★日本ファンタジーノベル大賞・優秀賞受賞作
寒露の夜、京で人気の遊女が惨殺された。美女の首を掻き切ったのは、都に住む魍魎か。。。人の心に住む鬼か。。。腕っ節は強いが、大の幽霊嫌いである、検非違使・龍雪が、事件の謎に挑む。
華やかな都の雰囲気と、怪異に満ちた数々の出来事、怪しげな雰囲気の漂う物語が、ドキドキ感を煽りたて、ファンタジーというよりも怪談っぽくて、私好み。
登場人物が暗くなくて、楽しい性格なのも面白い。そして、思いもよらない結末に、どうして?!と、ショックを受けつつ、ちょっと切なくもあり。。。
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