それは突然やって来ました。 5月25日。
その日が近づいている事の覚悟はしているはずだったのですが、いざ現実が起きると頭の中は混乱し、思考能力が止まってしまうものです。
母が父を迎えにやってきました。
今まで何度か母に追い返されて来た彼がついに母の元へ行くことになりました。
88歳、天寿を全うというには今どきなら、まだ全うしきれていないお年頃。
それでもお医者様の「自然なお姿です。いわゆる老衰という表現がふさわしいでしょう」という言葉に私はどんなに救われたことでしょう。
母が旅立った14年前から父は母の分も私たち家族や孫やひ孫やワンコたちを一番の宝に生きて来ました。
まだ現実を受け止められないままの今、これ以上の文章を書く事は不可能です・・・・
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