思うところあってHPをリニューアル中です。ブログもちょっとずつ整理しています。
このブログはもともと初めての自分のバンドのホームページ(HP)を作った時に、HPの更新を頻繁にする目的で作った日記のコーナーをブログに切り替えたもで、基本的にはそれほど意味のないただの日記みたいなものなんですよね。てか、むしろ日記そのもの(笑)。
この15年くらいのバンド活動のさまざまな出来事を時系列で綴ってきたので、意味はないといっても自伝が書けるくらいのボリュームはあります。でも私以外に15年分の私の日記を読みたい人がいるとも思えないので、少しは読む人のことも考えてそろそろちゃんと整理しようと思ってるところです。
いつも思いつくままに書いている私の日記を読んで下さってる皆さんには、ほんとうにありがとうございます。毎日の閲覧数を見ると、ほんとに多くの方が私のブログを読んで下さってるんだなとあらためて感謝です。それほど華々しくない私の音楽活動ですが、私の存在をブログで見つけて下さったりtwitterやFacebookで知りあった方とライブでお会いしたりする時、ネット環境があってほんとに良かったなあと思います。
たまたま昔、ミュージシャンのポータルサイトで私のバンドのことを知ってCDを注文された東京在住の女性が、CDを聴いた感想をお手紙でくださって、そのあと東京でのライブにも来てくださって、結婚してカナダに行くのに私のCDもスーツケースに入れました、ってお便りをもらった時はウルウルしてしまいました。
私が多くのミュージシャンの作品を愛してやまないように、私の拙い作品も誰かに愛してもらえてるんだって思うとミュージシャン冥利に尽きると言うかなんと言うか、それはそれでこみ上げてくるものがあります。
その人の話し相手になったり、側にいて一緒に笑ったり飲んだりご飯を食べたりはできないけど、私の作った音楽が確実にその人の側にいてあげられている。ご主人以外に知る人のいないカナダで私のCDを聴きたいと思ってくれたことになんか胸が熱くなったのを覚えています。
それももう何年も前の話。3年くらいしたら日本に帰ってきますって書かれてたから、彼女もきっと素敵なお母さんになって子育てでもされてるかもしれないですね。
CDを作るということについて。
「何故作るのか」っていうと、もちろん自分の音楽をできるだけ多くの人に届けたい、っていうのはあるけれど、こんなふうにたった1人でも私の音楽に共感してもらえる誰かにそれを届けたい、っていうのがホントの気もします。
求めてた音楽に出会えて良かったって思ってもらえる、その1人のために、これからも作品作りを頑張ろうと思います。
paris match(パリスマッチ)っていう大好きなバンド。
その10年間の活動を綴った番組が動画でYou Tubeに紹介されていました。なるほどーと思えるところがたくさんあったのでご紹介しますね。
10周年記念にリリースされたCDはこちら。とっても素晴らしい作品。
オススメです。
edition 10 | |
杉山洋介 | |
ビクターエンタテインメント |