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<日本の名水百選> 京都 真名井の清水

2025-03-05 06:43:46 | 名水百選

 「真名井の清水」

 平成の名水百選について [2024年11月26日]

 真名井の清水(まないのしみず)
 【湧水の概要】

 伊佐津川の伏流水が公文名や七日市地区で湧き出しているものといわれています。
 江戸時代には「御水道(おすいどう)」と称されて、田辺城内に引き込まれ、田辺藩の生活用水として利用されていました。湧水池周辺には今でものどかな田園風景が残されており、地元自治会により毎年定期的に「御水道掃除」といわれる清掃保全活動が行われています。
 また、JR西舞鶴駅前にある新世界商店街、マナイ商店街においては水汲み場が設けられ地元住民の生活に溶け込んでいます。

 【所在地】 舞鶴市字公文名・七日市

*https://www.city.maizuru.kyoto.jp/kurashi/0000001275.html より

 水質・水量
 1日の湧水量:11,500トン
 由来・歴史
 奈良時代の丹後風土記には「その味甘露の如し、万病を癒す力がある」と記されている。また江戸時代には田辺城の城内へ引き入れ利用し、湧水を使用した都市上水道として日本で最古とされている。

 水質保全活動
 地元自治会で行われる「御水道掃除」は、江戸時代より代々続いており、湧水池及びその水路の水辺の雑草を掃除する活動が行われている。

 周辺の自然環境-田辺城主細川幽斎が日本最古の上水道の水源として用いたと伝えられる清水。「御水道(おすいどう)掃除」など、今なお住民による保全の取り組みが行われており、開水路にもかかわらず美しい水辺環境が維持されている。
 利用状況-生活用水や農業用水に利用されている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=64 より

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<日本の名水百選> 京都 大杉の清水

2025-03-04 07:27:46 | 名水百選

 「大杉の清水」

 景観が素晴らしい名水部門 (部門獲得数 41,055票)

 第2位 大杉の清水(京都府舞鶴市) (3,928票)

 名水の特徴
 年間を通じ11度を維持し、江戸時代の地方誌「丹哥府誌」には「その水をなめると清く、かつ甘く銀水のごとく」と紹介される良好な水質の名水。 水が湧き出る大杉神社には、樹齢800年を超える大杉があり、その昔、大蛇が下りてきてこの清水を飲むと不思議な力が出て、三本の杉を巻き締め一本の大杉にしたと伝えられています。

 名水の場所
 舞鶴市の東端・霊峰青葉山の山間に開けた杉山集落にある大杉神社の祠付近から湧く。集落内に水源までの案内看板が設置されている他、杉山集会所前には水汲み場が設けられています。

 PRポイント
 大杉の清水を引水した棚田が数多く存在し、また、海が農地より高い所にあるように見える「逆さ海」と言われる風景が眺望できます。

 問い合わせ
 名水「大杉の清水」について
 舞鶴市市民環境部環境対策室生活環境課

*https://www.env.go.jp/water/meisui/H27senkyo/view/view_2.html より

 水質・水量
 1日の湧水量:2,000トン
 由来・歴史
 本湧水の湧く大杉神社には、樹齢800年を超える大杉があり、その昔、大蛇が下りてきてこの清水を飲むと不思議な力が出て、三本の杉を巻き締め一本の大杉にしたと伝えられている。
 水質保全活動
 住民総出で湧水地の草刈り、貯水槽等の掃除を行ってきたが、平成17年以降はNPO法人名水の里杉山が主体となって、毎年、草刈り、用水路・わさび園の整備や掃除等を実施、名水を育む自然環境のPRとしての交流イベントの開催(グリーンツーリズムin杉山、杉山市民農園収穫祭等)や名水にこだわった地酒づくり等のむらづくり活動を行っている。

 周辺の自然環境-古来より杉山集落でのかんがい用水などに利用されてきた本湧水は、日量約2,000トン湧出している。また、わさび田や酒づくりにも愛用され、この湧水抜きには集落が成立しないほど、生活に溶け込んでいる。
 利用状況-地元集落の全戸に導水管により引水し、生活用水として利用されている。また、一部は水田へのかんがい用水として利用されている。
 集落では、この伝説にあやかり、毎年夏に本湧水に感謝する大杉祭が行われてきており、現在では納涼祭として受け継がれ市民との交流を行っている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=63 より

