ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

ハングル版「子犬のウンチ」権正生作

2016-07-08 10:53:20 | 詩・コラム



[강아지똥]    「子犬のウンチ」



1.돌이네 흰둥이가 똥을 눴어요.
골목길 담밑 구석쪽이예요.
흰둥이는 조그만 강아지니까
강아지똥이예요.



2.날아가던 참새 한마리가 보더니
강아지똥곁에 내려앉아 콕콕 쪼면서
“똥! 똥! 에그, 더러워┅┅.
하면서 날아가버렸어요.

“뭐야! 내가 똥이라고? 더럽다고?”
강아지똥은 화도 나고 서러워서 눈물이 나왔어요.



3.바로 저만치 소달구지 바퀴자국에서 뒹굴고있던
흙덩이가 곁눈질로 흘끔 쳐다보고 빙긋 웃었어요.
“뭣땜에 웃니, 넌?”
강아지똥이 화가 나서 대들듯이 물었어요.
“똥을 똥이라 않고 그럼 뭐라 부르니?
넌 똥중에서도 가장 더러운 개똥이야!”

강아지똥은 그만 “으앙!” 울음을 터뜨려버렸어요.




4.한참이 지났어요.
“강아지똥아, 내가 잘못했어, 그만, 울지 마.”
흙덩이가 정답게 강아지똥을 달래였어요.
“┅┅.”
“정말은 내가 너보다 더 흉측하고 더러울지 몰라┅┅.”
흙덩이가 얘기를 시작하자,
강아지똥도 어느새 울음을 그치고 귀를 기울였어요.



5.“┅┅본래 나는 저어쪽 산비탈밭에서
곡식도 가꾸고 채소도 키웠지.
여름엔 보라빛 하얀빛 감자꽃도 피우고┅┅
“그런데 왜 여기 와서 뒹글고있니?”
강아지똥이 물었어요.



6.“내가 아주 나쁜짓을 했거든, 지난 여름, 비가 내리지 않고
가뭄이 무척 심했지. 그때 내가 키우던 아기고추를
끝까지 살리지 못하고 죽게 해버렸단다.”
“어마나! 가여워라.”
“그래서 이렇게 벌을 받아 달구지에 실려오다 떨어진거야.
난 이제 끝장이야.”
그때 저쪽에서 소달구지가 덜컹거리며 오더니 갑자기 멈추었어요.




7."아니, 이건 우리 밭 흙이잖아?
어제 싣고오다가 떨어뜨린 모양이군.
도로 밭에다 갖다 놓아야지.”
소달구지아저씨는 흙덩이를 소중하게 주워담았어요




8.소달구지가 흙덩이를 싣고 가버리자 강아지똥 혼자 남았어요.

“난 더러운 똥인데, 어떻게 착하게 살수 있을가?
아무짝에도 쓸수 없을텐데┅┅.”
강아지똥은 쓸쓸하게 혼자서 중얼거렸어요.



9.겨울이 가고 봄이 왔어요.
어미닭 한마리가 병아리 열두마리를 데리고 지나다가
강아지똥을 들여다봤어요.
“암만 봐도 먹을만한건 아무것도 없어. 모두 찌꺼기뿐이야.”
어미닭이 고개를 절레절레 흔들며 그냥 가버렸어요.




10. 보슬보슬 봄비가 내렸어요.
강아지똥앞에 파란 민들레싹이 돋아났어요.
“너는 뭐니?”
강아지똥이 물었어요..
“난 예쁜 꽃을 피우는 민들레야.”

“얼마만큼 예쁘니? 하늘의 별만큼 고우니?”
“그래, 방실방실 빛나.”
“어떻게 그렇게 예쁜 꽃을 피우니?”
“그건 하느님이 비를 내려주시고,
따뜻한 해볕을 쬐여주시기때문이야.”
“그래애┅┅. 그렇구나┅┅.”
강아지똥은 민들레가 부러워 한숨이 나왔어요.



11.“그런데 한가지 꼭 필요한게 있어.”
민들레가 말하면서 강아지똥을 봤어요.
“┅┅.”
“네가 거름이 돼주어야 한단다.”
“내가 거름이 되다니?”
“네 몸뚱이를 고스란히 녹여 내 몸속으로 들어와야 해.
그래야만 별처럼 고운 꽃이 핀단다.”



12.“어마나! 그러니? 정말 그러니?”
강아지똥은 얼마나 기뻤던지
민들레싹을 힘껏 껴안아버렸어요.




