goo blog サービス終了のお知らせ 

ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

ネットの世界

2021-08-06 22:43:11 | 徒然の記

 マスコミが正しい報道をしていない。日本だけでなくアメリカも、赤裸な情報操作をしていると分かって以来、ネットの情報が重要視されるようになりました。

 「本当のことが知りたい」「偏らない事実が知りたい」「誰が事実を伝えているのか」、マスコミが信じられなくなれば、対極にあるネットに関心が移ります。ここ一二年、私も同じ道を辿りましたが、本日、一つの結論に達しました。

 「ネットも既存マスコミの情報も、大きな違いがない。」

 今更そんなことを言うのかと笑われそうですが、息子たちのために、自分の頭を整理してみます。

 〈 既存マスコミへの認識 〉

  ・ 嫌悪する反日マスコミだが、彼らの報道があるから、私は世界の動きを知ることができる。

  ・ 彼らが報道しない事実を知れば、隠されている重要な動きが推察できる。

  ・  いくら批判攻撃しても、彼らがいなければ、私は何の情報も掴めない。 

 〈 ネットの情報への認識 〉

  ・ ネットの世界の情報にも、玉石混交があり、信頼すると騙される。

  ・  既存メディアは、少なくとも調査をしているが、ネットには伝聞、憶測、推測による情報が多くある。

  ・  批判攻撃しても、ネットでなければ掴めない貴重な情報がある。

 当たり前の話ですが、「いずれの場合も、判断するのは自分で、全て参考情報に過ぎない。」・・今晩私は、これを息子たちに伝えようと思いました。

 政治の世界についても同じことが言えますので、息子たちに伝えなくてなりません。 〈 反日左翼野党 〉対〈 自民党 〉と、言う図式に置き換えられます。

 〈 反日左翼野党への認識 〉〈 既存マスコミへの認識 〉同様、私の頭の中で、日本をダメにする原因の筆頭でした。ここを変えれば、「日本の過去」が取り戻せ、日本の再生ができると一途に思っていました。

 これはそのまま、〈 自民党への認識 〉〈 ネットの情報への認識 〉という図式です。自民党を支援し、ネットの情報を信じ、自分の意見を発信すれば、「日本の過去」が取り戻せ、日本の再生ができると一途に思っていました。

 しかし今私の自民党への信頼は、以前のように強固でありません。むしろ、政権党である自民党が、戦後レジームからの脱却を阻害していたのではないかと、そんな疑問が大きくなっています。ブログを始めた頃は、ネットの情報を高く評価していましたが、玉石混交の事実を知るにつれ、ここにも疑問を抱くようになりました。

 けれどもこの疑問は、全てが振り出しに戻ったと言う挫折感ではありません。日本や世界について、以前より深い認識を得たという喜びである気がします。「学びの学徒」として、精進した結果、一歩前進したのでないとかという満足感です。

 息子たちに言います。父はここから再スタートを切ります。連日の酷暑の中で頑張っている、選手たちのように再挑戦します。知ることを諦めてはいけません。自分の可愛い子供たちのためにも、親は諦めてはいけません。きっとご先祖さまたちも、そのようにして生きたのだと思います。

 次回から、具体的な説明をするのか、しないのか。まだ決心がつきませんが、今晩は自分にとっては記念すべき夜になります。名前をつけるとすれば、

 「2020オリンピックの、ある夜の発見」・・です。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする