田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

今少しGGの俳句におつきあいください。 麻屋与志夫

2021-09-22 15:13:57 | 俳句
9月22日 水曜日
俳句5
平成15年

冬木立亡き人名を呼ぶ声も枯れ

2月
飛び石や春光映えて人を恋ふ

物書きの一生落ち鮎黒き川

飛び石の土になじみて落ち椿

飛び石や打ち水うけてきわだてり

ポインセチア赤は赤とてみとめたし

柳もえ青より淡い風となり

柳萌え赤き鳥居や木島堀

元日や妻金槌をひびかせて
4月
吹き寄せてポストに満ちる桜かな

吹き寄せて舞い上がりたる桜かな

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俳句4 麻屋与志夫

2021-09-22 10:54:33 | 俳句
9月22日 水曜日
俳句4

わが庭の西南の隅にかりんの木がある。ひとりでに生えてきたものだ。幹のはだは緑褐色でなめらかでかたい。雨の日などには、薄い紅色をする。春には五弁の花を咲かせる。実は楕円形で硬い。青いうちによく落ちる。

青花梨台風明けて二つ三つ

倉松君のお父さんが再入院。危篤状態とのこと。
魂のまだまだ夢の半ばかな
魂の夢の半ばの旅でかな
夢半ば旅ではすこしみあわせて

ふみ姉が車いすの生活。よく短歌を詠む姉だ。
白萩を野にありてみたし車椅子

平成十四年十月
金木犀の香りはつねに運動会の思い出にながるのだった。

それなりのこしかたに咲く金木犀


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