とっても爽やかで気持ちのいいお天気。出かけたいですね・・こんな日は
と思いながら、今日はさすがに寒くてももう着ないだろうな・・
という洋服を洗濯しました。
そういえば、冬のコートも12月あたりには着たけれど
1月くらいからはあまり掛けなくなって、出番のなかったコートもあります。
外出したり人と会わないと、おしゃれする気持ちがへこたれます
ダメダメ、どんどんだらしなくなってしまう・・おしゃれは大事。
着物でも洋服でも、同じですが、お出かけ解禁になったら
私はやっぱり皆さんに、
ぜひ着物でおしゃれしてお出かけしましょうってお誘いしますね
さて、着物クイズ。昨日の答えから・・・。
Q「1寸は何センチ?」
A「約3.8㎝」です。
今回この答えを書くにあたってちょっと調べてみたところ
一般的には「鯨尺」「曲尺」が有名ですが「尺」といってもいろいろあるみたいです。
「鯨尺」が呉服関係、「曲尺」は建築関係で使われています。
鯨尺の1尺=曲尺の1尺2寸5分になり
「鯨尺」と「曲尺」では、寸法が違うので要注意です。
という事で、私達が覚えておきたいのは「鯨」のほう
昔、伸び縮みが少ないので、鯨のひげで物差しを作ったから「鯨尺」というそうな・・
私も今回初めて知りました
1寸=3.8㎝ 1尺=38㎝ 1丈=3.8m
着物の表地は一般的に3丈物と業界では言いますが、約12メートルです。
(3丈は昔の話、実際はもっと長めになっています)
店には、写真のような竹で作った2尺の物差しをおいてます。
尺だけのものもありますが、片側が㎝になっているのが、
私自身も、お客様に説明するときも、便利なので・・。
同じく尺と㎝がリバーシブルのメジャーもあります。
私もこの世界に入るまで、尺だの寸だのちんぷんかんぷん。
でも、仕事をしていると、やっぱり㎝よりわかりやすくて便利に感じることも多いです。
1寸はぴったりと3.8㎝と割り切れませんので、換算すると微妙な誤差が出てきます。
そもそも着物というものはアバウトな部分があるから便利ではあるのですが
たとえばお客様のお持ちのお着物を計らせていただく場合に
仕立屋さんが㎝で仕立てていらっしゃると、細かい寸法を測るのに迷う時があります。
今では、尺と㎝のどちらでも、なんとなく寸法のイメージができるようになりましたが
写真のような、両方のメモリがついている物差しがまだ手放せません
リバーシブルのメジャー、店でも販売してますので
お入り用の方はお声かけください。
一つ持っていると便利です
では、今日の問題に入ります。
着物の寸法はアバウトだから便利な部分があるといいましたが
それにつなげた問題です。
Q。昔から仕立の寸法に「女並」という言葉があります。
女並の寸法というのは、どのくらいの寸法かわかりますか?
ちょっと難しいかも・・・?
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