「秋麗-あきうらら」
秋のよく晴れた日をいう。春の「麗か」にかよう、美しく輝き、心がうっとりするような日和。
*https://kigosai.sub.jp/001/archives/5813 より
「秋麗-あきうらら」
秋のよく晴れた日をいう。春の「麗か」にかよう、美しく輝き、心がうっとりするような日和。
*https://kigosai.sub.jp/001/archives/5813 より
「愛宕梨」
■愛宕梨(あたごなし)とは?
●日本一大きい梨
愛宕梨(あたごなし)は1915(大正4年)に菊池秋雄氏が育成した赤梨で、交配親は「二十世紀梨」と「今村秋梨」とされています。名前は育成地が愛宕山に近かったことにちなんでいるそうです。
●愛宕梨(あたごなし)の特徴
愛宕梨(あたごなし)の最も大きな特徴はその大きさで、平均で1kgほどにもなり、赤ちゃんの頭と同じくらいです。大きいものだと2kgにもなるものもあるようです。
果肉はシャキシャキとした食感で非常に果汁が多く程よい甘さに柔らかい酸味があります。
貯蔵性が非常に高く、新高梨よりも優れ、翌春まで美味しいものが出回ります。家庭でも涼しいところに置いておけば一ヶ月近くはもちます。
■愛宕梨(あたごなし)の主な産地と食べ頃の旬の時期は
●全国の愛宕梨(あたごなし)の栽培面積
全国の愛宕梨(あたごなし)の栽培面積
愛宕梨(あたごなし)は全国でも岡山県が栽培面積が一番広く、中でも西大寺雄神地区は主も大きな産地とされています。
全国の生産量を見ると、岡山が全国の47%を占め、次いで鳥取県、島根県と続いています。
福岡県八女産の愛宕梨は「太陽」という商品名でも出荷されているようです。
平成21年に比べ全国で約10haほど減っています。
●愛宕梨(あたごなし)の収穫時期
愛宕梨(あたごなし)の収穫は11月の中旬頃から始まり12月中旬頃までとなっていますが、収穫してすぐは酸味が強く、追塾させてから出荷され市場に出回るのは12月上旬頃からとなります。
また、非常に貯蔵性が高く、翌年の春まで美味しい状態のものが出回り続けます。食べ頃の旬の時期は12月中旬からよく年の2月くらいまでとなります。
*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/nashi-Atago.htm より
ワイングラスでおいしい日本酒アワード プレミアム大吟醸部門
<最高金賞> 9/18 「越乃雪椿 純米大吟醸 特A山田錦」
酒造好適米の最高峰「山田錦」の中でも、兵庫県特A地区産の特等米「山田錦」を100%使用した純米大吟醸です。「山田錦」は大粒で心白も大きく、醸造適正に非常に優れた酒米で、その優れた特徴から「酒米の王様」と呼ばれ、兵庫県の六甲山西部の三木市(吉川・口吉川)や加東市(東条町・社町東部)等が特A地区として指定されています。雪椿酒造では、この特A地区である加東市産の米の中で、選りすぐられた品質に格付けされた「特等米」のみで純米大吟醸を醸しました。極上の素材「兵庫県特A地区産の山田錦(特等米)」と、新潟雪椿の酒造りに適した気候のもとに、脈々と受け継がれてきた杜氏の技と叡智が加わり、馥郁たる味わいの手作り純米大吟醸が生まれました。すっきりした口当たり、気品ある香り、米の旨みが凝縮されたまろやかできめ細かな味わいは、絶品です。
商品名/越乃雪椿 純米大吟醸 特A山田錦720ml カートン入り
アルコール度数/16度
お勧めの飲み方/冷やして、常温
雪椿酒造株式会社 新潟県加茂市仲町3番14号
雪椿酒造のラインナップ
「越乃雪椿」Grand-Cuvée(グラン・キュヴェ)純米大吟醸原酒
「ゆきつばき」純米吟醸
「越後加茂雪椿」純米酒 など
雪椿酒造が位置する加茂市は、古くから北越の小京都と呼ばれており、県木に指定されている雪椿の自生群生地としても有名です。雪国の厳しい冬に耐え、雪解けとともに咲く雪椿。当社の酒造りに対する姿勢もこうありたいと願い、酒名の「越乃雪椿」はここから名づけました。年間生産石数1,000石(1.8リッター当たり約100,000本)と小さな蔵元です。昔ながらの手造りにこだわった新潟の純米蔵です。 執行役員社長 長塚昌行