13. 비는 사흘동안 내렸어요.
강아지똥은 온몸이 비에 맞아 자디잘게 부서졌어요┅┅
부서진채 땅속으로 스며들어가 민들레뿌리로 모여들었어요.
줄기를 타고 올라가 꽃봉오리를 맺었어요.



14. 봄이 한창인 어느날.
민들레싹은 한송이 아름다운 꽃을 피웠어요.
향긋한 꽃냄새가 바람을 타고 퍼져나갔어요.
방긋방긋 웃는 꽃송이엔 귀여운 강아지똥의
눈물겨운 사랑이 가득 어려있었어요.


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再掲 ウリナラの絵本「子犬のウンチ」 権正生作

2016-07-06 21:55:55 | 詩・コラム



      「こいぬの うんち」日本語版





トリの いえの しろが、うんちを しました。
いしがきの すみっこに。
しろは ちいさな こいぬだから、
こいぬの うんちです。





すずめが いちわ とんできて、
こいぬの うんちを ちょんちょんと つつきました。
「うんち! うんち! アイゴー きったねぇ┅┅」
すずめは そういって、どこかへ とんで いきました。


「なんだって! ぼくは うんちだって?
ぼくは きたないんだって?」
こいぬの うんちは、はらがたつやら かなしやらで、
とうとう なきだしました。





それを みていた つちくれが、
うわめづかいに にやっと わらいました。
「どうして わらうんだよう?」
こいぬの うんちは、くってかかりました。
「じゃあ、うんちを うんちと いわないで、なんというんだよ。
おまえは うんちの なかでも、いちばん きったねえ いぬぐそだぞっ!」


「うわーん!」
こいぬの うんちは、こえを はりあげて なきました。





それから しばらく たちました。
「うんちくん、おいらが わるかったよ。ごめんよ。
もう なくなよ、なっ」
つちくれが やさしく なだめるように いいました。
「┅┅」
「ほんとうは おまえより おいらのほうが ずるいし、
きたないかもしれない┅」
こいぬの うんちは、いつのまにか なきやんで、
つちくれの はなしに みみを かたむけていました。





「もともと おいらは、むこうの やまの だんだんばたけで、
こくもつや やさいを そだててたのさ。
なつには、むらさきや しろの じゃがいもの はなを さかせたり┅」
「それが どうして、ここに ころがっているの?」
こいぬの うんちが たずねました。





「おいら、とってもわるいことを したんだよ。きょねんの なつは、あめがちっとも ふらなくて、
ひどい ひでりつづきだったんだ。
おいら、そのとき とうがらしの あかんぼうを からしてしまったんだよ。」
「えっ! かわいそう」
「そのばちが あたったんだ。きのう、ここで おいらだけ にぐるまから こぼれおちたのさ。
ああ、おいら、もう はたけにも かえれないし、なかまにも あえないよ」
つちくれは かなしそうに つぶやきました。
そのときです。にぐるまが がたごと やってきて ぴたっと とまりました。





「ありゃりゃ!これは、うちの はたけの つちの ようじゃが?
おお、そうか そうか。
きのう、ここを とおったときに おとしちまったんだな。
よしよし、はたけに ちゃーんと もどしてやるからな」
にぐるまの おじさんは、
つちくれを いとおしそうに りょうてで ひろいあげました。





にぐるまが つちくれを のせて いってしまうと、
こいぬの うんちは ひとりぼっちに なりました。


「ぼくは きたない うんち。なんの やくにも たたないんだ。
ぼくは これから どうすれば いいんだろう?」
こいぬの うんちは、ひとり さびしく つぶやきました。





ふゆが すぎ、はるに なりました。 
にわとりの かあさんが、ひよこを 12わ つれてやってきて、
こいぬの うんちを じろじろ みながら いいました。
「どうみても たべものでは なさそうね。なにかの かすのようだわ」
かあさんどりは、ひよこたちを つれて、
くびを ふりふり いってしまいました。





あめが しとしと ふってきました。
こいぬの うんちの まえに、
みどりいろの めが、ぽつんと かおを だしました。
「きみ、だあれ?」
「わたしは きれいな はなを さかせる たんぽぽよ」


「どれぐらい、きれいなの? そらの おほしさまくらい、きれいなの?」
「そうよ。きらきら かがやくの」
「どうして そんなに きれいな はなを、さかせることが できるの?」
「それは そらから ふってくる あめと、
あたたかい たいようの ひかりの おかげよ」
「そうか┅、 そうなんだ┅ 」
こいぬの うんちは たんぽぽが うらやましくて ためいきが でました。





