田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

最近燕をみかけましたか?

2012-06-15 20:33:02 | ブログ
6月15日 金曜日
●燕だった。
ミニバラ園を眺められる縁側で。
ハンマースホイの「静かなる詩情」という画集をみていた。
視界の隅をサッと横切った黒い影。
あれは確か燕だった。
めずらしいことだ。
さいきん燕をみなくなった。

●気になるので、検索した。
全国で唯一、燕の動向を調べている石川県のデーターがのっていた。
三分の一に燕は減少しているらしい。
理由はわからない。
家の軒下がなくなったからか? という説がおなじ場所に掲載されていた。
そのほか諸説紛々。
でも、家の建て方が変わり、洋風になったので軒下がないから……。
燕が巣を作れない、という説には妙な説得力があった。

●裏山でウグイスが鳴いている。
スズメが鳴きながら飛んでいる。
羽をやすめる木が三本も一気になくなったからだ。
どこまでとんでいったら止まる木をみつけることができるのだろう。

●午後、「カンセキ」までブラッキの餌をかいにでかけた。
猫の餌にも老人食? がある。
ソロソロ替えないといけないのかしらとカミサンがつぶやいていた。

●わたしはアメリカンショートヘアのショーケースをみていた。
子猫はすやすやと寝ていた。

●最近では、猫はお金を出してペットショップでかわなければならなくなった。

●野良猫の子猫がいなくなった。
猫は拾って育てるものとGGなどはいまだにおもっているのに――。


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バラ園に霧雨のふる

2012-06-14 11:38:16 | ブログ
6月14日 木曜日
●霧雨が小さなバラ園にふっている。
シットリとバラの葉をぬらしている。
水たまりができるようなふりではない。

●造成したばかりだ。
これからバラ園としての体裁をととのえていくことになる。
すべてカミサンの趣味にかかっている。
どのようなミニバラ園になるのだろうか。
こちらは、なにもしない。
ただ見る人だから、かんがえようによっては、気楽なものだ。

●カミサンはそれどころではない。
おきにいりの玩具をあたえられた子どものようにほほを紅潮させている。
よくまあ動けるものだと感心する。

●わたしたちの歳をかんがえる。
このバラ園を中心にこれからは話題がひろがるだろう。
だが、会話がはずもうが。
バラが美しく咲こうが。
――このバラ園がもたらした変革は。
わたしたちにとってラストステージの幕が上がったということなのだろう。

●わたしは、ただもう小説をかくことだけに精進することにした。
生活習慣病にとらわれないように、心がけている。
お酒をやめた。
過日ヒザを痛めた。
体重の重さが恨めしかった。

●体重は6キロへらして、70キロにしたい。
お酒をやめてまだ二週間なのに、2キロ減。
やったね、という声がでた。

●霧雨がふりつづいている。
節ちゃんから宅急便でメロンがとどいた。



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新しい風が吹き込む

2012-06-13 13:00:15 | ブログ
6月13日 水曜日
●並べてあった。
――アトランダムに。
バラの鉢が――。

●切株の上や。
輪切りにして放置してあった太い幹の上に。
バラの鉢が鎮座していた。
高さがそれぞれちがう。
高低差がある。
並べられた鉢植えのバラが楽譜のように見える。

●風通しがいい。
日当たりもいい場所に移されてバラたちがよろこんでいる。
カミサンもいそいそとささやかなバラ園で立ち働いている。
彼女の心のはずみ。
躍動が、よろこびの歌声のように。
バラの楽譜にのってきこえてくるようだ。

●こげ茶色のトタン塀の基底部を50センチほど切ってもらった。

●裏庭は、空気がよどみ、濁っていた。
コケが生えていた。
ジメジメと暗かった。
塀の基礎の木の部分が大半は朽ちてしまっていた。
「これで風通しがよくなるよ」と節ちゃんがいった。

●梅雨の合間の晴天。
涼しい風が裏庭に吹き込んできた。
離れとの間の中道を風が通り……玄関から表庭まで吹き抜けていく。
いままではこんなことはなかった。
さわやかだ。

●吹き込む風を全身で感じる。
わたしは裏庭に面した廊下に丸テーブルをもちだした。
パソコンをうちだした。
気持ちがいい。
わたしの心にも、さわやかな風が吹き、歌声がきこえてきた。
まいにち、何時間かは、ここで小説をかくぞ。
うれしいな。
楽しいことになってきた。
節ちゃん。
ありがとう。


