いろいろ備忘録

泳がせシーズンは下田・伊豆方面(神津島、銭洲、イナンバ、御蔵島、大島沖など)、それ以外は新潟の上越方面での釣行記

泳がせ釣りの進化(9)

2006-04-01 19:58:23 | 泳がせ釣り云々
誘いのパターンは色々ですが、通常は、底に着いたら2~3m巻いてムロの様子を見ます。暴れないようなら「1~2m巻く」→「5秒待つ」→「1~2m巻く」をタナ上15~20m程度まで繰り返します。途中でムロが暴れるようなら少し長目に待ってみます。巻上げの途中どこかで、喰気のあるカンパチを探すというイメージです。カンパチの場合、前あたりから食い込むまではすぐです。ちょっと待って食い込まないなら、そのカンパチは諦めて次を誘います。

ムロが暴れるのに食い込まない場合、カンパチはいるがやる気がないか、オマツリなどでムロが不自然な状態にあるかのどちらかです。前者の場合、魚が喰い出すキッカケを演出する必要があります。例えば、中層で一度仕掛けを止めてムロをカンパチによくアピールしてから、一気に底まで落とします。これで「スイッチ」が入ったカンパチがいれば、底まで追いかけてきて喰う可能性があります。このパターンはよくやっています。それから、前当りが頻繁なのになぜか食い込まないという場合、そこから数メートル一気に落とし込んでみます。これで昨年喰い渋りの中、数尾ヒットさせました。あとは、バーティカルジギングのように、ちょっとしたリズムや急緩をつけて巻上げてみるという手もあります。このパターンで去年水面から5mでヒットさせたことがあります。途中からずっと追ってきて何かに反応して喰ってしまったんでしょう。ヒットさせた本人はでかいシイラでも食ったのかと思いました。このパターンも実は以外とよくあります。