田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

冠水のあとの埃っぽい街を歩いて考えたこと。 麻屋与志夫

2015-09-18 05:28:20 | ブログ
9月18日 金曜日

●街がホコリっぽい。
過日の豪雨で冠水した。
水は引いたが、地面にどろどろの土が残った。
それが乾いてきたのだ。
赤茶けたホコリが秋の風に舞いあがる。

●わたしはできるだけひそやかに息を吸う。
喉が敏感だ。
寒くなるこの季節にはよく喉を腫らす。
気をつけなければ――。
喉だけは、鍛えるというわけにはいかない。
まめに、ウガイをして、予防するしかない。
うっかりして、ウガイを怠って喉を腫らしてしまうと、
からだがダルクテ、原稿が書けなくなる。
これが一番怖い。
まだまだ、書きたいことが沢山ある。

●街を歩きながら、小説の構想を練る。
できるだけ車の通らない裏通りを歩く。
だから、余計に冠水の爪痕が残っている場所を歩くことになるのだろう。
そして裏街には年寄りがおおい。
挨拶をしながら歩くのだが、足のおぼつかない老人とすれちがう。
どうみてもわたしより老けてみえる。
でもわたしより10歳は若いはずだ。
せまい街で、なんどもすれちがっているから、
だいたいの年齢は推し量ることができる。

●わたしの場合、車にのらなかったのが、いまになって幸いしている。
足腰が強い。
ずっと散歩は欠かしたことがない。
2時間くらいは、いまでも楽に歩ける。

●秋晴れがつづいてきたら、日光に行きたい。
東武電車も鹿沼から日光区間がなんとか復旧したらしい。
日光の駅から「うらみの滝」まで歩いてみようかな。
4時間くらいかかるはずだ。
すこしムリかな?

●わたしの所属しているこのブログは「恋愛小説」だ。
書いてますよ。
この歳で初恋物語を。
ゲーテが「若きウェルテルの悩み」を書いたのは何歳の時だったろうか――。


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あらすじ・内容
皆さんは、ナルトに封じ込められている「九尾」をしっていますよね。
九尾のキツネは時の天皇に愛されていた玉藻の前の化生した姿です。
では、本当の九尾とは――。
歴史にあらわれる「玉藻の前」は白人の金髪美人ではないでしょうか。
だから、色が白くて金色の毛だったといわれているのです。
生身の人間を、それもときの権力者の寵愛を一身にあつめていた女性を那須野が原まで追いつめて射殺したとあっては、おそれおおいので寓意で表現したのです。
そして、玉藻がひとりで都落ちして、那須野が原まで逃げてきたわけがありません。
玉藻にしたがう部族があったはずです。
9つの部族か゛、九尾軍団が玉藻を死守していたはずです。
今なお、そんな九尾伝説の残る街での出来事です――。
平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。
勝利して月に吠えるのは、どっちだ!
猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。
老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。
那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。
勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい。
長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。
那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。
平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!
痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。


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