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裏庭でかんがえたこと

2012-06-12 15:51:57 | ブログ
6月12日 火曜日
●プルーストの「失われた時を求めて」に紅茶にひたしたマドレーヌの味? から回想にはいっていく場面があった。
●さくや、塾の最後の時間は10時。
生徒たちを「ごくろうさま。おつかれさま」と送り出した。
階下のカミサンの部屋から若やいだ優しい声がきこえてきた。
珍しく来客かな、と襖をあける。
カミサンがたのしそうに節ちゃんとはなしをしていた。

●ああ、お姉さんの声だったのだ。
八歳ほど年の離れた弟をまえにして姉の声になっていた。
あるいは、幼かった弟をおもいだした。
それで、声がその当時のものになっていたのだろう。
むすめ娘した、はずみのある声をきいて、わたしまで若くなった気がした。

●鉄骨の階段に木をのせてもらった。
すっかり木製の階段と見間違うほどだ。
階段にはラッカーをぬってくれた。
希釈剤のシンナーの匂い。
裏のバーゴラには防腐剤。
そして木の香り。
シンナーの匂いはセメダインを使って模型飛行機をつくっていた国民学生の頃に、わたしの心を遡行させた。

●裏木戸からそとにでると古いポンプがある。
裏長屋の人たちはもうだれも住んでいない。
錆びたポンプがあるだけだ。
草ぼうぼうの荒れ地になっている。
ここで炊事の準備をしていた女たちはみんな死んでしまつた。
わたしの同級生の女の子も戦後まもなく死んだ。
当時は栄養失調といわれていた。
いまになってみると、餓死だったのだろう。
過酷な過去。
いまの子どもたには、想像もつかないだろうな。

●いろいろなことが蘇ってきた一週間だった。

●ながいこと見慣れた家がすこしかわった。

●チェンソーのひびきが途絶えた。
節ちゃんは仕事がおわり鹿島にかえっていった。
さびしくなった。
カミサンとわたしとブラッキの生活がもどってきた。

●がらりと雰囲気のかわった裏庭。
三本の樹木が切株だけになっている。
できあがったバーゴラ。
あすは、カミサンがバラの鉢をこのあたらしい広がりの中にはこびこむ。
洗濯物をほす。
わたしにここから呼びかける。

●あるいは、あすは雨……。


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みずたまり/モグラ/バーゴラ

2012-06-11 12:16:05 | ブログ
6月11日 月曜日
●水たまり。
小さな泥濘(ぬかるみ)ができていた。
手のひらほどのくぼみだ。
水が土とまざりあっていた。
子どもの頃、このあたりで近所の友だちと泥団子をつくってあそんだものだった。

●裏庭の木を切り倒した。
哀れ――周囲にのびた根はいままでどおり地下から水分をすいあげている。
地下茎がすいあげた、樹液となるべき水分がじゅくじゅくと地面にふきだしていた。
根っこや幹のきりくちからふきだしている水がたまっていた。

●そのわきの土かがもりあがっていた。
拳(こぶし)ほどの山ができていた。
もぐらだろう……と節ちゃんと話し合った。
もぐらのやまは三箇所ほどあった。
自然の営みに脅威をかんじた。
こんなに狭い庭にも、人目にはふれないが自然が生きているのだ。

●塀の土台がくちていた。
節ちゃんの仕事がふえてしまった。
おりからの雨模様。
ふりだすまえに仕事がおわるといいなぁ。
マルノコで板を切る音がしている。
この建設的な音がすきだ。
わが家におとずれたささやかな変革。
カミサンはバラのバーゴラができたので目をかがやかせている。

●きえてなくなったものもある。
あたらしくできあがってきた裏庭の形。
これからバラを植えるとますますかわってくるだろう。

●切り倒した樹木にはながいことたのしませてくれてありがとう。
と声をかけた。
小さな水たまりを眺めながら過ぎこしかたをおもった。

●このところだいぶ本をよんだ。
作家にとって、本をよむことは、養分を吸収することだ。
この養分をエネルギーとして、いい作品の花をさかせなければ。

●水たまりをみながら、そんなこともかんがえた。



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書きつづける。生きている限り。

2012-06-10 21:35:38 | ブログ
6月10日 日曜日
●外から帰ってきたブラッキがひざにとびのってきた。
背中をなでてやる。
しっとりと濡れていた。
雨滴をつけるほどではないが柔らかな毛がしめっていた。
猫のぬくもりと湿り気が手のひらにつたわってきた。
小さな雷のように、ゴロゴロとのどをならしている。
外はいつしかまた雨になったらしい。
わたしはブラッキのからだをなでつづけた。
いかにも梅雨時の夜らしいひとときだ。

