気がつくと、しばらくブロク更新をお休みしておりました。
あまりにもいろんな事が立て続けに起きておりまして、あっというまの7月です。
今、私はスイスイベルドンレバンという小さな町におります。
観光客でもなく、永住目的でもなく、ビジネスでもありません。
娘の出産のお手伝いばあちゃんという、どこにでもあるシーンでやってきましたが、やってきたところはちょっと遠かったかもしれません。
マイナス7時間の時差は身体がそれを受け入れるまでに約1週間もかかりました。
私が「ヨーロッパ10日間の旅」とかいうツアーに申し込んだら時差ボケで苦しみながらそのまま帰国したに違いありません(笑)
海外へ出たのは、15年前、母が旅立ったあと、残された父をねぎらうためにグアム旅行に家族で行ったのが最後です。
今回はその父が5月に母のもとへ旅立ってしまいましたが、その父が長年私がスイスの娘家族に会いに行くのを心から望んでいたのもあり実現に至りました。
父が元気な時にスイス渡航を決め、日程も決まっていたのですが、要介護5の認定を受けたばかりの父の旅たちは葬儀や四十九日やいろんなことが渡航前に済ませるような段取りを父がしたかのような時間が流れ、なんともあっけなく母のもとへ旅たってしまったのです。
まるで、「おれの人生はおれが決める」みたいなあまりにもいさぎよい終わり方です。
とにかく、二人目の出産を控えた長女は不安山盛りで臨月のお腹をかかえながら私の到着を今か今かと待ちわびておりました。
予定日はあと4日後、どうなるんでしょうね。
一人目の出産はなんとか夫婦で乗り越えました。でも二人目となるとまだちっちゃいお兄ちゃん候補の面倒を見る人手が必要、
そこで、助っ人ばあちゃんの登場であります!
そのすけっとばあちゃんはフランス語はもちろん英語もろくに話せません。
言葉の通じないところで、1ヶ月を過ごすというサバイバル生活に突入中です(笑)
日本人の欠点をしっかり保有している昭和戦後生まれの外人コンプレックスの塊りの田舎のばっちゃん。
さてさて、ここからしばらくまったりとした時間の流れに戸惑いながらも順応しつつある自分にちょっと嬉しいような、帰国後が怖いような。
そんな日々がしばらく続く初大陸上陸のばあちゃんでございます。