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<日本の名水百選> 滋賀 山比古湧水

2025-03-03 08:08:42 | 名水百選

 「山比古湧水」

 平成の名水百選「山比古湧水」 更新日:2023年03月13日
 令和4年10月11日に実施した水道法水質検査基準にかかる検査で大腸菌が検出されておりましたが、再検査の結果、令和5年3月13日に水道法水質検査基準(大腸菌未検出のため)に適しているとの報告書が確認できましたので「山比古湧水」の使用禁止を解除させていただきます。

 ※なお、山比古湧水を飲料等に使用する場合は、引き続き十分な煮沸を行ってください。
 鈴鹿山系の山裾、宇曽川の源流にほど近く、湖東流紋岩帯(秦荘石英斑岩)を通って出てくる湧水。山比古地蔵尊にあやかって名づけられ、お伊勢参りの旅人や、山仕事に携わる地元の人々により親しまれ今に語り継がれてきた名水です。県外より湧水を給水に、たくさんの方が訪れます。

*https://www.town.aisho.shiga.jp/kankou/shizen/shizen/3726.html より

 由来・歴史
 昔よりお伊勢参りの旅人や山仕事に携わる地元の人々によって、ひっそりと護られ、そして親しまれ悠久の時を経て今に語り継がれてきた名水であり、この地方に伝わる昔話として、信心深い若者と山姥の伝説が伝えられている。
 水質保全活動
 山腹緑化のため植林された木々の保全管理や植樹、整備された宇曽川渓谷一帯の定期的な清掃活動や自然観察会の開催、ウォーキングの開催など、山比古湧水が憩いの拠点となるような活動を組合員をはじめ地域住民が一体となって取り組んでいる。

 周辺の自然環境-鈴鹿山系の山裾、宇曽川の源流にほど近く、湖東流紋岩帯を通って地表に吹き出している。地元の山比古地蔵尊にあやかり「山比古湧水」と命名され、お伊勢参りの旅人や山仕事に携わる人々に親しまれ、語り継がれてきた。
 利用状況-宇曽川の源流に合流し、下流に広がる肥沃な田園の景観を維持し、下流域では、清酒、醤油、漬物、清涼飲料水に一部利用されている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=62 より

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<日本の名水百選> 滋賀 居醒の清水

2025-03-02 07:09:59 | 名水百選

 「居醒の清水」

 醒井の加茂神社に湧き出る名水です。古くは、「古事記」や「日本書紀」 にも登場し、日本武尊が熱病に倒れた時、体毒を洗い流した霊水とも伝えられます。
 神社の境内脇の石垣の下から湧き出て、旧中山道のほとりを川となって流れるこの水は、近在の西行水、十王水とともに、醒井の人々にとって欠かせない生活の水であり、この宿場を訪れた旅人の疲れを癒したオアシスの水でもあります。
 また、平成20年6月には、「平成の名水百選」(環境省)に選ばれています。

*https://kitabiwako.jp/spot/spot_370 より

 「居醒の清水-いさめのしみず」

 水質・水量
 水温が年間を通じて12.3~15.0度。1日の湧水量:約1・5万トン
 由来・歴史
 「古事記」、「日本書紀」にも記載されている日本武尊が伊吹山の荒ぶる神の毒気にあたったとき、その高熱を源流の水で癒したという「居醒清水(いさめのしみず)」、「居醒の泉」と記載されている。
 水質保全活動
 地域住民により河川掃除を実施されている。
 古来より歴史ある地蔵川は『みんなの川』という意識が強く、川を汚さない、水を汚さないという気持ちや心構えから、現在においても清流が維持されている。

