2才8カ月のまごちゃんは2泊3日の短い滞在で、またまた沢山の幸せな思い出を残していってくれました。
ばあちゃんの育てたキュウリを切ってお塩でまぜて美味しい即席漬けを作ってくれました。
きゅうりを抑える左手のまるっとまるめたねこの手姿が何とも言えずばあちゃんのハートをつんつんさせるのです!
帰りのホーム、大好きな新幹線こまちの流線型にうっとり見とれて離れられないまごちゃん。
やっぱり、男の子は興味が違うんだなって、女の子しか育てた事のない私には新鮮な発見がいっぱいです。
(そんな時でもばあちゃんが作ってあげたサンドイッチの袋をしっかり腕に抱えちゃってぇ~)
こんな普通の暮らしの幸せがあっと言う間に奪われてしまった東日本大震災から6カ月。
直後には知りえなかった、被災者の証言や現実を耳にしたり目にしたりするようになった最近、あまりの悲惨な出来ごとに胸が苦しくなります。
6カ月経った今も
野生化した家畜がやせ細って原発地帯をさまよっている現実。
仕事が無く、不安で一杯になりながら小さな仮設住宅で過ごしている現実。
家族の死を受け入れらずに生きる希望を無くしている現実。
波にのまれながら最愛の人の手を離してしまった苦しみから逃れられずにいる現実。
あまりにも大きな悲しみすぎてとてもテレビを見ていられなく目を伏せてしまいました。
そして、恐ろしい程の揺れと2日間程の停電しか経験しなかった私は決して同じ痛みを感じる事はできないのだろうという、つらくもどかしい気持ちで一杯になります。
でも、もしかしたら静かに寄り添う事はできるかもしれない・・・
この未曾有の大災害を、忘れずに生きる事は出来ます。
今、私が出来る事は、決して忘れない事。
そして、被災地と継続的なかかわりを持ち続ける事。
9.11のこの日、私は2011年3月11日を生涯決して忘れまいと心に刻み込むのです。
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