いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

代替レザー

2021-04-19 13:29:48 | 環境問題

 アディダスは昨年来「リサイクル素材」を一部に利用した商品-スニーカーを発売してきた。

 その商品は、「高機能リサイクル素材PRIMEGREEN」を内側に採用。アッパーにはレザーと同じ外観と手触りの「日本製プレミアムPUコーティングを施したリサイクルポリエステル」を、アウトソールには「天然ラバー」や「リサイクルラバー」を使用した。その他、レースやライニング、インソールなども全て「リサイクル素材」で作られている。

*https://www.vogue.co.jp/fashion/article/2020-12-16-adidas より

 そしてこのほど「代替レザー」を使用した商品を発表。

その「代替レザー」は、キノコから作られたレザーのような素材「マイロ(Mylo)」。

カリフォルニア州エメリーヴィルに拠点を置く「ボルト・スレッズ(Bolt Threads)」が開発。

 生産プロセスとしては、温度や湿度を管理した環境で、トウモロコシの茎の上で菌糸体の細胞を培養。細胞同士が強く結びつき立体に成長したものをシート状に圧縮し、なめすとマイロが出来上がる。特徴は、本物のレザーのような見た目と触り心地、そして生産スピードの早さだ。牛などの動物を育てるためには年単位の時間が必要だが、マイロは数日で生産が可能。化学薬品を使用するポリウレタンやPVCとは異なり、植物由来の環境に優しい人工レザーと言えるだろう。

*https://www.fashionsnap.com/article/inovation-leather/ より

 

 何か大きく変わりつつあると感じられる。

まだまだ「理想」の追求は先の話かと思われたが、着々と進みつつある。

「環境負荷が少なく」「サスティナブル」な社会が一歩一歩前進しているのかも。

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プラスチック削減と紙資源

2021-04-16 09:56:17 | 環境問題

 スターバックスが紙製コップに切り替える。

使い捨てプラスチック製資材の削減をするため、代替品に「紙製」を使用。

 それも「FSC認証紙カップ」に。

 

 「FSC認証」とは、

 現在、世界中で森林の破壊や劣化が大きな問題となっています。森林が破壊されるとそこに生息する貴重な動植物が失われるだけでなく、住民の生活環境の悪化や地球温暖化などが引き起こされます。しかし、木材をはじめとする林産物は私たちの生活に不可欠なため、森林をまったく使用しないということはできません。そこで、適切な森林管理が求められています。
 FSC®(森林管理協議会)は、このような問題を背景として1993年に設立されました。この国際基準は、森林管理における環境、社会、経済的影響を考慮した10の「Principles and Criteria for Forest Management:森林管理に関する原則と基準」から成り立っています。

 FSC®森林認証の10の原則
 ●法律とFSC®の原則の遵守
 ●保有権・使用権および債務
 ●先住民の権利
 ●地域社会との関係と労働者の権利
 ●森林のもたらす便益
 ●環境への影響
 ●管理計画
 ●モニタリングと評価
 ●植林
 ●保存価値の高い森林の保存

 森林管理認証 (FSC®の森林認証制度に含まれています)
 Forest Management Certification
 FSC®森林管理の原則と基準に基づいて評価する

 CoC認証 (FSC®の森林認証制度に含まれています)
 Chain of Custody Certification
 加工流通過程で、認証された木材や木製品が他の製品と区別、識別されているかを評価する

 

 プラスチック→紙へ戻ろうとするが、以前とは違いちゃんと「環境に配慮」したものにしようとしている。

 「サスティナブル」な体制が「全て」整えばいいのだが・・・

 世界中で「同じ考え」が浸透するとともに、これからもちゃんと見張っていく必要がある。

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「紙パック」入りの水

2021-04-07 16:46:55 | 環境問題

 昨日「参院環境委員会」において、ひとつのパフォーマンスが行われた。

 会議の席上、通常置かれているのは「水差し+コップ」。または「ペットボトル飲料水-お茶など」である。

 昨日は、「紙パック入りの水」だった。

 「新型コロナウイルス感染予防のため提供方法」という大義名分もあり、かつ「脱プラ」を推進する狙いもある。

 

 この商品これから注目されるかも?

