ハッブル宇宙望遠鏡の映像を御覧下さい。
綺麗でしょう?鮮やかでしょう?
でも、一つ名言が出来る事があります。
そこに我々は存在できない。
何故か?「AIの物語」とほざく馬鹿の寝言がありまして、それを読んで、こいつも馬鹿丸出しと思いました。
特にブラックホールを超越して何処か別の宇宙に行くというものでした。
出来るのでしょうか?
出来ません。
何故?
だって、膠着円盤の放出するX線は、何も放出方向だけじゃなくても立派に「致死性」です。
硬X線レーザー砲と言えば「ガイエスハーケン」(銀河英雄伝説)を思い出す人も多いでしょうが、この硬X線は、破壊する前に、中に居る人間を打ち殺します。
色々なレベルがあるのですが、まぁ軽い照射でも「チェレンコフ光」の数万倍でしょうから、軽く全滅です。
船体を破壊するのは「余禄」でして、まぁ宇宙船の動力炉とか制御系は、結晶構造をぶっ壊されて駄目かも知れませんが、船体自身は大丈夫でしょう。何せ電磁波ですから。
若干結晶構造が破壊されるでしょうが、人間ほど無様に駄目になりません。
銀河英雄伝説を下敷きにしても、どうかとは思うでしょうが、あのイゼルローン回廊とは何なのだろうか?と思っていたのですが、これは一時期NTTデータのCMに出てきたゲラー博士(ゲラー姓は1匹の詐欺野郎・ユリーゲラーと二人の博士・宇宙と地震を世に出している)の泡構造が、それに相当する様である。この泡構造の泡の表面のちょっと入った所じゃないと生命は生きていけないようなのです。
何故か?それは星間物質がある程度の濃度がないと、宇宙線が強力に作用して、生命は生きていけないのではないか?と私は思うのです。
何故か?
地球の周りは「太陽風」に守られていて安全な所なのですが、木星の軌道を越えると、宇宙線の影響が大きく、火星程度からでも、滅茶苦茶やられています。
その特徴は、滑らかな表面に小さな穴が開いているのですが、この小さな穴(ピットホール)は、高速度の高エネルギーの宇宙線がぶつかって、結晶構造を、かなり大きく破損した結果と今言われています。
地球の軌道付近では、太陽フレア、X線バースト、太陽ノイズ、ガンマ線などが手を変え品を変え、色々痛めつけます。
実は宇宙線フリーダムも、昔のソユーズサリュートでも同じ事があって、太陽状態によっては、比較的にマシな場所へ避難して動けなくなるのです。
この事をコズミックフロントもNHKもBBCもナカナカ言いません。ですが深刻な事実です。
この問題はナカナカ根本的に改善されません。理由は、基本的に宇宙線を防護するには「厚ぼったく、質量の重い物質」によって身を守るしかないのです。
一番の方法は水を大量にプールに入れて、それを太陽の側に向けるのですが、それすら出来ていないのが現状です。
ガンダムセンチュリーという合理的に論理的に色々ガンダムの世界を開設している本があったのですが、それにはNASAの宇宙線防護システムの特許がありました。
それは磁気バリアーを使うというものですが、それが使われている様子が見えません。
守りに守られている地球の表面ですら生命の危機を感じている人類は、いや生命は、宇宙を自由に移動するなどというのは、まず最初に解決する問題があるはずなのですが、それは何故か言いません。
そこに根本的な宇宙開発の「うそ」があるのです。
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