百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

アミダサマ

2009年10月30日 | 読書

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沼田 まほかる
新潮社
発売日:2009-07

胸騒ぎがするホラーです。

男は、何かの声に導かれ、山中の廃材置き場へたどり着いた。

そこで見つけた古い冷蔵庫の中に、何かがいる気配・・・

同じように、声に呼ばれてそこを探し当て、たたずんでいたのはお寺の住職。

胸騒ぎがしつつも、2人はその扉を開けずにはいられなかった・・・

そして、そこには、素裸の幼い女の子・ミハルがぐったりと収まっていた・・・

お寺で育てられることになったミハルだったが、

飼い猫の死や、住職の母の異常な行動とともに、

集落にも異変が・・・!


ミハルが、怖い・・・

可愛いがゆえに、何も悪さをしないがゆえに怖い・・・

ざわざわと、何かが心を揺らす・・・

次のページをめくるのが怖い・・・



この不穏な空気が、ホラー好きにはたまらない面白さ
 
でしたが、

ミハルはいったい何だったのか?ちょっとすっきりしない感も・・・

私の満足度★★★★☆

コメント (2)
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