いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<日本の名水百選> 和歌山 野中の清水 

2024-11-21 07:42:01 | 名水百選

 「野中の清水」

 県指定文化財の名木「野中の一方杉」のある継桜王子社の真下に位置する。古来より涸れることなく水が湧出し、旅人がのどを潤した絶好の休憩所でもあった。また、付近に住む住民の飲料水や生活用水としても古くから利用されてきた。市指定天然記念物(1971年〈昭和46年〉7月26日指定)

*Wikipedia より

 野中坂巻山の中腹は水に不便なところであるが、ここだけは、どんな日照りにも絶えたことがなく水が湧き出、付近住民の飲料水や生活用水として利用されてきた。江戸時代初期には歌にも詠まれ、既に有名だったようである。

 水質・水量
 晴雨にもよるが一日50~200トンの湧水が絶えることがない。
 由来・歴史
 名所となったのはいつの頃からかは知るよしもないが、古今和歌集詠み人知らずの中に「いにしへの野中の清水ぬるけどもとの心を知る人ぞくむ」と詠まれ、江戸時代初期には既に有名だったようである。
 水質保全活動
 地元住民が清掃活動などを行っており、市も清水の保全と環境整備に力を入れている。

 周辺の自然環境-歴史の道「熊野古道」沿い、県指定文化財の名木「野中の一方杉」のある継桜王子社の真下に位置する。
 利用状況-付近住民の飲料水・生活用水等に使用。
 イベント情報-年に一度の水神祭

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=61 より

 採水地では飲用も持ち帰りもできますが、残念ながら、ミネラルウォーターとしての商品化はされていないようです。

*https://www.flair-water.jp/meisui/1914/#i-8 より

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<日本の名水百選> 奈良 洞川湧水群 

2024-11-20 07:53:21 | 名水百選

 「洞川湧水群」

 洞川湧水群(どろがわゆうすいぐん)は、奈良県吉野郡天川村洞川に点在する鍾乳洞の地下水および湧水である。吉野熊野国立公園の指定区域内にある。

 古来より住民から信仰の対象や「守り神」として大切に保全されている湧水地として「神泉洞」「ごろごろ水」「泉の森」があり、それらは1985年(昭和60年)7月22日に洞川湧水群として環境省より名水百選に選定された。

*Wikipedia より

 本湧水群は熊野川の最上流部霊峰大峯山麓に位置し、ごろごろ水、神泉洞及び泉の森からなっている。住民は常に水に接し、水を眺めているので水に対して親近感と信仰心を抱いている。また春には名水まつりが行われている。

 水質・水量
 水質・水量は選定当時とほぼ変わらず、良好な状態を保っている。またミネラル分を豊富に含み、体質改善や健康増進にも役立っている。
 由来・歴史
 ごろごろ水:この付近はカルスト地形で有名な地区で、地中の水路を流れる水がゴロゴロと音をたてて流れる事から、“ごろごろ水”と命名されたと言われている。
 神泉洞:洞窟から流れる清冽な水は、水源も流れて行く先も定かではない。昔から神秘の流れ“神の泉”として村人からの信仰的なものとして、保全されている。
 泉の森:村の入口、鬼門に当たり、御神木の奥にある洞穴から清水が湧出しており、この水を“神の水”として保全している。
 水質保全活動
 地元洞川財産区(特別地方公共団体)の管理下にあるため、管理・保全については洞川財産区が行っている。また、古くから信仰的・守り神としても大切に保全されている。

 おすすめの時期-通年(ただしごろごろ水:採取時間9時~18時、神泉洞:採取不可能)
 周辺の自然環境-ごろごろ水:遊歩道及び駐車場の整備が行われ、多くの人が訪れています。
 泉の森:300年を超える御神木に囲まれた場所でひっそりたたずんでいる
 利用状況
 村内の利用にとどまらず、村外より採水に訪れる方は年間季節を問わず5万人に達し、多くの人々に親しまれている。
 イベント情報
 名水まつり:4月下旬。洞川地区周辺で、名水にまつわるお祭りが毎年行われ、多くの観光客が訪れる。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=60 より