「それとね、もうひとつ ぜったい ひつようなものが あるの」
たんぽぽは そういって、こいぬの うんちを みつめました。
「┅┅ 」
「それはね、うんちくんが こやしに なってくれることなの」
「ぼくが こやしに なるって?」
「うんちくんが ぜーんぶ とけて、わたしの ちからに なってくれることなの。
そうして はじめて、わたしは おほしさまのような きれいな はなを さかせることが できるの」




「えっ! ほんと? ほんとに そうなの?」
こいぬの うんちは、うれしくて うれしくて、
うれしさの あまり、たんぽぽの めを りょうてで、 ぎゅっと だきしめました。





あめは みっかかん ふりつづきました。 
こいぬの うんちは、からだじゅう あめに うたれて どろどろに なりました┅。 
どろどろに とけて、つちの なかに しみこんだ こいぬの うんちは、たんぽぽの ねっこに あつまり、
くきを のぼり、つぼみを つけました。





そして、あたたかい はるの あるひ、
きれいな たんぽぽの はなが ひとつ、さきました。
はなの かおりが、
かぜに のって あたりに ただよいました。
やさしく ほほえむ たんぽぽの はなには、
こいぬの うんちの あいが、
いっぱい いっぱい つまっていました。(おわり)



 


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7月5日、202回目の「火曜行動」です。

2016-07-05 20:12:03 | 火曜日


35度の猛暑です。でも府庁前には心ある方々が集まりました。



今日のレポーターは「ハルモニ会」の木村さんです。よろしくお願いいたします。




大村和子さんの溌剌としたアピールから「火曜行動」開始です。

-大村さん-

「今日はとても暑い日です。こんな暑い日が何度繰り返されたことでしょうか。何度も繰り返したくはありません。


 こんな暑い日の子どもたちの学校での楽しみといえばプールですが、朝鮮学校にはプールはありません。近くの公園や公立の小学校のプールを借りているのです。


 大阪府・市はヘイトスピーチ条例、国はヘイトスピーチ法を作りました。ヘイトスピーチとは悪態をつくことではなく、差別を先導することです。朝鮮学校だけが補助金からも「無償化」からも除外されているのは、ヘイトスピーチに他なりません。


 次の日曜日は選挙です。高校授業料完全無償化をうたっている政党があります。しかし、それを「全ての外国人学校に」と言っている政党は1つしかありません。在日の人々は選挙権がないことで無視されているのでしょうか。


 私たちの仲間・隣人である在日の人々の権利擁護が入っていて当然なのに。」(レポート木村)





今日も重たいマイクとスピーカーを運んでくださった長崎さん、出張中の由美子さんの分まで活躍中です。




「斎藤さーん」と呼べば振り向いてくださいます。




いつもあたたかい微笑みを忘れない井上さん。





歌舞団の舞踊手 秦さん、笑顔が大好きです。



ソウルから送られた連帯の横断幕!

茨城での「モンダンヨンピル公演」も成功裏に終わりました。







今日は森本さんも出張中です。木村さんはレポーターだし古賀さんひとりで「火曜バンド」です。



元祖イケメン三人衆健在です。





クッスンさんと館山さんの名コンビも固定ですね。





いつも若々しい大村氏





パクさんお元気です





始まりと同時にエミさんがかち割り氷の配達です。




宝塚から毎週本当にお疲れ様です、田中さん。7月24日は私たちが福島のこどもたちの為の保養キャンプのお手伝いに行きますね。




平田さん、お口の氷が、、、



李委員長お疲れ様です。




名コンビです。静岡の岡田先生、今日もお疲れ様です。




200回目から連続参加の松尾さんご夫妻、お疲れ様です。






大阪福島初の新オモニ会長のチョウさん。先週来れなかったからとお一人でいらっしゃいました。歌姫です



火曜行動のシンボル梁オモニお元気です!水分補給なさつてくださいね。



笑顔良しの横道さん、後ろの花に負けていませんよ。




桔梗に撫子 私も大好きな花です。




いつも控えめな委員長、お疲れ様です。




エミさんがアピールです。

ーエミさんー

「中大阪に子どもを通わせているオモニです。私は1世の祖父母と共にウリハッキョに通ってきました。私の言葉はその1世の思いでもあります。


 私は心の底から、子宮から怒っています。私たちは差別されることに慣れすぎているのではないでしょうか。


 大阪府知事、聞いていますか!『気いつけや、あんたのことやで、その差別!』


 権利を勝ち取り、一日も早く火曜行動を終わらせましょう。」(レポート木村)






