田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

裏の縁側でコーヒーを飲む

2012-06-28 07:47:25 | ブログ
6月28日 木曜日

●裏の縁側に小さなテーブルと椅子を持ち出してならべた。
テーブルは三隅を下におりたためる。
使っていない時は、そうしておけば、らくに廊下を歩ける。
このところ、ダイエットと禁酒のおかげでだいぶスリムになった。
出っ張ったお腹がひっこんだ。
いままでよりも動きがらくになった。
狭いところでも体をよこにしてとおりぬけられるようになった。
うれしいものだ。
狭い廊下も気楽にあるけるようになった。

●テーブルの上でコーヒーがいい香りをたてている。
カミサンのバラのはなしを聞きながらコーヒーを啜る至福の時。

●半日陰の表庭と違い、裏庭のほうがよく日が差し込む。
「でも西日には弱い品種があるらしいの」

●日が照り過ぎる悩みもあると、知らされた。
なるほど、ほどほどがいちばんいいのかもしれない。
なにごともいいかげんなGGは妙なところで感心する。
わが意を得たり、というところか。

●切株にハエがとまっている。
ハエをひきよせる匂いと味がするのだろう。
切り口は透明に光っている。
樹液がまだふきだしている。
ながれおちて、地面をぬらしている樹液。
中国の故事。
木を切り倒した樵が切り口から流れる樹液を、
木が朱の涙をこぼしているとおもったことから『株』という文字ができた。

●記憶があいまいなので、インターネットで索引したがうまくヒットしなかった。
まちがっていたらごめんなさい。

●裏のトタン塀の一部を板塀にしたことは前に書いた。
板を互い違いに隙間を空けて節ちゃんがうちつけてくれた。
風の流れがすこぶるいい。
梅雨の合間の涼風がふきこんでくる。
ここちいい。
さわやかな風だ。

●立ち上がれば、遠く古賀志山が見える。
いままで、まったく裏庭からの景色には無関心だった。
新しい、文字通り、視野がひらけた。
何の変哲もない日常に新鮮な風が吹きこんできた。

●今日は北中の定期試験。
みんながんばっているかな。

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