おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

かかし

2008年09月23日 | 暮らし
突然たんぼにかかしの集団が現れました!
まっさおな秋空の下、たわわに実っている稲たちの間に本当に久しぶりに見る
「へのへのもへじ」最高です!何人もの人がカメラを向けていきます。
何だかココロがあったかくなる風景でした。

先日、畜産業をしている兵庫の田中一馬さんのお話を聞く機会がありました。
「命をいただく」という事。それはどういうことなのか多くの人に知って欲しいという思いでした。
彼は子牛のオーナー制度を始めました。小さいときから牛を大切に育て、そして最後は感謝して「命をいただく」

『いのち(牛)に感謝する社会と食べ物に困らない社会を作る』

いのちをいただくときは元気な生前の牛のビデオを見ながらいただくのだそうです。
誰もが思わず手を合わせてそのお肉を口にするのだそうです。
日頃私たちが口にしているすべてのものに命があるのです。
そしてその命をいただいて生かされている
・・そう、生かされているという事に気がつくはずです。

すばらしい、田中さんの試みに涙を流してしまった私です。

当たり前の様に生活している私たち、でも人間は自然に、地球に生かされている、これを意識するとしないとでは大きな違いがあると思いました。
これから地球を守っていく子どもたちがこの事を知りながら大きくなっていくことがとても重要だと感じました。