マスコミが正しい報道をしていない。日本だけでなくアメリカも、赤裸な情報操作をしていると分かって以来、ネットの情報が重要視されるようになりました。
「本当のことが知りたい」「偏らない事実が知りたい」「誰が事実を伝えているのか」、マスコミが信じられなくなれば、対極にあるネットに関心が移ります。ここ一二年、私も同じ道を辿りましたが、本日、一つの結論に達しました。
「ネットも既存マスコミの情報も、大きな違いがない。」
今更そんなことを言うのかと笑われそうですが、息子たちのために、自分の頭を整理してみます。
〈 既存マスコミへの認識 〉
・ 嫌悪する反日マスコミだが、彼らの報道があるから、私は世界の動きを知ることができる。
・ 彼らが報道しない事実を知れば、隠されている重要な動きが推察できる。
・ いくら批判攻撃しても、彼らがいなければ、私は何の情報も掴めない。
〈 ネットの情報への認識 〉
・ ネットの世界の情報にも、玉石混交があり、信頼すると騙される。
・ 既存メディアは、少なくとも調査をしているが、ネットには伝聞、憶測、推測による情報が多くある。
・ 批判攻撃しても、ネットでなければ掴めない貴重な情報がある。
当たり前の話ですが、「いずれの場合も、判断するのは自分で、全て参考情報に過ぎない。」・・今晩私は、これを息子たちに伝えようと思いました。
政治の世界についても同じことが言えますので、息子たちに伝えなくてなりません。 〈 反日左翼野党 〉対〈 自民党 〉と、言う図式に置き換えられます。
〈 反日左翼野党への認識 〉は〈 既存マスコミへの認識 〉同様、私の頭の中で、日本をダメにする原因の筆頭でした。ここを変えれば、「日本の過去」が取り戻せ、日本の再生ができると一途に思っていました。
これはそのまま、〈 自民党への認識 〉対〈 ネットの情報への認識 〉という図式です。自民党を支援し、ネットの情報を信じ、自分の意見を発信すれば、「日本の過去」が取り戻せ、日本の再生ができると一途に思っていました。
しかし今私の自民党への信頼は、以前のように強固でありません。むしろ、政権党である自民党が、戦後レジームからの脱却を阻害していたのではないかと、そんな疑問が大きくなっています。ブログを始めた頃は、ネットの情報を高く評価していましたが、玉石混交の事実を知るにつれ、ここにも疑問を抱くようになりました。
けれどもこの疑問は、全てが振り出しに戻ったと言う挫折感ではありません。日本や世界について、以前より深い認識を得たという喜びである気がします。「学びの学徒」として、精進した結果、一歩前進したのでないとかという満足感です。
息子たちに言います。父はここから再スタートを切ります。連日の酷暑の中で頑張っている、選手たちのように再挑戦します。知ることを諦めてはいけません。自分の可愛い子供たちのためにも、親は諦めてはいけません。きっとご先祖さまたちも、そのようにして生きたのだと思います。
次回から、具体的な説明をするのか、しないのか。まだ決心がつきませんが、今晩は自分にとっては記念すべき夜になります。名前をつけるとすれば、
「2020オリンピックの、ある夜の発見」・・です。