田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

リリが吐いた。白い粘液を吐いた。 麻屋与志夫

2016-03-23 17:01:23 | ブログ
3月23日 Wed.

●リリが吐いた。
ほとんど食べていないので、水のような粘液を吐いたらしい。
カミサンからそう伝えられた。

●いままで、吐くようなことはなかった。
新しい症状がでたのかと心配だ。
医学の知識がないのは、悲しいことだ。
ただおろおろとしているだけだ。

●あとはもう、リリの、猫としての生命力を、
自己治癒に期待するだけなのだろうか。

●金曜日にまた獣医さんに連れていく予定だ。
送迎をKさんが申しでてくれたが、
ご厚意になんども甘える訳にもいかない。
だいいち、わたしの、この多忙な時間、
いついけるかまだ決まらない。
親切な知人がいるのは、ありがたいことだ。

●みんなが、リリの回復をねがっている。
リリ、元気になって、春の庭を、ブラッキ―とかけまわってよ。



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リリがシラスをたべた。  麻屋与志夫

2016-03-23 04:05:40 | ブログ
3月23日 Wed.

●リリがシラスをたべた。

塩分を少なくするために、ユガキ、与えてみた。

ユガクというより、さっと湯をかけたていどだ。

●湯をかけたことで、生ぐさい魚のにおいが蘇った。

くんくんにおいをかいでいたが、

ちいさな、ちいさなシラスを二三匹口にいれてくれた。

妻とふたりでうれしくて涙がにじんだ。

●なにもたべないのでは、このままでは、餓死してしまう。

祈るような気持ちで、

リリの口元を見ているわたしたちのまえで、

幽かな咀嚼音をたてて、リリがシラスをたべた。

●シラスは猫に悪いというひとがいる。

たぶん塩分がおおいからなのだろう。

でもなにもたべないで死んでしまうのだったら、

すこしくらいからだに悪くても食べさせたいのが親心だろう。

●あと28年経って、おれが死ぬ時はお酒を死ぬほどのませてよ。

いまから妻にたのんでおいた。

リリがシラスをたべたのでうれしくて、

――リリの枕元でとんでもないことをいうGGなのでした。




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