週刊ドラゴンズVol.25 ～今年のMVP は？～

先週でレギュラーシーズンの日程を終えた我がドラゴンズ。
3連覇こそ逃したものの、75勝で22の勝ち越しは優勝してもおかしくない堂々たる成績。

高木監督以下、ドラゴンズOBで固めた“純血”コーチ陣で挑んだ今シーズンでしたが、
選手は去年とほとんど変わってないので、来年が本当の勝負ですね！

そんな今年のドラゴンズのMVPは、この男で決まりでしょう！
見事打率310、32個の盗塁をマークし、盗塁王のタイトルを確実にした「大島洋平」。

ベテラン揃いのドラゴンズ打線の中、若手では唯一レギュラーを獲得し全144試合に先発出場。
打率3割を打って盗塁王になったのはドラゴンズでは実に高木監督以来という、まさしく新たな“レジェンド”の誕生です。

もともと守備の上手さはピカイチなので、攻走守の3拍子揃った素晴らしい選手になってくれました。
来年は更に上を目指して、首位打者と50盗塁を期待してます！

そしてチームを去る人のニュースも・・・。
先週何人かの選手が戦力外通告を受けた事はお伝えしましたが、その中で小笠原投手と英智(ひでのり)外野手が現役引退を発表。

5日のシーズン最終戦の後に、引退セレモニーが行われました。
特に「英智」、好きでしたね～。

守備固めや代走での出場が多く、華々しい活躍はほとんどありませんでしたが、こういう脇役もチームには必要なんですよね。
2人とも来年からコーチになるらしいので、若手の底上げをお願いしますよ！

そして今週の土曜日からは、いよいよクライマックスシリーズ。
頼むよ、ドラゴンズ！

Shin

夜の蝶と朝の蛾

昨日の朝ウチのマンションの廊下で、珍しい“蛾”を発見しました。(写真がそうです)
何せ山の中なので、時々とんでもなくでっかい蜘蛛や見た事のない蛾に遭遇します。

ボクは意外と“虫好き”なので平気なんですが、カミさんなんかは家の前に大きな蜘蛛がいたりするとそれはもう大騒ぎ！
虫が苦手な人には、ウチのマンションはちょっと厳しいですね。

でも蛾ってちょっとかわいそうですよね？
見た目は蝶とそんなに変わらないのに、やたらと気味悪がられちゃうし。

たまに「これって蛾なのかな？」っていうぐらい綺麗な模様をしたのも見かけますが、
そもそも蛾と蝶の違いって何か知ってます？

蝶は昼間飛んでますが、蛾は夜行性で夜に活動します。(夜の街灯には蛾が集まるもんね)
それと停まっている時に羽根をすぼめているのが蝶で、広げているのが蛾だそうです。

それを考えると、よく水商売のお姉さんの事を“夜の蝶”と言ったりしますが、正しくは“夜の蛾”？
とにかく、蝶に生まれるか蛾に生まれるかで、彼らの人生は大きく変わるって事ですね！

なんかどうでもいい話になりましたが、蝶と言えば2009年リリースの「木村カエラ」さんの“Butterfly”。
ウェディングソングの定番ですが、美しいメロディーとカエラさんの優しい声がマッチしたなかなかの名曲です！

Shin

http://www.youtube.com/watch?v=N0FMAHuG354&feature=player_detailpage

リセットしたい？

先日TBSで放送された、“リセット～本当のしあわせの見つけ方”というドラマ観ましたか？
現在の生活に物足りなさを感じている45歳の高校の同級生の女性3人が、17歳の時の自分にタイムスリップしてそれぞれが自分の人生をやり直していくというお話。

主演の「鈴木保奈美」さんは、つき合っていた高校の同級生と結婚して娘と3人暮らしの専業主婦、
「高島礼子」さんは認知症の母親と同居しながら働く独身のキャリアウーマン、「坂井真紀」さんは昼はアルバイト、夜はスナックで働くフリーターという設定。

自分がかなえられなかった夢（保奈美さんは女優になる事、高島さんは秘かに片想いをしていた保奈美さんのダンナとの結婚、坂井さんはお金持ちと結婚する事）を実現して、
タイムスリップした45歳の日に再会をしますが、それぞれがしあわせになれたかというと・・・。

これ結構考えさせられましたね～。
この歳になると、みんな多少なりとも「こんなハズじゃなかった！」とか、「どこで道を間違えたんだろう？」って思う事がありますよね？（ボクだけ？）

でもそんなに言うほど、自分の人生ってつまらないものなんだろうか？
考えてみると、ここまで来るのにいろんな人との出会いがあって、別れもあって、家族や友人に支えられながら、その時々で自分で決断して人生を決めてきたはず。

後悔しても始まらないよね？
ドラマの中の保奈美さんのセリフで心に刺さったのが、「人生で大事な事は何をするかじゃなくて、どういう気持ちでするかだと思う」。

確かにどんな仕事をしていても、どんな生活をしていても、その場その場を一生懸命生きていなければ、しあわせとは言えないですよね？
その気になれば、人間いくつになってもリセットはできますから！