 洞川湧水群の水は、現地に立ち寄れば飲用することが可能です。また、湧水の持ち帰りもできますが、容器が配布されているわけではないため、持ち帰る際にはペットボトルや水筒などの容器を用意していきましょう。
 神泉洞に湧き出ている水に関しては、個人で採水することはできません。ごろごろ水に関しても採水時間が9時から18時と定められているため、利用する際には注意が必要です。
 神泉洞で採水した水に関しては、「大峯山の天然水」として市販されています。商品化する際に加熱処理は施されていませんが、0.1ミクロンのマイクロフィルターに通されているため、不純物は取り除かれています。インターネット通販などでもこの大峯山の天然水を購入することが可能です。

*https://www.flair-water.jp/meisui/1921/#i-8 より

商品名 大峯山の天然水 1セット(12リットル×2本)
容量 24リットル (12リットル×2本)

日本水資源工業 大阪府堺市東区大美野165-3 1-308

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<日本の名水百選> 兵庫 千種川

2024-11-19 06:39:42 | 名水百選

 「千種川」

 千種川(ちくさがわ)は、兵庫県南西端部を流れる二級水系の本流。「ちぐさがわ」とも呼ばれる。清流で知られ、名水百選に選ばれている。加古川・市川・揖保川・夢前川と並び播磨五川と呼ばれる。水深が浅く流速が速いために川底の石の苔の育成が良く、兵庫県下で屈指のアユ釣り場として知られる。

*Wikipedia より

 兵庫県・岡山県・鳥取県の県境、江浪峠に源を発し、兵庫県西南部を南流しながら播磨灘に注いでいる。人工改変度が小さく、川沿いには景観を活かしたキャンプ場、オリエンテーリングコースなどの野外活動施設が整備されている。

 水質・水量
 流域には工場なども少なく、また一時危惧されていた生活排水による汚染も下水道事業の進捗により年々解消されている。
 由来・歴史
 本河川は、兵庫県、岡山県、鳥取県の県境、江浪峠に源を発し、県西南部を南流しながら播磨灘に注いでいる。流域面積は約750㎞2、流路延長は約70kmに及び、南北に細長い典型的な羽状流域を形成している。また極めて清流で人工改変度が小さく、本川や支川の上流山間部には、今なお美しい自然景観を残している。川沿いにはこれらを活かしたキャンプ場、オリエンテーリングコースなどの野外活動施設が整備されている。
 水質保全活動
 小中学生による水生生物調査、流域のライオンズクラブ、婦人会等による水質検査を行い、地域住民活動を通じて保全に努めている。

 おすすめの時期-春は山菜狩り、夏はキャンプ、秋は登山、冬はスキーと一年中お勧め。
 周辺の自然環境-氷ノ山後山那岐山国定公園及び音水ちくさ県立自然公園

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=59 より

 ミネラルウォーターとしての市販はされていません。採水地からの持ち帰りも認められていないため、千種川の名水を味わうには、源流のラドンの泉を訪れるのが唯一の方法です。

*https://www.flair-water.jp/meisui/1961/#i-8 より

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<日本の名水百選> 兵庫 布引渓流

2024-11-18 08:01:12 | 名水百選

 「布引渓流」

 布引の滝(ぬのびきのたき)は、神戸市中央区を流れる布引渓流(名水百選)にある4つの滝の総称。日本三大神滝のひとつ。日本三大名瀑にも選ばれることがある。布引滝とも表記する。名瀑として知られる古来の景勝地である。

 かつて役小角が開いた滝勝寺の修験道行場として下界とは一線を画する地であったが、現在は渓流沿いおよび布引山(森林浴の森100選)一帯から滝を経て布引ハーブ園へと至る遊歩道が整備され、鉄道駅からも気軽に立ち寄ることができるようになっている。

*Wikipedia より

 六甲山に源を発し、神戸市の中央部を流れる生田川の一部であり、古来より和歌等に多く詠まれた布引の滝及び渓流を堰き止めて設けられた布引貯水池等の水質源が存在する。なお、直接湧き水を汲む場所はない。

