平成25年4月15日畑沢の祭りの日に撮影
畑沢の県道の大きなカーブにある電柱です。直立しないで、斜めに立っています。あれ、不思議だなと思ってから何年か経ちました。元々、このように敷設したのか、はたまた雪の重みで少し倒れたのかが分かりません。もしも、最初はまっすぐだったのがこのようになったとしたら、いつ倒れるか危険です。しかし、何年もこのままですから大丈夫でしょうか。
私たちが子供(少なくても中学時代まで)の時は、電柱は直線状に敷設されていました。従って水田の中に幹線があり、そこから住宅方向に枝分かれしていた気がします。
さて、冬の終わる三月末になると、朝方には雪が堅く凍って、踏みつけても靴が雪に入らなくなります。その結果、通学路は、いつもの踏み固めた一本道だけでなく、田んぼ、畑、山の中さえもが通学路です。いつものコースからかなり脇にそれることになります。その時に田んぼの中にあった電柱に近づいた記憶があります。電線は電柱と電柱の間はたれ下がり、大人の手が届くほどでした。そのような記憶がありますので、昔は田んぼに電柱があったのは間違いありません。何しろ、正常な通学路よりも、脇道に詳しいスビタレの私が言うのですから。
ところが、何時のころからか、電柱は県道に沿って立てられるようになったようです。電柱の管理を考えれば、もっともなことです。昔は、停電になると、畑沢で一つしかない電話を借りて電力会社の駐在所に電話をかけます。直ぐに駐在所員が雪をかき分けながら電柱に駆けつけていたのでしょう。大変な御苦労をされていたことと思います。やはり、道路の脇に電柱があれば、ほとんど雪をかき分ける必要がありませんので、合理的です。