 周辺の自然環境-日本書紀や古事記に日本武尊が傷を癒すために用いたと記される湧水。また、居醒の清水を源流とする地蔵川には希少な魚ハリヨが生息。湧水に揺れる梅花藻を見に多くの観光客が訪れる。
 利用状況-水道が完備される昭和37年以前は、各家に設けられた井戸水とともに飲料水として利用されてきた。
 また、夏場には野菜洗いや自然の冷蔵庫として、お茶、スイカ等を冷やすのに利用されている。
 また地蔵川の水を引き込み、鱒の養殖が行われている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=61 より

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<日本の名水百選> 滋賀 針江の生水

2025-03-01 06:45:27 | 名水百選

 「針江の生水」

 丹波高地と比良山地を水源とする安曇川水系の伏流水である当地域の湧水は、針江の生水/針江生水(はりえのしょうず)と呼ばれる。200年もの歳月を経て24m前後の地下から湧き出すものであり、1日の湧水量は約3,500トン(タンクローリー約250台分相当)。年間を通して13℃前後の水温が保たれ、夏は冷たく、冬は暖かく感じられる。ミネラルの少ない軟水で、辛口端麗の日本酒を仕込むのに向いているという。2000年以上の昔から地域に特徴的な水辺環境の下支えとなっている名水であり、2008年(平成20年)には環境省選定の「平成の名水百選」に選ばれている。

 現代では、針江の生水を擁する地域一体は、針江生水の郷(はりえしょうずのさと)と呼ばれている。

*Wikipedia より

 水質・水量
 1日の湧水量:3,500トン
 水質保全活動
 実行委員会の目的は、来訪者を案内することも目的ですが、来訪者の目をとおして、生水とカバタのシステムのすばらしさを地域の方に再確認していただき、未来に引継いでいくことを目的としています。

 周辺の自然環境-針江地区を流れる安曇川の伏流水が湧出しているものであり、川端(カバタ)とよばれる仕組みを用いて暮らしに利用され、この地域独特の川と生活が密着した美しい風景を作り出している。
 利用状況-川端(かばた)と呼ばれる方法で水利用を行っている。まず、各家庭の元池(もといけ)から湧き出した生水が壺池(つぼいけ)に入り、その水は料理、野菜洗い、洗顔に使われた後、端池(はたいけ)に流れこみ、そこではたくさんの鯉を飼い、鯉が料理の残飯などを食べて水が浄化された後は家の前の小川に入り、やがて琵琶湖に流れて行くという仕組みである。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=60 より

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<日本の名水百選> 滋賀 堂来清水

2025-02-28 06:56:42 | 名水百選

 「堂来清水」

 「白龍神社」と平成の名水百選「堂来清水」~長浜市高山町~ 2021-05-04 20:05:05
 滋賀県は周囲を山脈で囲まれた県となっており、西には比良山地、東には鈴鹿山脈、北は伊吹山地などが琵琶湖と平野を取り囲んでいます。
 伊吹山地には伊吹山は元より、横山岳や小谷山や金糞岳など数々の山があり、なかでも金糞岳は標高1317mと伊吹山よりわずかに60mだけ低い、県下2番目の山となります。

 金糞岳は草野川を遡っていき、最奥地になる高山キャンプ場が登山口および林道の入口になりますが、キャンプ場のすぐ手前には平成の名水百選に選ばれている「堂来清水」という湧き水があります。
滋賀県内で名水百選に選ばれているのは、高島市の「針江の生水」、米原市の「 居醒の清水」、愛荘町の「山比古湧水」を含めた4つとなります。

 「堂来清水」のすぐそばには、2つの「白龍神社」が祀られており、ひとつは鳥居のある「白竜神社」、もう一方は湧き水のすぐ横に祠のある「白龍神社」となる。
 位置的には草野川に沿って連なる集落のもっとも外れとなる金糞岳の麓に位置しています。
 金糞岳の頂上は、滋賀県と岐阜県揖斐郡揖斐川町の境界ですから、人が生活している場所としては、この方角では最奥にある神社です。

 「白龍神社」は、「高龗大神」を御祭神として祀っており、この神は京都の「貴船神社」や滋賀なら多賀町の「大瀧神社」の御祭神とされており、いづれも水の神として祀られている。
 神話での「高龗大神」は、伊邪那岐神が迦具土神を斬り殺した際、剣の柄に溜った血から生まれたとされており、「高」は山の上を、「龗」は龍の意を示し、「龍」は水や雨を司る神とされています。

