毎度論うのだが、悪い例ではないものとして三井物産戦略研究所の2010年5月中国の地価のレポートを思い出す。
2009年5月と2010年5月の地下上昇率が25.9%だったのが25.5%を根拠として中国の「地価抑制策が明確に効果がある」と断言したのに目が点になった。
これで、この結論?
だが、あまりにも政府寄りの発言から「皮肉と見た方が良いのか?」と思ったものである。ただ、きちんと数値を出して、突っ込み所を出した点は良いのではと思うが、その算出が何であったのか?(まぁどこも同じような数値だから、それ以上は突っ込まないけど)どのような意味がある数値なのか?と言う点が無かったらグラフは単なる絵である。
私が先のブログで見せたグラフは「地価」の指数であり、これも途中に複雑な関数が入ったものではなく昭和五十年を1とした比率と言う極めて素性の分かる数値である。
大体、あたりと言うのは変化率とか成長の変化率と言う微分・二次微分の数値を出して来たりする。この微分は積分と言う作業が必要であり、物事を誤魔化す一番の指標である。
だから野村や大和総研や慶応やマスゴミが色々な寝言を吹聴するのに良く使う。成長の変化率が、どのくらいだから凄い!とほざくが、ではその額は?と来ると「今は成長の途中で」とお茶を濁す。
大体変化率は、実数値から幾らも計算できる。だが変化率、成長の変化率から基礎となる数値は計算できない。指数として出ている場合は今の値との掛け算か割り算で出てくるから分かり易いのである。
だが政府の資料でも成長率とかの数値を使いたがる。この数値とグラフで嘘を吐く流れは、本当に止まらない。
また、地価のグラフに関して、再度ちょっと言う事があるので、グラフは前のを見ながら考えて下さい。
地価のグラフばかりを出したが、この時の問題を考えるには金利を併記しないといけない。なぜかと言うと地価・不動産の価格は利子との比較で利益が見えるからだ。ただ、会社が出す利益が正確な値かと言うと、それは絶対に無い。慶応が誤魔化しマスゴミが吹聴するが、銀行自身が1995年の金融再生法案の時に第二四半期が史上最大の利益、第三四半期から史上最大の損失と言う慶応の教授だから「正しい」と吹聴する明確な過去がある。
結局、グリーンスパンではないが、直接粉飾の可能性の無い数値から推測の計算をして把握するしか実態を理解する方法論は無いが、そのグリーンスパン自身が、金融関係の専門家の嘘を見抜く術は無いから彼等の言う事が正しいと思う以外に無い…と吹聴してリーマンショックを放置したんだな…。
またグラフ単体からも、色々分析できる。例えば、地価のグラフは急峻な山を作るが、その曲線の作るグラフの実数値ととX軸の作る面積が利子収入となる。その変化率(成長率とも言う)を計算で描くと、その曲線は損失の様子を示している。
結局、この実数値の変動の様子がある事自身から、右肩上がりであれば損失無き成長であり、左に振れると損失ありの縮小となる。(当たり前ですがね。学校の教育ってこんなもの)
だから、この変動のある間どのようなことが起きたか?数値の変動率で、会社の利益、そして、損失、それが人件費に影響する様子とか、破綻した時の損失額とか、又は、損前後のその会社の総資産額の変化とか、見ているとシミジミ「ひとごと」でよかった?と思う。
それにしても、このグラフでは大阪の「銭に血迷う田舎馬鹿」の醜態である。最初ナカナカ値をつけなかったが一旦上がりだすと狂乱となって、東京より酷いのである。さぞや大阪名物島田紳介の義兄弟の極道が動き回ったのだろう?