ドラマの主題歌には、彼女たちが高校生だった頃にリリースされた「山下達郎」の“高気圧ガール”が使われていて、
エンディングには最近カバーされた「Chay（チャイ）」という女性が歌う"高気圧ガール"が流れるという演出も、なかなかおしゃれでした！

Shin

http://www.youtube.com/watch?v=v9DGlgoWMNg&feature=player_detailpage

終わらないロックンロール

この前NHKで、「矢沢永吉」の“40周年記念コンサート”に密着したドキュメント番組をやってました。
密着したのは朝のバラエティ番組“あさイチ”で、イノッチと一緒にMCを担当しているNHKの看板アナウンサー「有働由美子」さん。

40代前半の有働さんは矢沢のライブを観たのが初めてだったらしく、「矢沢永吉ってこんなにカッコ良かったんだ！」って感激してました。
そう、やっぱりYAZAWAはグレート！なんです。

今回の番組では矢沢が上京して音楽活動を始めた、横浜の“思い出の場所”を訪れるという企画もあって、
印象的だったのは、デビュー前に演奏していた本牧の“ゴールデン・カップ”というライブハウスでのエピソード。

ある日演奏中に客が飲んでいた“ジンライム”を「うまそうだなぁ」と思い、客からもらったチップの千円札を握りしめ休憩時間に近くのバーへ行った矢沢。
その時の味が忘れられず、音楽で食べられる様になった頃、バーに行ってジンライムを注文したんだけど、何かが違う・・・。

その頃には世の中リッチになっていて、昔飲んだシロップを垂らしたジンライムではなく本物のライムが使われていて、「オレにとってはシロップのジンライムが本物なんだ！」と。
矢沢らしいですよね？

そしてもう一つは、“野毛山公園”の山の上にある展望台。
まだ売れる前に一人でそこを訪れ、横浜の街を見下ろしながら、「オレこれからどうなっちゃうんだろう？」って不安でいっぱいだったっていう思い出を語ってました。

その後有言実行でビッグになった永ちゃんですが、すべてが順風満帆とは行かず、
今のボクと同じ48歳の時に、信頼していたスタッフに裏切られ35億円の借金を背負う事に・・・。

その時はさすがに「もうダメだ」って思ったらしいですが、「ざまあ見ろ」的な陰口をたたかれた事で反骨精神に火が点いて、今はもう借金は完済したとの事。

今年リリースされたアルバムのオープニングナンバーでも、“It's Up to You”（お前次第だ！）と相変わらずロックし続ける永ちゃん。
生き方はとても真似できないけど、気持ちだけはそうありたい！と思わせてくれる、永遠に背中を追い続けたい存在です。

Shin

http://www.youtube.com/watch?v=btO6r_xu1Ow&feature=player_detailpage

週刊ドラゴンズVol.24～さらば“レゲェな開幕投手”～

レギュラーシーズン終了まで残り2試合となった我がドラゴンズ。
先週はクライマックスシリーズ（CS）に向けて、先発ピッチャーや登録メンバーをテスト。

先発投手はここに来てベテランの調子が上がってますね！
仮想CSとなった先週のヤクルト戦では、川上憲伸が5回無失点の好投で今シーズン3勝目。

47歳の山本昌もこのところ好調で、ヤクルトとのファーストステージはソト、川上、山本で行くんじゃないかな？
ジャイアンツとのファイナルステージは、この3人の調子にもよりますが、これに中田賢一、山内壮馬を加えた5人が有力。

そして浅尾が復帰したブルペン陣は、もはや盤石。
右の浅尾、山井、ソーサ、田島、左の岩瀬、小林正人と、この6人で1試合投げた方が勝てるんじゃないか？っていうぐらい。

打線の方は相変わらず多くは期待できませんが、ほとんどレギュラーが固定されている中、平田が当たってきたのは大きいですね！
先週は2本のホームランを打って、2年連続の2ケタ本塁打を達成。

今年は春先こそ調子が良かったものの、夏場以降不調で2軍落ちしていただけに、その悔しさをCSで晴らしてほしいと思います！
これで唯一レギュラーが決まっていないライトのポジションは、相手投手が左なら平田、右なら堂上兄で決まりでしょう。

そんなCSへの期待が膨らむ今日この頃、とっても残念なニュースが・・・。
去年の開幕投手「ネルソン」が、戦力外通告（早く言えばクビ）を受けたとの事。

肩を故障して今年はほとんど活躍できなかったものの、2メートルの長身から投げ降ろす150キロを超える真っ直ぐは魅力でした。
でも外国人選手は、結果を出し続けなきゃいけないから大変ですよね？

同時にドラゴンズは、過去に先発で活躍した小笠原とリリーフの平井、久本の戦力外も発表。
うーん、こればっかりは厳しいプロの世界、残念だけど仕方ないですね・・・。

Shin