田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

猫とナスとジャズ

2007-09-05 16:34:51 | Weblog
9 月4日 火曜日 晴れ
●外猫チビとブラッキーが鼻をつきあわせて挨拶をしていた。玄関のコンクリートの床にならんでじっとしている。つくづく猫はおだやかな動物だと思う。たまにはなにが気にくわないのか豹変することもあるが。

●ブラッキーはわたしのおっかけだ。食事のときはわたしの膝の間に座る。なにか食べられるものをわたしがくれないかと鼻をひくひくさせている。おトイレまでついてくる。ジイット憧れのまなざしでみあげてくる。でも、これだけは困ってしまう。ブラッキーは猫でわたしはまちがいなく人間だから。

●HALに向ってブログや原稿を書いていると、かたわらにすり寄ってくる。遊んでもらいたいだ。

●さっとブラッキーを抱えあげる。しっかりと胸に抱きしめて部屋を移動する。ブラッキーは遊んでもらえるのがわかって喉をごろごろさせはじめた。
「こんなすばらしいナスをいただいたわ」カミサンが葉のついているナスをもっておいかけてくる。農家から通ってくる塾生たちがいる。いつも農作物をいただいて恐縮している。ともかく取れたて、畑からの直行だからすごく新鮮だ。ナスもキュウリもとれたてだとこんなにおいしいのかと驚いてしまう。田舎住まいのわたしたちにはこんなよろこびもある。

●カミサンが算数の授業で二階の教室にもどっていった。わたしはビル・エバンスの「枯葉」をききだした。ブラッキーが小さな雷を喉元で発生させてよろこんでいる。わたしの授業まではまだ45ふんある。