●木の香りが部屋にみちている。
節ちゃんが二階に上がる塾の階段を改造してくれた。
いままでは、鉄骨のうえに絨毯がはってあった。
緑の汚れきった絨毯をはがした。
板をそのうえにはってくれた。
それで新鮮な木の匂いがする。
すがすがしいきぶんだ。
明日塾生がきてよろこぶだろうな。
教室も早くきれいにしたいものだ。
さきだつものさえあれば、どんなことでもできるのに。
とりあえずは、壁に白いクロスではってもらおうかな。

●来週の日曜日はいよいよ中三の模擬試験。
みんなにがんばってもらわなくては。
期待と不安が入り混じった心境だ。

●六月の末には期末試験がある。
中二の特訓もまたやる必要がある。
ともかく教科書が難しくなっている。
いまのうちに補強しておかないといけない。
成績が少しでも落ちると、今の生徒はその成績が慢性化してしまう。
だから少しずつでも成績が上がらないと困るのだ。

●寝床に入ってから読む本を本棚の前で探す。
至福のひとときだ。
それにしても、よくもこんなに本を集めたものだ。
もういちど、これらの本を全部読みかえすことは出来ないだろうな。
そうおもうとさびしくなる。

●あすはひさしぶりで原稿を送れる。
いい返事がくるといいな。
ともかくかきつづけること。

●生きている限りかきつづけること。

●新藤先生が亡くなった。
こんどはわたしたちが、若い世代の励ましとなるように精進しなければならないのだ。
生き続ける。
かき続ける。
生き続ける。
かく。書く。カク。


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梅雨入り

2012-06-09 12:17:14 | ブログ
6月9日 土曜日
●夜来の雨。
朝方になってやや強くなった。
この降りかたは、いよいよ梅雨入りなのでしょうね。
降っているかと思うと止み、
晴れ上がるのかと期待しているとまたしとしとと降りだしている。

●雨音に耳を傾けながら読書。
というと、なにか風流なかんじだが、
わたしが本をよんでいるときは、
あまり幸せではない時間をすごしているのだ。
小説をかいているときが、一番充実している。
このところあまりかいていない。
まったくかけないわけではない。
かくことはありすぎるのだが、その表現のしかたに疑問が生じている。

●これからがたいへんだ。
そんな予感がする。
それで、体力をつけておいて、
かきだしたら一気呵成にしあげたいとおもっている。

●それで、お酒をやめた。
酒を飲むと……日頃、ダイエットしていることの反動で、食いまくる。必然的にふとってしまう。このところ、そうした負のスパイラルに身をまかせていた。
自堕落な生活をしていた。
これではいけない。
これではだめだ。

●それに断酒するということは、
じぶんの意志の強さを確かめるのにも役に立つ。
三十代で禁煙したときも、宣言した翌日から一本も吸っていない。
いまでも、できるだろうか――こんなに好きなお酒を止められるのだろうか。
一抹の不安はあった。
だが、みごとに決行、そして実行している。
よくできるな、とじぶんをほめてやった。

●このじぶんをほめるのが大切なようだ。
この年になると、だれもほめてくれない。

●「褒められるから、やるのではだめなんだよ。だれに褒められなくても、いいとおもったことはヤルのだよ」母によくいわれた。

●だれにもほめられないから、
少しくらい、
じぶんをほめてもいいよね、お母さん。
仏壇の前のホリゴタツで勉強しているわたしは、
ときどき母に語りかけている。
独りごとがでるようでは、わたしも年なのだろうな。

●これは……もう……究極のマザコンだな。
まだ母の影響からぬけだせない。
母のわたしにかけた後期催眠からぬけだせていない。
いかに偉大な母だったかということだ。

●母のことは、小説にかきたい。
でも、あまりに身近すぎていまだにかいていない。

●カミサンのこともそうだ。
かけそうでかけないサブジェクトというものがあるものだ。

●あいかわらず降り続く雨。
カミサンの掃除機の音。
彼女の階段から下りてくる足音。
そういえば、階段の絨毯をはがしました。
汚れていましたものね。


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ミニ庭園にバラの花咲く――

2012-06-07 07:20:45 | ブログ
6月6日 木曜日
●節ちゃんがきて、裏庭にバーコラをつくっている。
カミサンのながいあいだの念願だったツルバラの棚だ。
教室をつぶして庭にする。
そこにバラを植える。
さすがに、この夢はなかなかかなえられそうにないと諦めたらしい。
わたしに経済的な働きがないから、コレハ無理だ。
と、悟ったのだろう。

●裏庭の杏と白木蓮を切った。
裏庭ではあるが、わが家は平屋なので、かなりよく日が照る。
これなら、物干しもできる。
いままでは二階の軒下に干していた。
階段のあがりおりは、たいへんな労苦だ。
それにかみさんもそれほど若くはない。
足でも踏み外したらたいへんだ。
はやく、物干しができるといいな。