 「HAVARY'S JAPAN NATURAL WATER(ハバリーズ ジャパン ナチュラルウォーター)」

 日本初の「持ち運びできる紙パックミネラルウォーター」である。

ペットボトルが主流の中、昨年8月に発売された。

 今回採用された日本テトラパック株式会社の紙パックは、内側に専用のフィルムを使用した「特殊なアルミ付き紙パック」である。

 「アルミ付き紙パック」というと、リサイクルできないのでは?と思ってしまうのだが、ちゃんとリサイクルできるらしい。紙包材は世界の森林保全に配慮していることを証明する「FSC認証」を受けており、まさに循環型経済を支えるエコシステムが確立されてる。だからご安心くださいと。

 

 この商品を作った会社いや社長が面白い。

実家はペット ボトル入りミネラルウォーターの製造業をしているらしい。

そして年齢は1993年生まれの27or28歳。

大学卒業後、商社勤務ののち起業。海外経験がきっかけだったとか。

 実家の仕事を完全否定すると同時に「次世代」の商品開発をしたわけだ。

 

 単に商品開発・販売しているわけではなさそう。

 ちゃんと今話題の「SDG's」に適合している。

それに、1本につき1円が世界自然保護基金(WWF)に寄付される仕組みも付け加えた。

 

 商品普及度から見てみれば、「大手」がこの「紙パック」を使用すれば容易に逆転されることだろう。

 ただ「一石を投じる」ことは意味があることだろう。

 どこまで「大手」を刺激することができるか?

 

 

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カップヌードルの容器が環境対応に

2021-03-25 11:51:07 | 環境問題

 現在流れているカップヌードル「DO IT NOW! エコカップ 篇」。

 「カップヌードルの容器は紙製」と。

 以前に「ECO容器」に変更したと思っていたから、もう少し詳しく調べてみた。

 

 日清食品のHPに、

 Q:「カップヌードル」は、いつから紙容器に変えたのですか?
 A:2008年4月から紙容器に変更しました。
「カップヌードル」シリーズの容器を紙製の「ECOカップ」に変更しました。紙は「バイオマス」の一つで、燃焼時にCO2が発生しますが、木が生長する際にCO2を吸収するため、ライフサイクル全体でCO2は増加せず、地球に優しい資源です。
「ECOカップ」は、「移り香」対策の一つとして、2008年12月には従来の重層構造にPET (ポリエチレンテレフタレート) を加えた5層構造に改良しました。
ちなみに「ECOカップ」の名前の由来は、「For Ecology (地球のために)」「For Customer (みんなのために)」「For Originality (おいしさのために)」の頭文字です。

とある。

*https://www.ec-life.co.jp/blogs/plastic-20210226/ より

そして、

2019.06.11
日清食品
お知らせ
「カップヌードル」は「バイオマスECOカップ」で業界初のバイオマス度80%以上を実現 ~2019年から順次切り替え、2021年全量切り替え完了~
 日清食品株式会社 (社長:安藤 徳隆) は、「カップヌードル」ブランドの商品で使用する容器に、プラスチック使用量と焼却時のCO2排出量を削減した「バイオマスECOカップ」を採用します。切り替えは2019年12月から順次開始し、2021年度中には全量の切り替えが完了する予定です。


 日清食品は、インスタントラーメンのパイオニアとして、おいしさを支える "品質" や商品の "安全・安心"、さらには "環境" や "未来" を追い求めてきました。
 1971年に世界初のカップ麺として誕生した「カップヌードル」は、断熱性、保温性に優れた発泡スチロール (発泡ポリスチレン) 製の容器を採用しました。2008年には、石油のような限りある資源をできるだけ削減し、再生可能資源である紙を使用した「ECOカップ」に変更しました。
そして今回、CO2問題への取り組みを強化すべく、「ECOカップ」をさらに進化させた環境配慮型容器「バイオマスECOカップ」に切り替えます。この「バイオマスECOカップ」は、従来の「ECOカップ」が持つ断熱性や保香性を維持しながら、容器に使用している石化由来のプラスチックを植物由来のバイオマスプラスチックに一部置き換えることで、バイオマス度を81%に引き上げた容器です。また、従来の「ECOカップ」に比べて1カップあたりの石化由来プラスチック使用量をほぼ半減、焼却時に排出されるCO2量を約16%削減しています。
 「バイオマスECOカップ」への移行は2019年末から開始し、「カップヌードル」が発売50周年を迎える2021年度中を目途に、すべての「カップヌードル」の容器を「バイオマスECOカップ」へと切り替える予定です。「カップヌードル」は、これからも時代の変化に対応し、"地球のために。未来のために。" 常に進化し続けていきます。

と。

 つまり「ECOカップ」から「バイオマスECOカップ」へと進化させたわけね。

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