だが、実態として分かるのは、地価のリーマンショックぐらいまでの、バブルの間を無視してみると、これが日本の実質上の国内総生産の変化の状態なのだろう。
よくGDPで、何処そこでどのくらいの成長率があると吹聴するが、世界で見た時に、GDPのプラスマイナスを計算すると全体としては成長率は1%も無い。GDPを勢いのある国だけで見る事は世の中の発展を見るという意味でも意味が無いのではないだろうか?と思うのである。
それは例えば昨年とか一昨年の商社の史上最大の利益を吹聴していた事もあったが、それが日本全体として何の意味があるのか?と思う。
この地価のグラフは、何処其処が単点として利益があろうとも、長期的にグラフを引けば何を成長率と見るのか?と思い知らせる。だが、その変化の間に自分だけの利益を貪ると言うのが馬鹿文科系大学出と言うものなのだろう。マスゴミと言うものなのだろう。しかし、このグラフを見ても分かるだろうが、最終的にグラフの右端と左端の点を直線で結んだ線が「実態としての成長率」なのである。
そう考えると我々は色々な技術の変化があったとしても国家全体としての成長に結び付けられなかったと言うコトなのである。だが、それでもマシな状況だという事になると。産業が国家を富ませると言う事に、どの程度の説得力があるのだろうか?一部の輸出長者と、その連中を相手にした一部の銭ゲバビジネスのみが「すごぉいのよぉ」とは立派な文明国だコト?と思うが、それが実態で、民主主義も合理性も無く、下衆な欲望と見え透いた誤魔化しこそが世の実態と思うと嫌になってしまう。
これを更に中国の凋落、チョンの破綻で見るのだろう。そして今の日本でも大分マシと言うのならば、何をまともと言うのだろう?
明日死んでも、そんなに悪い事でも無さそうである。私は美味しいと思えるものを、少なくとも食える状態で死にました。チャンチャン。
未来の可能性や過去の実態を見ていると。それはそうだけど、今ある、この私は、どうだろう?と思う。
一方で嘘吐きの誤魔化しを見抜くのも重要だけど、まぁ飢えて死ぬ事は無い分、マシな生活だな…。こうやってPCも使えるし…。
思うに、膨大な通帳の中だけの数値も大事かもしれないけど、今の少ない手持ちで味わえる自分の楽しめる能力の限界を発揮して楽しむ自分って。
こう言うのを刹那的と言いますが、では計画的を逐次実行して交通事故で死ぬの、どっちが現実的でしょう?
最初の話で、この終りか?と思われる向きもいるでしょうが、これがネオリアリズムと言うものです(うそです)。
最新の画像[もっと見る]
-
「ちうごく」が本当に戦争できるのか?溢れ出す疑問。中国海軍は機雷で全滅が保証されている。 3年前
-
糞舐め汚い嘲賤よ…慄えて眠れ、日本の固体燃料ロケット・ラインナップは、「世界一 ぃぃぃぃぃぃいいいいいい!」スクラム・ジェット・エンジンも世界最高位技術! 3年前
-
生首が騙されて嘘言うとります。『米国レーザー兵器試験成功で戦闘機にも搭載か!艦艇からのテストは成功も戦闘機実験は可能なのか?』【ゆっくり解説・軍事News2021/12/06】 3年前
-
台山原発事故のEDF側の内部告発。SDG'Sに大きな影響を及ぼすメカニズムが狂う!『12-04 ようやく続報が出てまいりました』【妙佛 DEEP MAX・2021/12/04】 3年前
-
台山原発事故のEDF側の内部告発。SDG'Sに大きな影響を及ぼすメカニズムが狂う!『12-04 ようやく続報が出てまいりました』【妙佛 DEEP MAX・2021/12/04】 3年前
-
来年には極超音速ミサイル対策は可能だろう。少なくとも技術屋は極超音速ミサイル技術は見切った!またスクラム・ジェット・エンジンはJAXAと三菱重工業に存在している!騙される馬鹿文化系! 3年前
-
来年には極超音速ミサイル対策は可能だろう。少なくとも技術屋は極超音速ミサイル技術は見切った!またスクラム・ジェット・エンジンはJAXAと三菱重工業に存在している!騙される馬鹿文化系! 3年前
-
来年には極超音速ミサイル対策は可能だろう。少なくとも技術屋は極超音速ミサイル技術は見切った!またスクラム・ジェット・エンジンはJAXAと三菱重工業に存在している!騙される馬鹿文化系! 3年前
-
来年には極超音速ミサイル対策は可能だろう。少なくとも技術屋は極超音速ミサイル技術は見切った!またスクラム・ジェット・エンジンはJAXAと三菱重工業に存在している!騙される馬鹿文化系! 3年前
-
来年には極超音速ミサイル対策は可能だろう。少なくとも技術屋は極超音速ミサイル技術は見切った!またスクラム・ジェット・エンジンはJAXAと三菱重工業に存在している!騙される馬鹿文化系! 3年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます