

友人の版画家の出品もあって、実の面白そうな企画なので、家族で出かけた。
場所はG県・みどり市(町村合併でこの名になったが、元は大間々町だ)。
渡良瀬川の上流に近い、渓谷を越えた場所だ。
近くに「ながめ余興場」もあって、町が足尾の銅山や日光への街道で栄えた名残を残す、かなり素敵な場所だ。

版画や焼き物など、県内で活躍の?作家達の作品が展示されていた。
旧家の母屋・そして蔵が実に素敵に残り、展示された作品と、見事にマッチしていた。

蔵はギャラリーとして使われているようである。
歩いてすぐの、お寺さんも、展示場に使われていた。

コンサートなどで、小屋の良さってのがある。小屋が良いと音楽も盛り上がる。
版画や焼き物・それらが、実にこのギャラリーでは映えた。

僕の友人も含め、数名の作家の作品が並んだ。
見事な個性で、こうして数名の作家の作品を、相互鑑賞できると、受ける印象もまた違う。

陶器も、優しく・庶民の生活をそのまま注いだり・盛り付けたり・放り込んでも良いな~~と思わせるものだった。


庭・そして縁側には、綺麗な生け花が鎮座。

これ、いい・・・


友人の作品である。
彼の作品は優しい。
静寂と生命感が溢れていると、僕は見るたびに思う。
幾つかの作家達の作品・・・彼の作品はちょっと、際立っていたようにも思う。
バタバタの生活・家族4人、ちょっといい時間を過ごせた。