●鉢植えのバラを地植えにする。
いますぐにでもそうするのかとおもったら、夏の間は移植はできないらしい。
バラのことはなにも知らない。
すぐにでも、廊下からバラばら薔薇の日々を楽しめるかと思ったが。
それは来年のお楽しみということらしい。

●カミサンはレンガを敷いた空間にあこがれていた。
日曜大工の店「カンセキ」にたのんでレンガをとどけてもらう。
そのついでに予算があったら椅子とテーブル。
わたしとレンガを敷きつめたところにテーブルを置き、バラをながめながらteaでも飲みたいのだろう。

●らいねんの、いまごろにはバラの咲き乱れるミニ庭園をながめることになる。
カミサンがどんな庭をつくるのか楽しみだ。


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初夏の朝

2012-06-04 09:40:54 | ブログ
6月4日 月曜日
●爽やかに晴れた朝。
庭ではカミサンがバラの世話をしている。

●わたしは新藤先生の葬儀のようすをテレビで見ていた。
津川雅彦の弔辞がさりげないはなしかけの口調でその悲しみがよくでていた。
涙をさそった。

●外に出てみるとカミサンは咲き切った花を摘んでいた。
いつまでもつけておくとバラの木に負担がかかる。
それで少し早めに摘むのだという。
カミサンには色々なことをおそわっている。
植物の名前などなにもしらなかったのに。
さいきん小説をかいていても、きがるに花の名前をかくことができる。
心理描写にいろどりをそえることができてうれしい。

●小久保さんの家の上の電線に雀が一羽とまっていた。
背景は初夏の青空。
まだ梅雨入りしていないので、大気がたしかに爽やかだ。
ほほにふきかかるバラの芳香をふくんだ風がほんとうにきもちがいい。
生きている実感がある。

●部屋に戻った。
電源を切るのを忘れたテレビではオウムの菊池直子の逮捕を報じていた。

●あの事件からもう17年になる。
雑誌にかく原稿のため、カミサンと青山まで取材に駆け付けた時のことを思い出した。
あのころまではまだ若かったなぁ。
時の流れの速さに、慄然とする。
かきたい小説がまだまだある。
生きている。
かき続ける。
まだまだ老いるわけにはいかない。
肉体は老いても、精神にはおいはない。

 
   ラベンダーピノキオ
    
  
   マチルダ
    

   ルイ14世
    





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徹夜で本を読んだ

2012-06-02 07:22:26 | ブログ
6月2日 土曜日
●しばらくぶりで鹿沼の「ブックオフ」に出かけた。
わざわざでかけたわけではない。
T歯科にいったところ定休日だった。
その帰りに寄った。
すっかり店内の様子がかわりおどろいた。
書棚のデスプレーもよくなっている。
在庫数もふえていた。

●人気作家の文庫本は105円ではない。
大沢在昌の「鮫」シリーズなど450円もしている。
さすがに人気作家は違うものだなと感心したが――パス。

●105円でなければせっかくブックオフにきた甲斐がない。
そこで本棚をさがしたところ、おやおやうれしくなった。
ハードカバー、それも僕の好きな作家のものは全部105円だ。

●薄井ゆうじ「青の時間」。
阿久悠「詩小説」。
石田衣良「池袋ウエストゲートパークⅣ 電子の星」。
文庫本ではもっているが、ハードカバーなのでかった。
小林泰三「密室・殺人」。

●さすがに、四冊の重さはハード(キビシカッタ)った。
というのは、このところ右ひざをいためている。
軟骨がすり減ったのかな。
などと心配している。
なんとか足をひきずることもなくもどってこられた。
地元ではないみなさんのために解説しておく。
30分ほどかかる距離を歩いて帰宅したことになる。

●その途中のF屋の三階に「熊沢書店」が出店した。
足の疲れがなければ寄れたのになぁ。

●夜になってから買ってきたばかり本がよみたくなった。
結局徹夜。
三冊読み終わったら。
朝。
ブログをかいた。
これから少し休みます。

●こんな自堕落な生活ができるのも、田舎住まい。
老人になったからだろう。
静かに暮らすには田舎町、そして飲み友達のいない場所に限る。
東京にいるときはこうはいかない。
あいかわらず、鄙都間を往復する二重生活だ。
それぞれのいいところ、たのしいところを選び暮らしている。
でも恐怖小説の作家としては、このところ小説がかけないのは怖い、こわい。

●しばらく休んでいる「クノイチ48帝都の夜に散る」そろそろかき継がなければ。
ね。ね。ね。

●ねむくなりました。
失礼します。



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