いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

完全燃焼した高校球児

2018-08-22 09:24:41 | えぇこっちゃ
昨日、今夏の高校野球が幕を閉じた。

決勝戦は見ごたえのあるものとなった。
これぞ高校野球といった感がある。

予選から一人で投げ続けた「投手」。
決勝戦でとうとう力尽きてしまった。
甲子園で「881球」を投げた。


「オレ、もう投げられない」

3年間このチームを引っ張ってきた男が最後に弱音を吐いた。
メンバーも「初めて弱音を吐いた吉田」を見たという。

「完全燃焼」したことだろう。

相手は「春夏連覇」を狙ってきたスター軍団。
仕方なかったかも・・・

今年は雨による順延もなく、一人で全試合を投げ切るには厳しい猛暑もあっただろう。

本当にお疲れさまでした。



ヒール扱いされた「優勝校」。
スター軍団VS雑草軍団
ただどちらも全力を尽くして決勝まで上り詰めたことだろう。
見えないところでいろいろあったかも。

「雑草軍団」は宿泊費すら準備できていなかったという。
なにせ「秋田県勢」はなかなか1回戦を勝ち抜けなかった黒歴史もあった。
そのため「オール秋田」で情報を共有し、もっと甲子園で戦えるようにと取り組んだ。
それが今回実を結んだのだが・・・

高野連の会長が「これこそ高校野球」と挨拶すれば、批判の声も出た。
そりゃ「一人の投手」だけで戦うなんてこと、「優勝」を狙うなら無理がある。
しかし、準優勝校投手は「本物の投手」。なんとか決勝まではこぎ着ける原動力となった。
これを批判することなかれ。
どのチームも「万全のメンバー」を揃えて挑んでるわけではないのだから。

秋田へ戻り「凱旋パレード」でもあったなら、「最高の笑顔」でみんなに報告してもらいたい。

そして「秋田の星」となって、来年以降プロ野球で雄姿が見られることを期待する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする