彼は「Sir Roland Hanna(サー・ローランド・ハナ)」と呼ばれている。
1932年生まれ。トミー・フラナガン同様、デトロイトが生んだジャズの巨人の一人である。ジョージ・ムラーツとの名コンビやサド・メル・オーケストラ、またソロピアノの名盤でも人気を博す。
日本では中山英二とのデュオでのライブハウス回りなどもあり、なじみの深いピアニストだ。
卓抜したテクニックと強烈なスイング感は、胸を打つ。
もはや、巨匠の感さえある?
もう、そう呼ばれてる?
そうであったか!
4歳の頃からピアノを始め、クラシックをしっかり学ぶ・ハイスクール時代にジャズに入る・ジュリアード音楽院で学び、ベニーグッドマンのツアーにその時代に参加など、すでに経歴はエリートであった。
58年『デストリー・ライド・アゲイン』、59年『イージー・トゥ・ラヴ』というリーダー作を録音したしだいである。
時に、器用貧乏?と僕には聞こえた時代もあったが、年を増すごとに「凄み」が加わって、やがて虜になっちまったです。
トーンは何処までも美しく、品を感じるメロであります。
もう、かなり前、栃木の「屋根裏」でのライブ。
息のかかりそうな場所で聞いた、ローランド ハナが忘れられませんね。
少しでもJAZZに興味のある貴方!
1枚はもっていたい方ですね~~