秋の新作展、残すところあと2日となりました。
しばらくきれいなものを見ていなかった・・と笑顔になってくださるお客様。
コロナも今落ち着いているので、以前のようにまた皆さんに
着物を着て頂けると嬉しいです。
まだお越しくださってないお客様お待ちしてますよ~
さて今日は、七五三のシーズンになったらアップしようと温めておいた
着物のお直しのお話です。
息子さんしかいらっしゃらないお客様、振袖を2枚お持ちで、
このままにしておくのも忍びないので・・とご相談、
女の子のお孫さんが生まれたのを機に、7歳のお祝い着にならないだろうかと。
拝見させていただくと、白地の総絞りの立派なものです。
柄の入り方によっては7歳用にするには無理がありますが
このお振袖なら、丈と身巾が詰まっても違和感なくできそうです。
洗い張りをしてお仕立てなおすことにしました。
こちらが、7歳サイズになった振袖。
よ~く見て頂くと、袖のお花が一つ少なくなって、
7歳で着たときに、いい位置に来るように前身頃の柄も下がっていると思います。
シンプルな白地に紫のお着物、ちょっと大人っぽく、帯や小物で華やかに着て頂けると思います。
お振袖に合わせていらっしゃった帯はこちらでした。
袋帯でしたので、仕立て直しにくく、また厚みがあって7歳には重そうだったので
もう一本お持ちだった朱の丸帯を仕立てなおすことにしました。
金が少し変色している部分があったので「いいトコどり」をして
裏地を新しくして、7歳の寸法に仕立てなおしました。
7歳用は巾が少し狭くなるのですが、柄もちょうどいい感じに仕上がりました。
しなやかないい帯なので、着付けもしやすいかと思います。
おばあちゃんのお着物、お孫さんがまた着て下さる・・・いいですね
こんなご相談もさせて頂きます。
このところ駆け込みで七五三のご相談も入ってきたりしてますが
来年、再来年、のお祝いに早めに動き出してくださると
いろんなご提案、ご相談ができますので
この続きがまだありまして・・・次回書きたいと思います
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京呉服わきブログ「ごふくや日記」