「アウターバンド」
またまた登場した「気象用語」。
台風6号-インファが、沖縄・先島諸島周辺に接近したため、大荒れの天気に。
ただ通り道ではない、少し離れた沖縄本島にも大雨をもたらしている。
「台風」のメカニズムを知るとともに、「アウターバンド」なる言葉も登場。
「アウターバンド」とは、スパイラルバンドの外側の、台風の中心から200~600km付近にある帯状の外側降雨帯をアウターバンドと呼びます。この領域では断続的に激しいにわか雨や雷雨、時には竜巻をもたらします。
「スパイラルバンド」とは、アイウォールのすぐ外側には、やや幅の広いスパイラルバンド(内側降雨帯)があり、激しい雨が連続的に降ります。
「アイウォール」とは、台風の眼の周囲はアイウォール(eyewall)とよばれる、非常に発達した積乱雲が壁のように取り巻いています。そこでは、猛烈な暴風雨となっています。