29日付けの「産経WEST」の記事より。
「中国産「漆」に待った 日本の宝は国産で守る…発祥の地、奈良・曽爾(そに)村の挑戦」
現在、国宝や重要文化財建造物の修復にすら「中国産など」の漆が使われているという。
97%も「中国産など」になっていると。
「漆」は「JAPAN」とも訳されることがある。
日本を象徴するものなのに、国産の生産は皆無である。
「日本の宝は日本の素材で守る」
漆の発祥の地-曽爾で、復興を目指す。
曽爾-奈良県宇陀郡曽爾村。
人口約1500人の小さな村、曽爾村は「ぬるべの郷(さと)」の愛称で親しまれる。
「ぬるべ」は「漆部」と書き、漆塗り職人を指す。ここは漆が多く自生する土地として、奈良~平安時代に朝廷に献上する漆や漆器の生産拠点「漆部造(ぬりべのみやつこ)」が置かれた、漆発祥の地とされている。
三重県との県境にある「山の中の村」。
そこが復興への挑戦を開始していると。
これまでに1000本の植樹を行ったが、200本程度しか育たないと。
試行錯誤を繰り返し、ようやく好適な地質や育成方法がわかったと。
漆は成木になるまで10~15年かかる。
まだまだ生産しているとは云えない状況だが、将来的には「国産の漆」が市場に出回ることを目指している。
小さな村の挑戦。楽しみです。
「中国産「漆」に待った 日本の宝は国産で守る…発祥の地、奈良・曽爾(そに)村の挑戦」
現在、国宝や重要文化財建造物の修復にすら「中国産など」の漆が使われているという。
97%も「中国産など」になっていると。
「漆」は「JAPAN」とも訳されることがある。
日本を象徴するものなのに、国産の生産は皆無である。
「日本の宝は日本の素材で守る」
漆の発祥の地-曽爾で、復興を目指す。
曽爾-奈良県宇陀郡曽爾村。
人口約1500人の小さな村、曽爾村は「ぬるべの郷(さと)」の愛称で親しまれる。
「ぬるべ」は「漆部」と書き、漆塗り職人を指す。ここは漆が多く自生する土地として、奈良~平安時代に朝廷に献上する漆や漆器の生産拠点「漆部造(ぬりべのみやつこ)」が置かれた、漆発祥の地とされている。
三重県との県境にある「山の中の村」。
そこが復興への挑戦を開始していると。
これまでに1000本の植樹を行ったが、200本程度しか育たないと。
試行錯誤を繰り返し、ようやく好適な地質や育成方法がわかったと。
漆は成木になるまで10~15年かかる。
まだまだ生産しているとは云えない状況だが、将来的には「国産の漆」が市場に出回ることを目指している。
小さな村の挑戦。楽しみです。