一時期、野生蘭に興味を持ったことがあり、園芸店でエビネなどを買い求めて庭で栽培していました。しかし、山野草ブームで野生蘭が各地で盗掘され、それが園芸店の店頭に多数が並べられている実態を知ってからは、購入することをやめて自然の中にある蘭を愛でることにしました。採ることをしないで撮ることにしています。お陰でいろいろと蘭のことについて観察することになり、少しだけですが蘭のことを知りました。その中には、下の写真のクモキリソウらしきものもあります。畑沢の林の中で、極たまに見かけました。写真は今年の6月に撮ったものです。まだ十分に成長していませんでしたので、夏にもう一度、来た時に撮り直してから投稿しようと思っていましたが、夏にその場に行っても雑草が生い茂っていて、クモキリソウの場所を確認できませんでした。そこで、やむなく未熟なままで投稿することにしました。
この欄の花は極めて地味で、「花」らしさがありません。それが幸いしているのでしょうか、盗掘されることがないようです。
ところで、11月の下旬に背炙峠に行きたいと思っていましたので、峠の規制状況を山形県のホームページで確認したところ、びっくりしました。またもや11月20日から11月29日まで通行止め(下の表)だそうです。それも災害復旧工事ではなくて、調査のためだそうです。恐らくは来年の工事のための測量に関係することかなと想像しました。調査程度ならば、街中でも交通止めをしなくてもやっています。ましてや、峠ならば極めて交通量が少ないので、全面交通止めをしなくても「調査」が可能なのではないかと思います。この峠に関しては、余りにも交通止めが多いようです。何とも不思議な道路です。そして調査が終わると、今度は工事として長期の交通止めが行われるのでしょうか。
峠から東側は尾花沢市で、西側が村山市です。尾花沢市側は、かなり前に工事が終わっているようですが、工事期間中の通行止めの記憶がありません。あったのかもしれませんが、最近のような長期間ではなかったかと思います。それに比べて、村山市側での工事になりましたら、途端に長期間になりました。殆ど一年間も交通止めの時もありました。何故、村山市側の工事ではこのようになるのでしょう。くどい様ですが、不思議です。
路線名 |
規制区間 |
延長 |
規制理由 |
規制区分 |
規制期間 |
時間帯 |
迂回路 |
備 考 |
規制 |
主要地方道尾花沢関山線 |
尾花沢市畑沢~村山市たも山 |
4,600 |
その他(路上作業・地質調査) |
全面通行止 |
H29.11.20 ~ |
終日 |
鶴子尾花沢線 |
規制時間:11月20日午前9時から11月29日午後5時まで。なお、作業終了後、規制解除する。 |