「外内島きゅうり-とのじまきゅうり」
【産地】庄内地域>鶴岡市外内島地区
【特徴】長さは12~13cm、太さ3~4cmほど。一般的なきゅうりに比べ、短く楕円形に近い長楕円の半白系。果皮の半分が白い品種。イボは黒イボで密度は低い。果頂部は淡緑白色。成熟すると尻や肩部から褐変しやすい。
【食味】皮は薄く果肉が厚い。水分が多く、サクサクした食感で歯ざわりが良い。生食だと果梗付近にやや苦味がある。もともとは越冬用の漬物に使われていた。現在では昔ながらの味噌漬け、生の味わいを生かした浅漬け、ピクルスなどが販売されている。
【来歴】鶴岡市外内島地区で古くから栽培されてきた。弘法大師が出羽三山に向かう途中、外内島地区でごちそうになったきゅうりでのどの渇きを癒やしたという説もある。一時期は生産者が一軒だけという時期もあったが、現在は在来作物を使っての漬物づくりに力を入れる漬物店が材料として調達するようになり復活しつつある。
【時期】6月下旬~7月下旬
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E2%80%9506-%E5%B1%B1%E5%BD%A2/#i-87 より
庄内・山形の食材情報発信 [エル・ケッチァーノNo.3]
外内島きゅうり とのじまきゅうり
鶴岡市外内島地区で、わずかに栽培されている外内島きゅうり。
その由来は定かではありませんが、弘法大師が出羽三山に向かう途中、このきゅうりで咽喉の渇きを癒したという言い伝えをもちます。
鶴岡では、昔はごく当たり前に栽培されていたそうですが、手間がかかるわりには収穫量が少なく、日持ちもしないため、次第につくる人が減ってゆくなか、ただひとり上野武さんだけが「やっぱり美味しさが違うから」と守り続けてきました。
ぱりっとした食感の極めて薄い皮に、香気に溢れたみずみずしい果肉。
これまでのきゅうりの概念が覆される、格別の味わいです。
夏バテした身体には、昔ながらの苦味がいちばん
外内島きゅうりは、大変瑞々しく、昔の味そのままの苦味と渋み、丸い甘さも味わえる、香り豊かな在来野菜。
食が溢れている今の時代では、わざわざ苦いきゅうりを食べなくても…となってしまうかもしれませんが、はるか昔から今に至るまで作り続けられてきたのには訳があるはずです。現に、シェフはひどい夏バテの時、「外内島きゅうりを食べた瞬間、視界が拡がり元気になった」という、知るひとぞ知る逸話も持っています。
そこで、お店にも遊びに来てくれる、山大農学部 江頭先生(江頭准教授)に聞いてみました。
「外内島きゅうりには苦味成分のククルビタシンが豊富に含まれているんです」とのこと。抗酸化力に優れた栄養素で胃腸の消化吸収を助けるとともに消化液の分泌も促し、食欲を増進させてくれるだけでなく血糖値や血圧を正常に戻す働きもあるそうです。
まさに 夏バテした身体の救世主!!
夏に旬を迎えるということと、長い間作り続けられ、食べ続けられてきた意味が見えてきました。
アル・ケでは 「口細カレイをパサつかせて焼いた上に 瑞々しい外内島きゅうりのせ」 「お刺身ワラサに塩 オリーヴオイルとウリ香の外内島きゅうりのせ」など瑞々しく苦味のある、このきゅうりでしか楽しめないメニューも登場します。(期間限定です)
また、在来野菜の保存・継続に情熱を注いでいらっしゃる、お漬物の「本長」さんでは、この苦味を生かしたピクルスを開発されていたりと、昔ながらのきゅうりの味を現代風に楽しむこともできます!
ぜひ、今年は外内島きゅうりピクルスのタルタルソース、作ってみてください。夏にぴったりのさっぱり味で、おじいちゃん・おばあちゃんにはほんのり懐かしさが香り、家族みんなが楽しめる一品の出来上がり!おばあちゃんたちとほろ苦いきゅうりを食べてるうちに、色んな野菜の昔ながらの味、聞いてみたくなるかもしれませんね?