 水質・水量
 布引貯水池付近の水質は清流を保っており、豊富な水生生物がみられる。また、一日あたり数千~数万トンの河川流量を有している。
 なお、直接湧き水を汲む場所はない。
 由来・歴史
 六甲山に源を発する布引渓流は、神戸市の中央部を流れる生田川の一部であり、布引の滝、布引貯水池等の水資源が存在する。雄滝、夫婦滝、鼓滝、雌滝という美しい滝からなる布引の滝は、三大神滝と呼ばれ、古来より和歌等に多く詠まれ、竜宮城、龍神にまつわる神秘的な言い伝えも残されている。また、平安の昔から景勝地として多くの人が訪れている様子が書物にも描かれている。布引貯水池は生田川の上流(布引渓流)を堰き止めて設けられた水道水源で、明治33年に誕生。なお、渓流の水は「腐らないおいしい水」と船乗りの間で評判となったコウベウォーターとしても有名。
 水質保全活動
 子ども会、婦人会などから構成される「布引・市ヶ原を美しくする会」は、昭和54年の結成以来、布引・市ヶ原の自然を守り育てるとともに、自然とのふれあいのなかで青少年の健全育成を図ることを目的に活動を行っており、布引渓流の自然を市民の手で自主的に保全している。なお、布引渓流を含む生田川渓流は神戸市が「市民の水辺」に指定しているところでもある。

 おすすめの時期-通年
 周辺の自然環境-日本三大神滝として有名な布引の滝(雄滝、夫婦滝、鼓滝、雌滝)の美しさ等、市街地に近い貴重な渓流で、周辺は自然に恵まれている。
 利用状況-布引貯水池(貯水量約42万m3)の水は、神戸市の貴重な自己水源として利用されている。また、布引の滝から市ヶ原周辺は、市民のリクリエーションの場として多くの人々に親しまれている。
 イベント情報-市ヶ原周辺は環境教育・学習の場として活用されている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=58 より

神戸市水道局では、歴史ある神戸水道のPRのため、ボトルドウォーター「神戸の水だより~千苅~」を配布・販売しています。本製品は、神戸市の貴重な自己水源の一つである千苅ダムの水を浄水処理し、ボトリングしたものです。

名  称:神戸の水だより~千苅~(350mlペットボトル)
販売場所:神戸市総合インフォメーションセンター 等

神戸市水道局 経営企画課

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<日本の名水百選> 兵庫 宮水

2024-11-17 07:22:19 | 名水百選

 「宮水」

 宮水(みやみず)とは、今の兵庫県西宮市の西宮神社の南東側一帯から湧出する、日本酒つくりに適していると江戸時代後期から知られている水。灘五郷の酒造に欠かせない名水として知られる。 硬度が高く、リン含有量が多く、鉄分が少ない特徴がある。宮水を守るため、水質保全活動が以前からなされている。

 由来
 天保8年(1837年)、一説には天保11年(1840年)、櫻正宗の六代目蔵元であった山邑太左衛門(やまむらたざえもん)が摂津国西宮(現兵庫県西宮市)で発見したとされる。山邑太左衛門は西宮と魚崎(現神戸市東灘区)で造り酒屋を営んでいたが、双方で造る酒は、他の工程をすべて同じにしても味が異なった。西宮で造る酒の良質な味の原因について、彼は『同地にある梅ノ木蔵の「梅ノ木井戸」の水にある』と結論した。これを以て「宮水の発見」としている。

 当初、「西宮の水」と言っていたが、やがて略されて「宮水」と呼ばれるようになった。

 以後、灘の酒蔵は競ってこの地の水を使うようになったが、井戸を掘っても同じ水脈に当たらない酒蔵もあった。そのため、造り酒屋でなくても井戸を掘れば同じ味の水が出る地域の農民らが、井戸を掘り、そういう酒蔵に宮水を売るようにもなった。西宮に特有のこの商売をさして「水屋」といった。

 成分
 梅ノ木井戸の近くを流れる夙川の伏流水と、六甲山の花崗岩を通り抜けてきた水に、塩分を含んだ海水が微妙にまじりあって湧いた水と考えられる。水質は、ドイツ硬度で8°dH前後の中硬水で、軟水の多い近畿地方では珍しい(日本国内では関東地方の水に近い硬度である)。

 宮水に多く含まれるミネラル成分(カルシウム・カリウム)およびリンは、麹や酵母の栄養分となり酵素の作用を促進する。また酒造りの水には少量の塩分の含有が好まれるが、宮水は塩分も多い。

 逆に酒造りに害となる鉄分は、宮水では0.001ppmと少ない(鉄分は酒の色や味の仕上がりを損なう。一般的に日本の水の鉄分含有量はだいたい0.02ppm程度)。

 このように宮水が酒造りには理想的な有効成分を含むことは多くの点から説明できるが、現代の科学を以てしてもなおも、なぜ宮水がそれほどまでに酒造に好適であったのか解明されていない部分も残っている。