 神社は山の縁にあり、その反対側には草野川が流れる。
 午前中は山の蔭となり、少し怖い感じがするのは前日の雨で増水した草野川の水音が激しいさもあったのでしょう。

 「堂来清水」にまつわる伝承では“今から1100年以上前、旱魃で農民が餓死寸前に追い込まれたとき、野瀬集落の草庵の槻之坊という住職が農民とともに雨乞いをしたという。”
 “槻之坊と村人が奥の池に住む白龍という竜神に雨乞いをした結果、麓の堂来に清水(湧水)が出るようになった。”と伝えられているそうです。
 奥の池とは「夜叉ヶ妹池」と呼ばれていて、福井県と岐阜県の県境にある「夜叉ヶ池」を姉とする金糞岳山中にある夜叉ヶ池の妹にあたる池だといいます。

 金糞岳を岐阜県側に越える鳥越林道を使えば「夜叉ヶ池」方面に行くことは出来ますが、はてさて「夜叉ヶ妹池」とはどこにあるのか...。
 調べると、鳥越林道の途中の登山道から、金糞岳の南尾根にある「カナ山(標高985.8m)のピークの近くにある池ということで、そこがこの清水の源泉となるようです。
 旱魃に苦しむ農民が僧の雨乞いを頼りに白龍の棲む池で雨乞いをし、湧き出た水を山麓に神社として祀って利用してきたということになります。

 湧き水がある場所にはそれぞれ独特の雰囲気がありますが、この堂来清水では特に聖域の湧き水のような印象を受ける。
 五穀豊穣を願う「オコナイ」神事では、堂来清水を洗米水として活かされているといいます。

 さて、この奥にある高山キャンプ場から鳥越林道へ入る道がありますが、通行止めかと思っていたら何と開通しており、久しぶりに林道を進んでみます。
 標高1040mとされる鳥越峠まで行って景色を眺めましたが、やはりここは絶景ポイントですね。
 この時節でも道路脇や崖下には雪が残り、常緑樹以外の新緑の若葉はまだ少ない。

 林道の途中で小さな蛾に出会いました。
 草の蔭にすぐ隠れてしまいますが、草を払ってもあまり飛ばないやつでユウマダラエダシャクというらしい。

 3羽くらいで飛び回っていたのはウスバシロチョウ。
 こう見えてもアゲハチョウの仲間で、アゲハチョウ科の蝶は蛹で越冬するのに対して、ウスバシロチョウは卵で越冬するといい、春だけに現れる蝶の一種になります。

 草野川沿いの道を戻ってくると、川の上に鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。
 5月5日の「子供の日」らしい風景ですね。

*https://blog.goo.ne.jp/hearts-ease_2005/e/70c9e00a2324cd0ab811191f21670eb9 より

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<日本の名水百選> 三重 赤目四十八滝

2025-02-27 05:51:28 | 名水百選

 「赤目四十八滝」

 赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)は、三重県名張市赤目町を流れる宇陀川支流の滝川渓谷の約4㎞にわたって点在する一連の階段状の滝の総称である。日本に数多く存在する多くの滝を総称した四十八滝の一つ。また、谷は赤目四十八滝渓谷(あかめしじゅうはちたき けいこく)と称される。

 流紋岩質の溶結凝灰岩からなる室生火山岩は、冷却されたときに垂直な節理(柱状節理など)を発達させ、河床に多くの段差を生じさせている。滝の落差は大きくないが滝つぼが比較的大きい特徴がある。

 1970年(昭和45年)に室生赤目青山国定公園の一部に指定されており、許可を得ずに植物等を採取するのは禁じられている。

 1950年に毎日新聞が選定した新日本観光地百選で瀑布部門1位となっている。そのほか、赤目四十八滝の自然環境への評価は数多い。

 「赤目四十八滝」名義で、森・滝・遊歩道・水がそれぞれ、森林浴の森100選(1986年選定)、日本の滝百選(1990年)、遊歩百選(2002年)、平成の名水百選(2008年)に選出されており、重ねて遊歩道は、美しい日本の歩きたくなるみち500選(2004年)に「赤目四十八滝へのみち」の名で選出されている。

