ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

7月5日、202回目の「火曜行動」です。

2016-07-05 20:12:03 | 火曜日


35度の猛暑です。でも府庁前には心ある方々が集まりました。



今日のレポーターは「ハルモニ会」の木村さんです。よろしくお願いいたします。




大村和子さんの溌剌としたアピールから「火曜行動」開始です。

-大村さん-

「今日はとても暑い日です。こんな暑い日が何度繰り返されたことでしょうか。何度も繰り返したくはありません。


 こんな暑い日の子どもたちの学校での楽しみといえばプールですが、朝鮮学校にはプールはありません。近くの公園や公立の小学校のプールを借りているのです。


 大阪府・市はヘイトスピーチ条例、国はヘイトスピーチ法を作りました。ヘイトスピーチとは悪態をつくことではなく、差別を先導することです。朝鮮学校だけが補助金からも「無償化」からも除外されているのは、ヘイトスピーチに他なりません。


 次の日曜日は選挙です。高校授業料完全無償化をうたっている政党があります。しかし、それを「全ての外国人学校に」と言っている政党は1つしかありません。在日の人々は選挙権がないことで無視されているのでしょうか。


 私たちの仲間・隣人である在日の人々の権利擁護が入っていて当然なのに。」(レポート木村)





今日も重たいマイクとスピーカーを運んでくださった長崎さん、出張中の由美子さんの分まで活躍中です。




「斎藤さーん」と呼べば振り向いてくださいます。




いつもあたたかい微笑みを忘れない井上さん。





歌舞団の舞踊手 秦さん、笑顔が大好きです。



ソウルから送られた連帯の横断幕!

茨城での「モンダンヨンピル公演」も成功裏に終わりました。







今日は森本さんも出張中です。木村さんはレポーターだし古賀さんひとりで「火曜バンド」です。



元祖イケメン三人衆健在です。





クッスンさんと館山さんの名コンビも固定ですね。





いつも若々しい大村氏





パクさんお元気です





始まりと同時にエミさんがかち割り氷の配達です。




宝塚から毎週本当にお疲れ様です、田中さん。7月24日は私たちが福島のこどもたちの為の保養キャンプのお手伝いに行きますね。




平田さん、お口の氷が、、、



李委員長お疲れ様です。




名コンビです。静岡の岡田先生、今日もお疲れ様です。




200回目から連続参加の松尾さんご夫妻、お疲れ様です。






大阪福島初の新オモニ会長のチョウさん。先週来れなかったからとお一人でいらっしゃいました。歌姫です



火曜行動のシンボル梁オモニお元気です!水分補給なさつてくださいね。



笑顔良しの横道さん、後ろの花に負けていませんよ。




桔梗に撫子 私も大好きな花です。




いつも控えめな委員長、お疲れ様です。




エミさんがアピールです。

ーエミさんー

「中大阪に子どもを通わせているオモニです。私は1世の祖父母と共にウリハッキョに通ってきました。私の言葉はその1世の思いでもあります。


 私は心の底から、子宮から怒っています。私たちは差別されることに慣れすぎているのではないでしょうか。


 大阪府知事、聞いていますか!『気いつけや、あんたのことやで、その差別!』


 権利を勝ち取り、一日も早く火曜行動を終わらせましょう。」(レポート木村)






ー大村さんー

「彼女の子どもが4年前、1年生の時にこの場に来て作文を読みました。『日本の皆さん、私たちの学校を差別しないでください。』あの姿が目に焼き付いて離れません。あの言葉が耳から離れません。」


若い三世もアピールします。

ー若いアガシー

「在日朝鮮同盟の在日3世です。私は日本学校にもウリハッキョにも通いました。日本学校では学べない朝鮮人の誇りを学ぶことができるウリハッキョは必要だと思いました。


それなのに、日本政府は汚い差別をしています。私たちは権利を獲得するまでこの行動を続けていきます。」(レポート木村)







岡田先生もアピールです。

ー静岡の岡田先生ー


「朝鮮学校の民族教育について最近わかってきました。自分の民族を大切にする教育はどの民族でも必要です。これは朝鮮学校だけでなく、全世界に同じ理念が通用します。


日本の学校にも参考になるところが多々あると思います。朝鮮学校の存在は、日本社会で何が大切かを考えさせてくれます。」(レポート木村)






岡本さん、おいそがしいのに、、、





宮川さんも来られて少し華やかになってきた「火曜バンド」




ー松尾さんもアピールです。ー


「200回目の行動で初めて参加しました。私が在日の人と初めて出会ったのは、40年以上前、高校生の時の親友でした。彼女は名乗っていましたが、3年生の時に本名を宣言しました。私は何と言っていいのかわかりませんでした。


日本人として彼女をどれだけ差別し、苦しめてきたのか…。歴史を知らずに良心的に生きているだけでは駄目であることを痛感しました。


天皇制に始まる日本の差別思想と向き合わねばなりません。人としてまっとうに生きるためにも。」(レポート木村)






ー大村氏もマイクを持ってくださいました。ー


「公務員の皆さん、給料は上がりましたか、労働条件は悪くなっていませんか? 公務員一般はそんなに高い給料をもらっているわけでもないのにバッシングされています。


少数者をバッシングするのは権力者のやり口です。


 在日を差別するデマのような政策が横行しています。テレビを見たら疑ってみましょう。マイノリティが差別される時、次に差別されるのは公務員、そして労働者です。」

(レポート木村)






私も館山さんへの想いを朗読させていただきました。


≪ごめんなさい≫

             ニョニョ


200回目の「火曜行動」の日
大阪城公園に集まった人々と
学びの権利を奪うなと叫びながら
府庁周辺をデモ行進していたら

予想通り貴方は立っておられた
1時間も 唯一人 大阪府庁前で
≪朝鮮学校に補助金を!≫
胸のゼッケンがあまりに眩しい

幼い日の麻痺が生涯自分を苦しめても
差別を受ける朝鮮の子ども達を思うと
体より心がむしろ痛いと
4年の間毎週立たれたこの場所

向き合った瞬間胸が熱くなって
お体は大丈夫ですかと尋ねたら
照れくさそうに小さな声で仰った
≪一緒に歩けなくてごめんなさい≫

どうして貴方が謝るのですか
あの日も仰いましたね 入院された日
大腿骨が折れ身動きもできないのに
「火曜行動」に行けなくてごめんなさいと

朝鮮の子どもたちの笑顔を守れなければ
自国の負の歴史を清算できないと
貴方は両肩に重い荷物を背負って
今日も痛い足で立っているのですね

≪一緒に歩けなくてごめんなさい≫
いいえ 貴方は歩いています
いつも 先頭を

≪ごめんなさい≫
耳元を離れないその言葉
悲しみも苦しみも共に乗り越えてゆく
人間愛の歌が聞こえるようです





大村和子さんの〆です。そのあとみんなで火曜行動の歌を力いっぱい心を込めて歌いました。






駐輪場でのまとめです。田中さんが24日から行われる被災地福島の子どもたちを招いての保養キャンプについて紹介されました。昨年は平田さんと私が行かせていただきましたが、今年は「ハルモニ会」全員でお手伝いに行こうと計画しています。







又来週も頑張ろうと誓い合って別れました。朴さんと歩いて公園のなかを歩いて帰りましたが、我慢できずかき氷を食べました。あー暑かったなぁ〜

途中で倒れるかと思いました。笑








コメント (1)
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