 歴史
 幕末以後、宮水は昭和時代初期までに「播州米に宮水、丹波杜氏に六甲颪(ろっこうおろし)、男酒の灘の生一本」の名声を得る上で欠かせない原料となった。

 しかし、昭和中期以降に高度経済成長の時代を迎え、西宮も阪神工業地帯の真っ只中にあることから宮水の汚染が危惧された。この時期の何回かの調査で水質の汚濁があったことも判明し、酒郷組合等は宮水保全のための努力を継続して行ってきた。組合加盟蔵の中には大メーカーも含まれており、行政や企業に対しても同等の発言力を有していることから、行政や企業もそれなりの対応を迫られたと思われる。例えば、阪神高速3号神戸線の橋脚は宮水地帯付近では間隔が極めて広く取られたほか、阪神西宮駅高架化の際にも影響がないかを確認するために少しずつ工事を進めては水質に影響が出ていないか確認を繰り返したため、着工から完成まで20年以上も要する[3]など、宮水の保全と産業発展の両立が図られている。その結果、阪神工業地帯の真ん中に位置するにもかかわらず、奇跡的な保全状態が保たれ、環境省の名水百選にも選ばれた。

*Wikipedia より

 江戸時代末、西宮のえびす神社近くの井戸水が、酒造用水として優秀なことが確認された。この水は当初、「西宮の水」と呼ばれていたが、略されて宮水となった。宮水発祥の地とされている場所には、記念碑が建てられている。

 水質・水量
 硬度が高くて燐の含有量が多く、鉄分を含まない酒造用に適した水質。
 由来・歴史
 西宮市から神戸市東部にわたる灘地方は清酒の生産地として全国的に有名である。従来、清酒は夏を越すと火落ちといって、味が悪くなるのが一般的であったのに、灘地方で生産されたものは秋晴れといって、味が一段と芳醇になる。天保11年(1840年)、現在の神戸市で酒造業を営む山邑氏は、気候、風土に変わりがない同じ灘地方において、西宮の酒だけが秋晴れすることに着目して西宮の水を汲んで帰り、試みにこれで仕込んだところ美酒を造ることができた。それ以来、これを聞き伝えた各地の酒造家が競って宮水を使うようになったと言われている。
 水質保全活動
 水量確保、水質保全のため、周辺等の環境を守る活動が実施されている。

 おすすめの時期-季節を問わない。
 周辺の自然環境-酒造会社、民家が混在する市街地。西宮市南部の久保町には「宮水発祥の地」の石碑がある。
 利用状況-西宮市南部の久保町、鞍掛町、石在町及び東町にわたる約500m四方の地域にある浅井戸から汲み上げられている。酒造会社が浅井戸から汲み上げて酒造用水に使用、一般利用はできない。
 イベント情報-毎年秋に、その年に良いお酒が出来ることを願って「宮水まつり」が行われる。「宮水まつり」では、宮水発祥の井戸から宮水を汲み、関係者が西宮神社までパレードして神社に奉納する。また、「宮水コーナー」も設けられ、宮水と酒文化の紹介も行う。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=57 より

 酒造にのみ利用されており、一般への水の販売は行われていません。

*https://www.flair-water.jp/meisui/2171/#i-8 より

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<日本の名水百選> 大阪 離宮の水

2024-11-16 07:57:34 | 名水百選

 「離宮の水」

 水無瀬神宮(みなせじんぐう)は、大阪府三島郡島本町にある神社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。旧称は水無瀬宮。境内には環境庁認定「名水百選」に選ばれた「離宮の水」がある。

*Wikipedia より

 後鳥羽上皇によって造営された水無瀬離宮址にあるため、「離宮の水」と呼ばれている。神饌に用いられる神聖な井戸水であったが、茶道の歴史が始まるとともに茶の湯としても利用され、現在も書道や茶道等に利用されている。