今回のエル・ケ誌を作りながら思ったこと。
貴重で、すばらしい在来野菜を大変な努力のもと作り続けて下さる数少ない生産者の方々、そのすばらしさを多くの方々へ伝えようとアイディアを考える商店や飲食店、そしてそれらを楽しんで食べてみようと思って下さる消費者の方々。この黄金のトライアングルの関係がくずれることなくちょっとずつ、ちょっとずつ、大きくなってゆけたら…すばらしいことだなぁと。
エル・ケは微力ながらも、そのトライアングルの小さな一員として今後も頑張って参ります。 by スタッフ小林
*http://www.alchecciano.com/el-checciano/003.html より
「合わせ物は離れ物」
合わせて一つにした物は、いつかまた離れるときがある。夫婦別れなどにいう。
「合わせる顔が無い」
面目なくて、その人に会いに行けない。その人の前に出られない。
「慌てる乞食は貰いが少ない」
先を争って貰おうとすると、かえって貰いが少なくなるものである。急ぎすぎると、悪い結果を招くという戒め。
「鮑の片思い」
《アワビは、二枚貝の片側だけのように見えるところから》自分が慕っているだけで、相手にはその気のない恋をいう。磯 (いそ) の鮑の片思い。
「哀れを止める-あわれをとどめる」
1 悲しみや同情を一身に集める。「ここに哀れを止めしは」の形で説教節などに常套 (じょうとう) 句として用いられた。
2 深い感動がいつまでも残る。
*goo辞書 より
「031 織部茶碗」
横山拓也/Takuya Yokoyama (Japan,Gifu 1973 - )
1973年 神奈川県に生まれる 1998年 立教大学 卒業 2000年 多治見市陶磁器意匠研究所 卒業 現在は岐阜県多治見市にて作陶。 個展・企画展を中心に活動中。
「推薦コメント」
織部は乱世の武将が戦に向かう時に使っていた存在感のある器。その織部に対し、横山氏は伝統の踏襲ではない。作家としての新しい挑戦を行っています。古田織部が今に生きていたら、面白がって見てくれるに違いありません。-祥見知生
「爽秋」
時候のあいさつ
【爽秋】
筆者: 三省堂編修所 2007年9月26日
どういう意味?
『大辞林 第三版』をひくと、「さわやかで心地よい秋。「─の候」」とあります。
もう少し詳しく…
同じく『大辞林』で「爽(さわ)やか」をひいてみると「①ほどよく冷たくさっぱりしていて気持ちがよいさま。[季語]秋。「─な秋の日」「─な笑顔」「一種清涼の気は人の気を─にして / あひびき 四迷 」」と出ています。実は秋の季語なんですね。『ホトトギス新歳時記 改訂版』には9月の季語となっています。
いつごろに適したことば?
9~10月に使われます。今年は11月10日が陰暦10月1日(=初冬)になるので、それまでは「秋」のついたこの「爽秋」という語も使うことができます。「爽やか」を通り越して、肌寒くなってきたころには別の語を選んだほうがよいでしょう。
使用例は?
「爽秋の候」「爽秋の砌(みぎり)」など
似た表現は?
涼しさや爽やかさを表す語で、秋の時候のあいさつに使われることばはたくさんあります。「爽涼」や「清涼」「清秋」など。「~の候」「~の砌」のほかに、「清涼」は「秋気清涼の好季節…」などと使われます。
*https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/jikou08 より
「明水-あけみず」
■あけみずとは?
●「新水」×「42-6」(雲井×幸水)
あけみずは1970(昭和45)年に神奈川県園芸試験場において「新水」に「42-6」(雲井×幸水)を交配して得られた交雑種を選抜育成された赤梨とされています。交配後、24年間の育成・調査を経て1994(平成6)年に登録出願、1997(平成9)年に品種登録されています。出願者は神奈川県で、出願時の名称は「明水」でしたが、登録された正式品種名は「あけみず」となっています。
●あけみずの特徴
農林水産省の品s登録データベースには以下の通り記載されています。
『果実の形は円,梗あの深さ,広さ,ていあの深さ及び広さは中,有てい果の有無は混在,果実の大きさは中(320g程度),果皮の色は黄赤褐,果点の大きさは中,密度は密,果面の粗滑は中である。果梗の長さ及び太さは中,肉梗の有無は無,果芯の形は短紡錘,大きさは小,心室の数は中である。果肉の色はやや黄白,硬さ及び粗密は中,甘味はやや高(糖度13度程度),酸味は中,香気は少,果汁の多少はやや多である。開花期は早,成熟期はかなり早で,育成地において7月下旬~8月上旬である。心腐れ,みつ症状及び裂果は無,果実の貯蔵性は短である。』
神奈川県のホームページには下記のように記載されています。