ー大村さんー

「彼女の子どもが4年前、1年生の時にこの場に来て作文を読みました。『日本の皆さん、私たちの学校を差別しないでください。』あの姿が目に焼き付いて離れません。あの言葉が耳から離れません。」


若い三世もアピールします。

ー若いアガシー

「在日朝鮮同盟の在日3世です。私は日本学校にもウリハッキョにも通いました。日本学校では学べない朝鮮人の誇りを学ぶことができるウリハッキョは必要だと思いました。


それなのに、日本政府は汚い差別をしています。私たちは権利を獲得するまでこの行動を続けていきます。」(レポート木村)







岡田先生もアピールです。

ー静岡の岡田先生ー


「朝鮮学校の民族教育について最近わかってきました。自分の民族を大切にする教育はどの民族でも必要です。これは朝鮮学校だけでなく、全世界に同じ理念が通用します。


日本の学校にも参考になるところが多々あると思います。朝鮮学校の存在は、日本社会で何が大切かを考えさせてくれます。」(レポート木村)






岡本さん、おいそがしいのに、、、





宮川さんも来られて少し華やかになってきた「火曜バンド」




ー松尾さんもアピールです。ー


「200回目の行動で初めて参加しました。私が在日の人と初めて出会ったのは、40年以上前、高校生の時の親友でした。彼女は名乗っていましたが、3年生の時に本名を宣言しました。私は何と言っていいのかわかりませんでした。


日本人として彼女をどれだけ差別し、苦しめてきたのか…。歴史を知らずに良心的に生きているだけでは駄目であることを痛感しました。


天皇制に始まる日本の差別思想と向き合わねばなりません。人としてまっとうに生きるためにも。」(レポート木村)






ー大村氏もマイクを持ってくださいました。ー


「公務員の皆さん、給料は上がりましたか、労働条件は悪くなっていませんか? 公務員一般はそんなに高い給料をもらっているわけでもないのにバッシングされています。


少数者をバッシングするのは権力者のやり口です。


 在日を差別するデマのような政策が横行しています。テレビを見たら疑ってみましょう。マイノリティが差別される時、次に差別されるのは公務員、そして労働者です。」

(レポート木村)






私も館山さんへの想いを朗読させていただきました。


≪ごめんなさい≫

             ニョニョ


200回目の「火曜行動」の日
大阪城公園に集まった人々と
学びの権利を奪うなと叫びながら
府庁周辺をデモ行進していたら

予想通り貴方は立っておられた
1時間も 唯一人 大阪府庁前で
≪朝鮮学校に補助金を!≫
胸のゼッケンがあまりに眩しい

幼い日の麻痺が生涯自分を苦しめても
差別を受ける朝鮮の子ども達を思うと
体より心がむしろ痛いと
4年の間毎週立たれたこの場所

向き合った瞬間胸が熱くなって
お体は大丈夫ですかと尋ねたら
照れくさそうに小さな声で仰った
≪一緒に歩けなくてごめんなさい≫

どうして貴方が謝るのですか
あの日も仰いましたね 入院された日
大腿骨が折れ身動きもできないのに
「火曜行動」に行けなくてごめんなさいと

朝鮮の子どもたちの笑顔を守れなければ
自国の負の歴史を清算できないと
貴方は両肩に重い荷物を背負って
今日も痛い足で立っているのですね

≪一緒に歩けなくてごめんなさい≫
いいえ 貴方は歩いています
いつも 先頭を

≪ごめんなさい≫
耳元を離れないその言葉
悲しみも苦しみも共に乗り越えてゆく
人間愛の歌が聞こえるようです





大村和子さんの〆です。そのあとみんなで火曜行動の歌を力いっぱい心を込めて歌いました。






駐輪場でのまとめです。田中さんが24日から行われる被災地福島の子どもたちを招いての保養キャンプについて紹介されました。昨年は平田さんと私が行かせていただきましたが、今年は「ハルモニ会」全員でお手伝いに行こうと計画しています。







又来週も頑張ろうと誓い合って別れました。朴さんと歩いて公園のなかを歩いて帰りましたが、我慢できずかき氷を食べました。あー暑かったなぁ〜

途中で倒れるかと思いました。笑








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花とグルメの2週間

2016-07-02 16:11:02 | グルメ
7月に入ってしまいました。半年があっという間です。忘れないうちに花とグルメをアップしておきます。





































































一年の後半が始まりました。元気にすごしますね。
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