『第一次世界大戦』 - ( 洞教授の略歴と読書計画再確認 )

　7月に作った読書計画を9月で修正し、それがまた総裁選で中断となりました。読書の秋ですから、本日から計画に戻ります。どんな計画だったのか忘れていますので、再確認します。人物往来社が出版した『近代の戦争』シリーズで、全部で8冊あります。8冊目は資料編ですから、実際には7冊です。

　昨日、下村教授著の『日露戦争』の書評が終わりましたので、残りはあと5冊です。ほとんど昭和41年の出版ですが、当時の本は、たいてい反日・左翼教授の手により「東京裁判史観」を土台に書かれています。「温故知新」の読書で、これまで読んできた本は、大半が反日・左翼系でしたから、息子や孫たちを護るためにも、批判的な書評を書いてきました。

　日本を批判攻撃し、憎むことしかしない学者たちの本が、息子や孫たちの心を歪めるのですから、私の読書は、いうならば彼らとの戦いでもあります。安倍総理の登場以来、「日本の過去を取り戻す」風潮が少しずつ出てきましたが、日本は依然として、反日・左翼が支配しています。自分の国を愛せない学者の本との戦いは、これからも続き、彼らが偏狭に主張すれば、私も偏狭に反論します。

　「この頃のお父さんは、偏っている。」「テレビを見ても新聞を読んでも、文句ばかり言っている。」「そんなのは、楽しくないよ。」

　家内に言われて、ハッとしました。「温故知新の読書」が、家庭を暗くしているのなら、改めなければなりません。批判の対象は、反日・左翼の学者や政治家たちであり、家内ではありません。無意識だっただけに、改めるのは簡単でありませんが、家内を不愉快にさせることだけはしないようにと、言い聞かせました。

　今回の読書計画は下記の通りで、青字で示した 1. と2. を読了しました。松下教授は元陸軍中尉、下村教授は反共主義者でしたから、反論することもなく読みましたが、3. の洞教授以降はどうやら戦いの日々となりそうです。あの「南京事件」は、東京裁判のため米国がでっち上げた事件で、その事実を証明する資料が今は沢山あります。

　過去のブログでも何度か取り上げていますが、洞教授は、「南京で30万人以上の虐殺があった。」と、大嘘をつく人物です。本日から読み始めますが、果たしてどうなりますことやら、家内を不愉快にしないことだけを注意しながら、頑張ろうと思います。

 　　1.  『日清戦争』　　　工学院大学教授　松下芳雄

　 　2.  『日露戦争』　　　東京大学教授　下村冨士夫

 　　3.  『第一次世界大戦』　早稲田大学教授　洞富雄

 　　4.  『満州事変』　　　武蔵大学教授　島田俊彦

 　　5.  『中国との戦い』　　評論家　今井武夫

 　　6.  『太平洋戦争(上)』　早稲田大学助教授　大畑篤四郎

 　　7.   『太平洋戦争(下) 』　早稲田大学助教授　大畑篤四郎

 　　8.   『年表・地図編 』

　サラエボの銃声一発から始まった第一次世界大戦が、ドイツの敗北で終わり、ベルサイユ条約が結ばれるまでが、本の中身です。パラパラと目次を眺めると、早速不愉快な言葉が並んでいます、

　「成金日本」「沸き立つ財界」「日本軍兵士の精神構造」「日本軍国主義に対する民族的反発」「中国の新文化運動　抗日愛国運動の高まり」

　ほんの一部ですが、このタイトルを目にするだけで、氏が私の嫌悪する「獅子身中の虫」「駆除すべき害虫」の仲間であることが判明します。今回は前準備の段階なので、巻末に書かれている氏の略歴も転記します。( 昭和41年当時のものです。)

　「明治39年長野県生まれ。」「早稲田大学文学部卒、現在早稲田大学文学部教授」「専攻、日本史」「主要著書　『鉄砲伝来とその影響』『間宮林蔵』『日本母権社会の成立』『庶民家族の歴史像』」

　時間の許される方は、「ねこ庭」へ足をお運びください。姫林檎とアケビが、色づいています。