられるのに・・・

そして、隠れてしまっている裏側のビーズ、どうせなら
写真の待ち針の位置、後からチラッと見えるこんな場所にさりげなくついていたら
おしゃれかなと、私、思うのですが・・・

本日のまとめ


1、ちょっとした小さな部分でもおしゃれにこだわりたいですね・・という事。
たとえばスカーフの巻き方一つでも、人それぞれ、似合う巻き方やおしゃれな方法がありますよね
着物も同じで、自分らしさをだしたり、こだわりを持って、楽しみましょう

2、作る側が、もっと着る人のことを考えたいですよね。
ホントは、考えて欲しい

反省をこめて、考えましょうよ・・と

昔から、柄のつけ方はこの位置だったかもしれないけれど、着た時のこと考えてるのかな・・
すこ~し工夫したり、着る人の意見聞いたり・・そんな事が足りないのではないかしら
最後に・・・
S様、考えていたのですが、無断で記事にさせていただきました

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