*Wikipedia より

 由来・歴史
 役行者(えんのぎょうじゃ)が滝で修法中、不動明王が赤目の牛に乗って顕れ、その霊示によって滝の近くに延寿院を開基したという行者伝説があり、四十八滝最初の滝は行者の滝といい、役行者の行跡地の一つとされていたからという。その他、不動滝、大日滝など仏の信仰にかかわる名の滝がある。
 水質保全活動
 日常的な取り組みとして、落石や倒木等、危険箇所の点検と改善を行ったり、環境パトロールを行ったりしている。渓谷内の保水力を上げるべく森林の活性化を図り、渓谷内の保全と広葉樹の植栽など、赤目観光協会の事業として推進している。また、滝入り口にある日本オオサンショウウオセンターの管理運営を行っている。

 周辺の自然環境-赤目四十八滝は、室生赤目青山国定公園内にあり、簡易水道の水源として利用されている。また、オオサンショウウオや様々な山野草や陰下植物が生息し、整備された遊歩道などによって、景観とともに楽しむことができる。
 利用状況-簡易水道の水源として利用。滝の入り口には、「じゃんじゃの水」という湧き水が出ている。その昔、伊賀流忍者百地三太夫などが修行のとき、身を清め心を鎮めたとされているもので、豊富な湧水(じゃんじゃん出ている)と行者が持つ錫杖の音に似ていることところから呼ばれているもの。その湧き水はとても冷たく、冷やし水として使用されている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=58 より

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<日本の名水百選> 愛知 八曽滝

2025-02-26 07:53:10 | 名水百選

 「八曽滝」

 愛知県犬山市。犬山・八曽自然休養林内にある八曽滝(はっそたき)。
 五条川の支流にかかり、地形図には「山伏の滝」とも書かれている。

*http://gdn2425.jp/taki/aichi/aichi17/ より

 由来・歴史
 八曽滝は修験者の道場であった所で、別名「山伏の滝」と称する。滝から山道を約15分登ったところにある黒平山秋葉寺は、明治初期にはその霊験の高さから信仰を集め、八曽滝は秋葉寺の修行場でもあった。冬でも水は涸れることはなく、五条川となって入鹿池に流れ込んでいる。
 水質保全活動
 周辺の整備、清掃、草刈り作業、または上流の自然休養林や八曽湿地において、「遊々(ゆうゆう)の森」制度を活用した「みんなの森」を設定している。
 また周辺では、間伐・除伐や遊歩道の整備、自然観察会を開催し、また他のグループも湿地の湧水量測定やシデコブシの日照改善活動などを実施している。

 周辺の自然環境-八曽滝がある東部丘陵地には、今も緑豊かな里山が広がっている。名古屋からわずか30kmの位置にありながら、シデコブシなどの希少種が存在する湿地を有し、その景観や水質は特に優れている。
 利用状況-八曽滝周辺は「憩いの森」の名称で自然休養林として親しまれ、多くの利用者がある。
 また、休養林から流れ出た水は、五条川を経て入鹿池となるが、江戸時代初期から現代に至るまで、地域農業の発展に貢献し、現在では、わが国屈指の農業用ため池として、下流の水田に給水されている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=57 より

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<日本の名水百選> 愛知 鳥川ホタルの里湧水群

2025-02-25 05:49:17 | 名水百選

 「鳥川ホタルの里湧水群」

 鳥川(とっかわ)ホタルの里湧水群 最終更新日令和5年9月11日

 環境省では、平成20年7月に環境問題が主要議題の一つとして開催された「北海道洞爺湖サミット」にちなみ、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、現在の「名水百選」に加え、新たな名水として「平成の名水百選」を選定し、岡崎市からは初めて「鳥川(とっかわ)ホタルの里湧水群」が選定されました。

 選定にあたって環境省は、地域住民等による主体的かつ持続的な水環境の保全活動を重視しており、旧鳥川小学校(平成22年3月末に閉校)の児童や、地元の鳥川ホタル保存会の活動が認められての認定となりました。