『果実は円形で果皮色が黄赤褐色、果重は平均320gになります。糖度(Brix)は13%前後、僅かに酸味があり、みずみずしくおいしいナシです。日持ちはやや短く、常温(25℃、湿度90%)で5日程度です。』
●実際に食べた食味
今回入手した物は岐阜県産の物で、1個が600~700gもある結構大きなものでした。
果肉は柔らかく、とてもジューシーで噛むのに力は必要なく優しく崩れる感じです。はじめ甘味と共に酸味が少し感じられますが、後口には甘さが残る感じです。
あまり見かけない品種ですが、食べてみると今回の物はとても美味しく、これならもっと知られても良いのではないかと思いました。
■あけみずの主な産地と旬
●主な産地と生産量
政府がまとめた平成24年産の栽培面積を見ると、富山県が11.2haで最も多く栽培されています。次いで愛知県3.0haとなっています。その他の地域でも個々の農園で数本単位で栽培されているようです。今回入手した物は岐阜県産の物でした。
●あけみずの収穫時期と旬
収穫時期は地域やその年の天候などで多少ずれはありますが、おおむね7月下旬~8月上旬辺りとなっています。
*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/nashi-akemizu.htm より
ワイングラスでおいしい日本酒アワード プレミアム大吟醸部門
<最高金賞> 8/18 「越の誉 大吟醸生酒」
【商品詳細】
■原材料名: 米(新潟県産)、米こうじ(新潟県産米)、醸造アルコール
■精米歩合: 麹米50%、掛米45%
■アルコール度数: 15度
■日本酒度: +3
■内容量: 720ml
■賞味期限: 1年
■保存方法: 生酒ですので冷蔵保存
原酒造株式会社 新潟県柏崎市新橋5-12
原酒造のラインナップ
「越の誉」大吟醸生酒・雪中貯蔵 純米大吟醸・純米大吟醸原酒 楽風舞 など
海の街・新潟県柏崎市で1814年創業。200年の歴史を持つ老舗の日本酒酒蔵です。伝承されてきた手造りの技と最新技術を融合させ、皆様にお楽しみいただける高品質な地酒づくりを目指し日々取り組んでいます。
「おかめささぎ」
【産地】置賜地域
【特徴】いんげん豆の一種。皮が薄く、香りが上品な大粒豆。莢は三日月形で豆は3粒が基本。
【食味】煮豆や餡の材料。また、莢が黄色くなる手前、大豆でいえば枝豆にあたる時期に莢ごと塩茹でして、中の豆を食べると甘みが強く大変美味。煮豆、つぶつぶ煮(米沢市の郷土料理)
【来歴】極めて珍しい種類であることを地元では気づいておらず、最近ようやく地域独自の食材として見直されてきた。
【時期】9月下旬~11月下旬
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E2%80%9506-%E5%B1%B1%E5%BD%A2/#i-86 より
うまれ
置賜地域では「おかめささぎ」という名称で、大切に作り続けられてきました。山形県では、他に庄内地域でも同じ種類の小粒系統が伝えられているようです。
置賜地域においても、甘納豆や白あんになっているインゲン豆の一種の「白花豆」や「大福豆(おおふくまめ)」と混同する人も多く、極めて珍しい種類であることを地元ではだれも気づいていませんでした。最近ようやく地域独自の食材として見直されてきたところです。
そだち
5月中旬頃に種を直播するか苗を作って移植します。蔓が高く伸びるので、支柱は長めのものを準備する必要があります。着莢はあまり安定せず、特に下位節には着きづらい傾向があります。莢は三日月形で豆は3粒が基本です。莢が黄色くなると、脱粒しやすくなるので順次収穫を行い乾燥させます。病気や虫に弱いなど作りづらく、収量も少ないため年々生産量が減る傾向にありますが、地元に根強いファンが多く、比較的高価に取引されています。
おいしさ
この豆について、ある本には若莢も利用されるとの記述もありましたが、豆が入ってからの莢は大変硬く、食べられるものではありませんでした。ただ、莢が黄色くなる手前、大豆でいえば枝豆にあたる時期に莢ごと塩茹でして、中の豆を食べると甘みが強く大変美味です。
乾燥させた「おかめささぎ」は、煮豆、そしてなんといっても郷土料理のつぶつぶ煮に欠かせない食材です。つぶつぶ煮は正月のハレ食で米沢の旧市内では欠かせない料理です。「おかめささぎ」は、皮が薄く香りが上品で、煮豆や餡の材料としてすばらしいものです。「おかめささぎ」は「インゲンマメ」の遠縁ですが、調理上の注意として、インゲンマメ属には青酸を含む物質が微量に含まれる場合があるため、煮汁はよく茹でこぼす必要があります。
*https://yamagata-okitama-shoku.net/shokuzai.cgi?catid=dentouyasai&shokuzai=okamesasagi より