先週(2月11日)に雪が落ち着いたので、畑沢へ行って来たのですが、山形へ帰る途中で大吹雪になりました。峠は越えていなかったのです。うーん、しぶとい冬将軍めが。激しい雪は14日ごろまで続き、NHKテレビのデータによると、尾花沢の積雪量が2.5mほどになりました。山形県大蔵村の肘折では、4.3mを記録したときです。15日には雪は止んでいましたが都合があったので、翌16日に雪降ろしに出かけました。
意外にも、実家の屋根の雪は大したことがありませんでした。新雪が積もった時には、ふわっとしていたので雪の高さがあったのでしょうが、その後に雨が降り、雪をぎゅっと押しつぶしました。そのために、雪の量が大したことがないように見えても、スコップに載った雪の重さが半端ではありません。スビタレならばスビタレらしく、無理せず自分の体力に合わせてこつこつと作業をして片付けることができました。
早くも昼には終了しましたので、帰る途中で下手な写真を撮りました。先ずは畑沢地区生涯学習推進センターです。ほぼ雪に埋まったように屋根だけが見えました。屋根から自然に落ちた雪が、道路まで崩れ落ちていました。
振り返ってセンターとは逆の方向です。遠くにちょこんと頭のてっぺんだけを出しているのは、大平山です。そのすぐ下に、木がまばらになっているのは、「たいら」と呼んでいた比較的なだらかな斜面で、私たちの格好のスキー場でした。
下畑沢の最北端です。ここに人家がありませんので、除雪車はありったけの力を振り絞って雪を道路からどかしていました。除雪車には大きく分けて二種類が畑沢へやってきます。一つはロータリーを回転させて吹き飛ばすタイプで、もう一つは排土板でぐいぐいと雪を押しまくるタイプのものです。写真の雪は排土板で何回も押されたものです。高さは5mを超えているかと思います。除雪された道路も広々としていました。
畑沢を過ぎて墓地がある松母の坂の途中で延沢と古殿方向を写しました。写真右下の雪の塊の奥には、背炙峠の改修碑があります。道路の左側に見える屏風のようなものは、道路の屏風の役割をする防雪柵です。荒町は右の方ですが、はみ出てしまいました。