 水質・水量
 良好・豊富。
 由来・歴史
 水無瀬神宮は、後鳥羽・土御門・順徳の三上皇を祭る神社である。後鳥羽上皇に仕えていた水無瀬信成・親成親子が、後鳥羽上皇御造営の水無瀬離宮跡地に御影堂を建立し菩堤を弔ったのがはじまりとされている。これにちなんで「離宮の水」と名付けられた。「離宮の水」は、御影堂建立時に、神饌として用いられた神聖な水であったが、茶道の歴史が始まるとともに、茶の湯としても利用されるようになった。境内には、江戸時代初期の様式で造られ、国の重要文化財の指定を受けた「灯心亭」がある。
 水質保全活動
 「離宮の水」を後世に継承するとともに、恵まれた水を多くの人々が享受し、誰からも愛される名水として保存することを目的とし、地域住民・企業・行政が一体となり、平成4年に「離宮の水保存会」が発足した。保存会では、定期的に水質の検査、水量のチェック及び離宮の水周辺の清掃活動を行い維持管理に努めている。

 おすすめの時期-通年
 周辺の自然環境-水無瀬神宮内にあり、自然豊かである。
 利用状況-水汲み場が設けられており、連日多くの水汲みの参拝者で賑わっている。(午前6時~午後5時)
 イベント情報-成人の日に、水無瀬神宮にて大茶盛(大きな茶道具をつかったお茶会)が行われ、毎年多くの人で賑わっている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=56 より

 離宮の水は採水地に向かえば現地で飲用することが可能です。また、ペットボトルなどを持っていけば水を持ち帰ることもできます。ただし、資源保全のために持ち帰りはひとりペットボトル3本までと制限されています。

 離宮の水の採水地には水汲み場が設置されており、毎日多くの参拝客がこの水を求めて訪れますが、水汲み場の利用は朝6時から17時までに限定されています。お出かけの際には時間をしっかりとチェックしておきましょう。

 また、離宮の水はウォーターサーバー用の水としても使用されています。特定のウォーターサーバーをレンタルすることによって、離宮の水を定期的に購入することができます。

 インターネット通販では、離宮の水が単体で販売されているケースはあまり見られません。ただし、離宮の水は市販されているお酒の仕込み水などとしても使用されているため、興味を持った方はそのような商品にも着目してみてはいかがでしょうか。

*https://www.flair-water.jp/meisui/2177/#i-8 より

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<日本の名水百選> 京都 磯清水

2024-11-15 08:18:17 | 名水百選

 「磯清水」

 磯清水 - 砂嘴にある井戸。両側が海であるにもかかわらず、口に含んでも塩味を感じない不思議な名水として古くから珍重されている。和泉式部が「橋立の松の下なる磯清水都なりせば君も汲ままし」と詠ったと伝えられている。環境省選定の名水百選に選ばれている。2013年時点では、天橋立神社の手水として用いられている。湧き水であるので飲まないように注意する立て札が出ている。

*Wikipedia より

 四面海水の中にありながら、少しも塩味を含まない清浄な淡水が湧出しているところから、古来より不思議な名水とされている。その昔、和泉式部が「橋立の松の下なる磯清水都なりせば君も汲ままし」と詠ったと伝えられている。

 水質・水量
 水質・水量については、選定当時と変わらず良好な状態を保っている。
 由来・歴史
 四面海水の中にありながら、少しも塩味を含まない清浄な淡水が湧出しているところから、古来より不思議な名水として喧伝されている。その昔、和泉式部が「橋立の松の下なる磯清水都なりせば君も汲ままし」と詠ったと伝えられている。
 水質保全活動
 天橋立を守る会、地元住民及びその他各種団体が周辺を定期的に清掃を行なっている。

 おすすめの時期-通年
 周辺の自然環境-特別名勝 日本三景 眺めれば神秘の造形に感動を覚え、渡れば白砂青松の美しさに魅了される天橋立。いにしえより、この天の架け橋は訪れる人々の心をひきつけてやまない。
 利用状況
 散策される方々の休憩時の飲料水として古くから珍重されている。
 イベント情報
 天橋立炎の架け橋(7月中旬)打上げ花火を合図に、天橋立大天橋から府中側約2.6kmに用意された松明200本に火を灯し、約30分間日本三景天橋立を幻想的に映し出す。
 文殊堂出船祭(7月24日) 午後6:00より文殊堂にて出船の儀式である「文殊会」が執り行われ、その後、海上では松明に火が灯り2頭の龍と文殊菩薩の壮絶な戦いのドラマが展開され、フィナーレに花火が打上げられる。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=55 より

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<日本の名水百選> 京都 伏見の御香水

2024-11-14 07:47:57 | 名水百選

 「伏見の御香水」

 御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ、ごこうぐうじんじゃ)は、京都市伏見区御香宮門前町にある神社。旧社格は府社。通称御香宮、御幸宮。伏見区内の伏見・桃山・向島地区の産土神である。

