「楽都 郡山」
東北の”シカゴ”から”ウィーン”へ。”楽都”郡山
郡山市の都市シメージは、”音楽都市・郡山”からなる、「 楽都郡山 」です。
東北のシカゴ と 呼ばれた 背景
楽都郡山の始まりは、敗戦後の困窮の時代まで遡ります。
明治から戦前にかけて急激に工業都市として発展し、各地方からの流入が増えた郡山市は、抗争が絶えず、荒廃した雰囲気があったようです。
荒廃した雰囲気の原因は市民の一部である暴力団抗争です。おそらくそれが、数十年前までの「東北のシカゴ」というイメージが付いた原因の時代だったと思われます。
ですが、郡山には暴力団以外の市民がたくさんいました。(当然ですけど)
その市民による美術や演劇、音楽などの団体が立ち上げられ、人々は音楽に表現の自由を求めていきます。音楽による戦災復興、これが郡山市民の心の拠り所となり、東北のウィーンと呼ばれるほど、さまざまな音楽界が開かれるようになりました。
そして、2008年に音楽都市を宣言。
それ以降も、楽都郡山として多くの人々を魅了する音楽が鳴り続けている・・・というのが楽都郡山です。
若い世代 が 活躍 する 郡山 : 楽都郡山
音楽都市郡山を語るうえで欠かせないのが、若い世代の活躍です。
小学校・中学校・高校の各合唱部や管弦楽部などの活動が、各コンクールで毎年のように日本一に輝いています。
逆を言うと、”音楽都市”を支えているのが、この合唱部や管弦楽部なのかな?とも思えます。仮にこの先、コンクールで日本一になれない年が続いたとしたら、”音楽都市”のイメージが崩れるのでは?という心配もあります。
そう考えると、小中高の若い世代に、計り知れないプレッシャーを与えているということになりますから、いち早く、その状態から抜け出す施策が必要不可欠です。
若い世代には、変なプレッシャーを与えず、のびのびと音楽に触れてほしいですからね。
郡山市 の「 音楽都市 宣言 」
美しいメロディー
心おどるリズム
音楽がまちにあふれ
人の輪が広がり心をつなぐ
私たちは音楽を愛し
人と人が織りなすハーモニーを奏で
明るい笑顔が輝く
魅力あるまち
“こおりやま”を創ります
「明日につなごう こころのハーモニー」
郡山市は、ここに「音楽都市」を宣言します。
平成20年3月24日 郡山市
まちなか にも 音楽 はある: 目指す は 東北のウィーン
郡山駅前 ベンチ郡山市の”まちなか”には、音符や楽譜をモチーフにしたベンチや椅子が並び、郡山市で結成されたG reeeeNに関連した扉や手形、足型などもあり、音楽都市らしく、音楽に関するもので街に彩りを与えてくれています。
もちろん、ライブハウスや生演奏を楽しめるお店や、郡山駅の西口やうすいがある中町通りなどで、クラシック音楽が流れているなど、音楽に気軽に触れることができる街・・・とされています。
ライブハウスは
・パイプライン
・Woodstock
・ヒップショット
・クラブシャープナイン
・PEAKACTION
の5ヶ所ありますが、ライブハウス以外で、生演奏を楽しめるお店は、本当に知らないです。
食べログで”生演奏”ができるお店は7件ヒットしましたが、どの店も、「設備はあるよ」って感じで、日常的に行なっている様子ではないですね。(日常的にやっていたらごめんなさい。)
こういうお店が増えてきたら、本格的に”音楽都市”を名乗れるかもしれないですね。
ただ夜の駅前通りでは、ギター抱えて路上ライブしている人を結構目にしますので、そこから、将来の有名ミュージシャンが生まれることを期待しています。(もし、「私やってます!」って人がいたらご連絡ください。)
郡山駅 の 発車メロディー には あの曲 が 採用 されている!?
郡山駅の発車メロディーには、郡山市で結成された GreeeeN の人気曲、「 扉 」と「 キセキ 」が採用されています。
なんというか、音楽都市郡山にはGreeeeNありきな雰囲気もありますけど、もしかしたら今現在、GreeeeNのメンバー誰一人として、郡山にいない可能性もありますよね(苦笑)そういいつつ、私はGreeeeNが結構好きで、わりと頻繁に聞いています。
*https://koriyama-lab.com/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%82%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%B8%E3%80%82%E6%A5%BD%E9%83%BD/ より
「楽都」と云えば、やはり「ウィーン」。音楽が盛んに行われている都市という意であり、「ウィーン」が唯一無二か?