 1 湧水群の名称
 鳥川ホタルの里湧水群(岡崎市鳥川町)

 2 湧水群の概要
 鳥川地区は、小高い山々に囲まれた山間の集落であり、山にしみ込んだ水が地区内各所で湧き出しており、湧水群の一つ「延命水」は、市内外から水を取りに来る人が多くみえます。

 また、鳥川は天然の「ゲンジホタル」の生息地域としても知られており、地元では「鳥川ホタル保存会」によるホタルの保護活動が盛んに行われています 。

*https://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1108/1155/p002879.html より

 水質・水量
 1日の湧水量:23.6トン
 由来・歴史
 鳥川地区は、明治8年(1875年)に現在の鳥川小学校ができ、地区内には鳥川城址や代官屋敷跡、慈徳院、白髭八柱神社等があり、これらの歴史とともに湧水群も生活用水として大切に守られてきた。
 水質保全活動
 鳥川ホタル保存会は、川の草刈りや清掃活動、山の間伐、集会所周辺の草取り、剪定などの活動を行っている。また、平成22年3月に廃校になった鳥川小学校を岡崎市ホタル学校としてリニューアルし、ここではホタルについて楽しく学べるほか鳥川地区の豊かな自然を守る活動を支援している。

 周辺の自然環境-その恵まれた自然環境に加え、住民による保全活動が実を結び、毎年夏には天然のゲンジボタルを多数目にすることができる。湧水群に関しても、清掃や周辺環境の整備への取り組みが盛んである。
 利用状況-本地区の生活用水は、周囲の森林から湧き出る清水を水源とする鳥川簡易水道(鳥川浄水場)によって現在も賄われている。
 湧水群の一つ「産湯の滝」はその名のとおり、戦前まで産湯に使われ、現在は地域住民によって清掃等が定期的に行われている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=56 より

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<日本の名水百選> 静岡 湧玉池

2025-02-24 06:36:00 | 名水百選

 「湧玉池」

 湧玉池(わくたまいけ)は静岡県富士宮市にある湧泉である。富士山本宮浅間大社の境内に位置し、国の特別天然記念物に指定されている。平成の名水百選の1つでもある。

 概要

 昭和19年(1944年)11月に国の天然記念物に指定され、昭和27年(1952年)には特別天然記念物に指定された。湧玉池の水源は富士山の伏流水であり、年間を通してほとんど増減なく毎日約30万t湧き出ており、水温は1年を通して13℃前後で安定している。一級河川神田川は、湧玉池を水源としている。

 池の水源がある境内北の丘陵地に末社である水屋神社が位置し、近辺には水汲み場が存在している。また池周辺には他に末社として厳島神社や稲荷神社が位置する。

*Wikipedia より

 「湧玉池・神田川(わくたまいけ・かんだがわ)」

 由来・歴史
 境内より水が湧き出る浅間大社は、火難消除などの守護神である木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめの)命(みこと)を主祭神としている。富士山の噴火を鎮めるため、当初は現在地から約6km北側の山宮に祭られた。
 昔、霊峰富士に登ろうとする者は、湧玉池で身を清め、精進潔斎することが第一条件とされていた。
 水質保全活動
 漁業権を持つ組合が、現在年4回神田川に入ってゴミの除去等の清掃を行っている。
 浅間大社青年会は、湧玉池内に生育するバイカモの保全を目的に、コカナダモ等の除去及びごみ拾いを毎年6月に実施している。

 周辺の自然環境-富士山を源流とし、国の特別天然記念物に指定されている。その昔、平安朝の歌人平兼盛が「つかふべきかずにをとらん浅間なる御手洗川のそこにわく玉」と詠ったとの言い伝えがあり、環境は常に良好に保たれている。
 利用状況-富士山の山開き神事前の伝統的な行事である禊が湧玉池で行われたり、神田川周辺では8月に「御神(ごじん)火(か)まつり」が行われる。神田川は、地域の特産品のニジマスを放流し、漁場となっていることもあり、3月には鱒つり大会が開催される。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=55 より

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