 神功皇后を主祭神とし、夫の仲哀天皇、子の応神天皇ほか六神を祀る。神功皇后の神話における伝承から、安産の神として信仰を集める。

 もとは御諸神社といい、式内社・御諸神社の論社とする説がある。創建の由緒は不詳であるが、貞観4年(862年)に社殿を修造した記録がある。伝承によるとこの年、境内より良い香りの水が湧き出し、その水を飲むと病が治ったので、時の清和天皇から「御香宮」の名を賜ったという。この湧き出た水は「御香水」として名水百選に選定されている。ボトルを持参して取水する地元民も多い。菟芸泥赴によれば筑紫国香椎宮から勧請したという記録がある。

*Wikipedia より

 昔、瀕死の猿曳きに、猿がこの水を飲ませると忽ち元気になったという逸話もある。現在でも霊水として、病気平慰、茶道、書道用に持ち帰る人が多い。また「御香宮」の名の起源となった水で「伏見七名水」の一つとして、よく知られていた。

 水質・水量
 水量及び推移は把握していないが、毎日安定して供給されている。
 由来・歴史
 昔、諸国を回ってきた猿曳が息も絶え絶えにここへたどり着いたとき、肩に乗っていた猿がこの水を飲ませると忽ち元気になったといわれている。現在でも霊水として、病気平慰、茶道、書道用に持ち帰る人が多い。また「御香宮」の名の起源となった水で、「伏見七名水」のひとつとして有名であった。
 水質保全活動
 昭和60年に設立された「御香水保存会」により、月釜会や献茶会等が開催

 おすすめの時期-「寒の水はくさらない」という謂れから、寒い時期の水がお勧め。また、境内については新緑の季節が見ごろ。
 周辺の自然環境-御香水で知られる御香宮神社は、伏見区の東に横たわる桃山丘陵地帯から、西南にかけて流れる豊富な地下水に恵まれた地にある。神社の南にはかつて伏見桃山城の城下町として整備された大手筋が通り、その西側には店舗が建ち並ぶ伏見区の代表的な「大手筋商店街」がある。一方で、神社のすぐ東には国道24号線が走り、周辺は人々の行き来が盛んで賑わっている。そのような環境の中で、境内には森が残されている。
 利用状況-毎日数百人が、飲用、茶道、及び書道等のために水を汲みに訪れている。
 イベント情報-月釜会(月一回開催)・・・御香水保存会により開催されているお茶会。
 献茶会(年一回4月ごろ開催)・・・御香水に感謝し、顕彰するために行われる三千家家元による献茶会。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=54 より

 伏見の御香水は、一般的な販売がされていません。しかし、安定した供給量があり自由に採水ができるため、連日病気平慰を願う人がこの水を汲みに来ています。

*https://www.flair-water.jp/meisui/2432/#i-8 より

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<日本の名水百選> 滋賀 泉神社湧水

2024-11-13 07:15:47 | 名水百選

 「泉神社湧水」

 社伝によれば、天智天皇この場所を弓や馬の繰練場と定め、人々が住居を構えた際、この土地に霊泉が湧き「天泉所」と名付けた。以後「大清水」と改名された。伊吹三名水の一つでもあり、日本武尊が蝦夷との戦いで伊吹山で昏睡し、治療した「居醒の水」とか小栗助重が病の平癒を祈願された命乞いの水との由来も多い。後地名は大清水に改められた。

 境内に湧出する水は伊吹山を形成する石灰岩が浸食し小規模な鍾乳洞を形成した後、長時間滞水し自噴する地下水である。平均水温11℃、4,500t/日が湧出する。なお源泉は立ち入り禁止であるため、下流に水の採取場があり多くの人が訪れる。1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定された。

*Wikipedia より

 天智天皇がこの地を弓馬繰錬場と定め、人々が住居を構えた際、清冽な水が湧き出したと言われている。伊吹三名水の一つで、日本武尊の居醒水(いざめみず)でもあり、小栗助重が病の平癒を祈願した命乞いの水として由緒深いものである。

