令和の米騒動で思いました。
一体誰がトクをするのか。
米の出し渋りから高値が続き、一部仲買業者が利益を得る・・・と、短期的には考えられます。
でも長期的にはどうでしょう。
今、高値の米からパンなどに主食を移す人も増えているようです。・・・米離れです。
パンや麺類の材料となる小麦は、その9割が輸入で、アメリカ・カナダ・オーストラリアからのようです。
(2018~2022年度で国内産小麦88万トン、外国産小麦470万トン)
<資料>小麦の自給率
つまり、長期的にはアメリカなどの輸出国がトクをする構図でしょうか。
戦後、食糧難の時代、自国の自給率を上げることより輸入によりまかなうことを選択しました(させられました)
アメリカの生産過剰の小麦の消費国にするためだとか。<資料>
そういえば、マクドナルドのハッピーセットは、若年層の胃袋を掴み、長期的な顧客を確保するためと聞いたことがあります。
目先のことしか考えない政治家集団と、長期的にものを考える貿易相手国とでは、勝負が見えている。・・・なんて考えてしまいました。
米価高止まりの裏にある思惑。
有閑ジジイの妄想であること祈るばかりです。