-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

気温上昇でいっきに開花

2015-04-25 08:29:41 | 自然

 このところの好天気で気温が上昇しました。特に4月24日(金)は、尾花沢市が24度近くまでになりました。普通の年ならもう少し後に咲く花も、既に開花していました。

 

 上畑沢の延命地蔵堂の土手には、水仙が全開です。

 背中炙り峠(古道)への入口には、キクザキイチゲがお花畑を作っています。昨年と同じようなアングルですが、実は微妙に異なります。

 

 上の写真と同じ場所に、初めて見る小さな花が咲いていました。葉はいつも見ているような気がしますが、普段、気に留めないほどにポヒュラ―なので、調べる気も起きませんでしたか、こんなに個性的な花が咲くのなら、もっと関心を持つべきでした。いつの日にか、分かる時がやってくるでしょう。気長に待ちます。

 

 いよいよ、背中炙り峠に登りました。早くも山桜が咲いていました。山桜にも多くの種類があるのだそうですが、正直言って私には面倒ですので、漢字で「山桜」です。

 

 峠から村山市側に下って行くと、弘法清水があります。そこに覚えたばかりのキブシの花がありました。実(み)の姿は既に覚えましたが、花は初めてです。当然のことですが、花も下にぶら下がっています。

 

 キブシと同じところに、アブラチャンが咲いていました。アブラチャンの幹はカンジキに利用されます。それだけの樹木かと思っていましたが、花も小さいながらも精いっぱいに目立っています。庭に植えている方の気持ちもよく分かります。

 

 背中炙り峠に戻ると、午後5時近くになり太陽光線が横から当たりました。いつものカタクリも、ちょっとエキゾチックな花の雰囲気になりました。

 

 峠を離れようとしたときに、ショウジョウバカマが

「私を忘れちゃ、畑沢出身者と言えないよ」と下から叱りました。そうです、畑沢の早春にはカタクリ、キクザキイチゲにショウジョウバカマが主役です。


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2 コメント

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Unknown (みィこ)
2015-04-26 11:59:18
雪で閉じ込められていたのは動植物だけで無く畑沢の皆さんも難儀な生活から花々が咲き一番いい季節ですネ。学校の帰りにはカタクリの花やごま花(ショウジョウバカマですか?)道端に沢山咲いているのを摘んだはるか遠い記憶があります。先日40数年、年に一度のハガキのみのやり取りだった幼馴染と会った時、聞いたのですがそんな花をそう簡単に見ることが難しいとのことでしたが残念です。新沼健二の歌==<ふのさとは今もかわらず>==ちょっと意味が違うかナ?!とふるさとを離れた勝手な願い。
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花は待っています。 (スビタレ)
2015-04-26 21:31:48
 昔の花は今でも咲いています。一部のラン科植物を除けば、むしろ昔よりも増えています。ただ、花をじっくりと眺める心がなくなっているのではないでしょうか。
 急がないで、畑沢の中に包まれて下さい。
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