 水質・水量
 伊吹山麓に源を発し、石灰岩の岩間を縫い神社境内に湧き出したもので、ミネラルを含んだ清く、美しく、うまい水。平均気温11℃の冷水で、1日の流水量は約4,500トンと豊富で良好な水質である。
 由来・歴史
 この水は、天智天皇がこの地を弓馬繰練場と定められ、人々が住居を構えた際、湧き水がでて川を形成したとあり、以後「天泉所」と呼ばれ、大清水と改名された。伊吹三名水の一つ・日本武尊の居醒の水・小栗助重が病の平癒を祈願された命乞いの水として由緒深いものである。昭和60年7月に環境省より、「名水百選」に選ばれ、「泉神社湧水」として認定された。
 水質保全活動
 地元住民はこの水を神のごとく大切にしており、清掃活動はもちろんのこと、用水管理については水利組合の規約により、昔から引き継がれ、優良な水環境の保全・保持に努めている。また、地元では「泉神社湧水保存会」が発足しており、水の保全活動を積極的に行っている。

 おすすめの時期-時期に関係なく、年間を通じて湧水量が豊富
 周辺の自然環境-米原市には日本百名山のひとつである伊吹山とその南には霊仙山がそびえ、総面積の約7割を占める森林にたくわえられた水は清流姉川や天野川となって地域を流れ、母なる琵琶湖に注ぐという水と緑に包まれた自然豊かな地域です。そこには、伊吹山のお花畑、姉川の清流、三島池のマガモ、天野川のホタル、鮎、醒井のハリヨと梅花藻など、貴重な動植物の宝庫となっています。また、名水百選に指定されている泉神社湧水をはじめ古来から大切にされてきた湧水もいくつかあります。このように、豊かな自然は、人の生活にうるおいとやすらぎを与えています。
 利用状況-ミネラルを多く含み、おいしいと評判で、水をくみに遠方からも多くの人が訪れている。水が容易にくめるよう、整備も施されている。
 イベント情報-9月頃、泉神社内において名水湧湧(わくわく)祭りが2年に1回開催される。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=53 より

 泉神社湧水を販売しているお店はありません。インターネット通販サイトなどでも、取り扱いをしているところは見当たりません。そのため、現地で採水する以外の方法でこの名水を味わうことは難しいようです。

*https://www.flair-water.jp/meisui/2184/#i-8 より

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<日本の名水百選> 滋賀 十王村の水

2024-11-12 07:34:32 | 名水百選

 「十王村の水」

 十王村の水(じゅうおうむらのみず)は、滋賀県彦根市西今町にある湧水である。

 1985年(昭和60年)1月4日に「環境庁(現・環境省)」の名水百選の第1弾31か所の一つに選ばれ、同年3月に指定された。

*Wikipedia より

 県東の彦根市にあるこの湧水は湖東三名水のひとつとして古くから知られ、古来清水として住民の配慮が払われている。水源には神社をまつり、祭祀が行われており、いつからか「母乳の地蔵尊」として地域の人たちに信仰されている。

 水質・水量
 水質については、良好な状態といえる。
 由来・歴史
 「十王村の水」は湖東三名水のひとつとして古くから知られている。この水のことは「淡海録」や「淡海国木間捜」にも記録があり、「淡海国木間捜」には、西今村の記述の中に「爰ニ十王水ト云名水湧出ルナリ則海道ノ側ニテ方ニ、三間四方ニ石ヲ居ヘ深サ尺有余ニテ南ノ角ヨリ湧出ル泉ナリ大旱魃ノ砌モ此ノ水絶ルコト無シト云」とあり、その後書きには、晒布にこの水を用いたところ、上質の布になったという記述がある。また、水源池の中央には、六角形のお堂があり、お地蔵さまが祭られていて、おそらく水源池の水神が竜神として祭ったものだと考えられる。いつ頃からかは不明だが、「母乳の地蔵尊」として地域の人たちに信仰されている。
 水質保全活動
 地元住民を中心に「十王村の水保存会」(約400名)を設立し、水源地と十王川の周辺の清掃を定期的に行っている。

 周辺の自然環境-十王村の水は街中の交差点の南角に、正方形の一角を切り取った変形五角形の周囲を石の柵で囲まれた池にある。
 利用状況-地元の人を中心に利用されている。
 イベント情報-毎夏、神霊を慰め、子どもたちの健やかな成長を願って地蔵盆が行われている。

*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=52 より

 ミネラルウォーターとしての市販はされていません。この水を味わうためには、現地に言って水を汲む必要があります。

*https://www.flair-water.jp/meisui/2191/#i-8 より

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