2月の「三陸への手紙プロジェク」は鳥取から送っていただいたお手紙を中心に
盛岡グランドホテルでの盛岡地域夢起業塾主催のビジネスステージ第3章の開催会場に展示させていただきました。
「すごいこんなにかわいい絵が沢山!」
見ていただいた方は感動しながらひとつひとつに見入っておりました。
たなかかおるさんの絵ハガキも展示させていただきました。
ほっとする絵はがきにしばし心癒される時です。
さて、この日のゲストプレゼンテーターは
岩手県下閉伊郡田野畑村のNPO法人ハックの家の施設長竹下敦子さん。
基調講演はかもめの玉子の斎藤製菓の斎藤俊明社長。
3.11当日の話が出るとどうしても胸が苦しく涙なしでは聴いていられなくなります。
被災地の方々のそんな経験を共有するにはあまりにも私たちの経験は未熟で小さすぎてやり場のない気持ちに言葉も出なくなります。
しかし、私たちはこの出来事を使命をもって未来に伝えていかなければならないのだとあらためて思うのです。
ハックの家の竹下さんとは震災後にご縁ができ、今回は震災から復興に向けて前向きに頑張っている現地の様子を伝えていただきました。
メディアではあまり報道されない地域もとても大変な状況になっているのを知り、ならば私たちは田野畑を中心に応援しようと活動してきました。
今回のお手紙は竹下さんに委ねることになりました。
「わ~すごーい!!このお手紙たちのハックの家に飾らせて下さい!」
地域の支援の中心の場となっていろんな方が出入りするハックの家に飾っていただくのはとても嬉しい!
そして、見ていていただいた後は地元の方たちにもお渡ししていただくことにしました。
ハックの家は障害者福祉施設なのですが、この絵手紙を見て敦子さんは
「字を読めない利用者さんが多いので、絵をいただくととても嬉しいんです。絵の好きな子もいるのでお返事とか書いていいですか?」
「モチロン!!書いて、書いて!」
やっと、本来私の望んでいた「文通」がかないそうでなんだかワクワク様。
ハックの家のペースを乱さないようにゆっくりと書いてくれるのを待ちたいと思います。
このお手紙バトンリレーが「希望の未来」というゴールまで途切れる事なくつなぎ続けていけたらと心から願うのです。