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退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

令和の米騒動

2025年04月17日 06時16分45秒 | 雑感

令和の米騒動で思いました。

一体誰がトクをするのか。


米の出し渋りから高値が続き、一部仲買業者が利益を得る・・・と、短期的には考えられます。


でも長期的にはどうでしょう。


今、高値の米からパンなどに主食を移す人も増えているようです。・・・米離れです。


パンや麺類の材料となる小麦は、その9割が輸入で、アメリカ・カナダ・オーストラリアからのようです。
(2018~2022年度で国内産小麦88万トン、外国産小麦470万トン)

<資料>小麦の自給率
  


つまり、長期的にはアメリカなどの輸出国がトクをする構図でしょうか。


戦後、食糧難の時代、自国の自給率を上げることより輸入によりまかなうことを選択しました(させられました)

アメリカの生産過剰の小麦の消費国にするためだとか。<資料

そういえば、マクドナルドのハッピーセットは、若年層の胃袋を掴み、長期的な顧客を確保するためと聞いたことがあります。


目先のことしか考えない政治家集団と、長期的にものを考える貿易相手国とでは、勝負が見えている。・・・なんて考えてしまいました。


米価高止まりの裏にある思惑。


有閑ジジイの妄想であること祈るばかりです。

 


無職の自分を振り返ってみて

2025年03月28日 07時22分46秒 | 雑感

完全に無職となって丸二年が経ちました。


さらに仕事量を減らしてからも数年経ちましたが、改めて完全無職となり気がついたことが幾つかありました。


第一に、時間ができて初めて自分から遠いと思われることに関心を持てたことです。

現役時代は目の前の仕事に集中して、周りの景色に関心を持つ余裕がなかったことは事実です。


一つ例を挙げれば、全く畑違いの分野に興味が湧き、本を読む時間が持てたことです。
(本を読む時間が無いのは本を読む気が無いことと同じだと誰かが言ってましたが・・・)


本を読むことから、徐々に世界を見る目が変わっていったのかもしれません。


本来なら、社会の中心となる現役労働者時代にそのような感覚が持てれば良かったのですが、今からでも考えてみたいと思います。


全く興味のなかった政治の世界に矛盾を感じ始めました。

付随して権力による理不尽な行為にも気付かされたような気がします。

 

ちょっと残念なのは、読みたい本が沢山見つかったのに、それを短時間で読み切る体力と集中力が残っていなかったこと・・・。

目と気力、理解速度の低下は残念ながら否めません。


老化は体力からではなく、気力からだと云うことを実感する毎日です。


若い世代には、仕事だけに集中するのも一つの生き方ですが、ちょっとゆとりのある時に世界を見渡すこともして欲しいと思いました。


献血終了

2025年03月25日 06時15分37秒 | 雑感

献血センターより、『検査結果のお知らせ』という通知が来ました。


献血は3月10日に免許更新のついでに行いました。


そして通知は3月21日に届きました。

内容は『C型肝炎関連検査結果陽性』でした。

 

 

ネットでは
『C型肝炎ウイルスは主に感染している人の血液を介して感染します。例えば、以下のようなことがあった場合には感染する危険性があります。
・他人と注射器を共用して覚せい剤、麻薬等を注射した場合
・C型肝炎ウイルス陽性者が使った注射器・注射針を適切な消毒などをしないでくり返して使用した場合
・C型肝炎ウイルス陽性者からの輸血、臓器移植等を受けた場合』

とありました。

 

前回の献血は、去年6月4日です。

その後の生活の中で、C型肝炎ウィルスに罹患する機会はなかったと思うのですが驚きです。

書類中の『なお、今回献血していただきました血液は、輸血用血液に用いることはできませんでした。・・・誠に残念ではございますが、今後の献血につきましてはご遠慮くださいますようお願いいたします』の一文がショックでした。


『趣味は献血です』という台詞を吐いていた私ですが、この歳で趣味の一つが途絶えました。

学生時代より続けていた献血活動ですが、献血可能年齢期限(69歳)間近での終了はとても残念です。

 

血液が不足している昨今です。

今後は、若い方々の誠意に期待するばかりです。

 


予算案衆議院通過

2025年03月06日 08時18分33秒 | 雑感

予算案が衆議院を通過しました。

新年度予算案 衆院本会議で可決 国会での修正は29年ぶり


予算が通ったから終わり・・・ではないのですが一段落でしょうか。
今後の国会で注視したい私の関心事は「企業団体献金」と「選択的夫婦別姓」です。


昨年経団連から異例の提言が出されました。

経団連が「選択的夫婦別姓」導入を求める提言 経団連として初


野党の意見は一致し、自民党内でも選択的夫婦別姓に前向きな意見があるのに、なぜ結論が出ないのでしょうか。

自民党が反対続ける「選択的夫婦別姓」 30年間議論が進まない背景にある“事情”とは?【報道特集】

私なりに夫婦別姓反対派が主張しているであろう意見を考えてみると、

①伝統的な家制度に対する執着
②各議員の支持層の意見
③家族の絆が弱まるという懸念(杞憂?・・・だって嫁になった娘と絆が弱くなったとは思えません)
④現行の戸籍管理システムへの影響(親子の姓が異なるなど)
⑤神社本庁の意向(氏神祭祀行事への影響・・・②に繋がるのかも)

などでしょうか。


現行法は、1947年に制定された民法で「夫婦は婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」とされ、80年近く前に定められたものです。


様々な障害もあるかと思いますが、「多様性」や「ジェンダー平等」が謳われる今日、乗り越えるべきものだと思うのですが・・・。


①に囚われている人は、世界の流れについて行けていないのでは。(世界の変化がすべて良い方向だというわけではないのですけど)


【ジェンダーギャップ指数】日本、2024年は世界118位で低迷続く 政治・経済に課題

日本は夫婦同姓を法律で決めている最後の国です。
  


何事にも変化には勇気がいることだということでしょうか。

 


おまけ・・・反対派議員のリストと、記憶に残るドラマの一シーン(民事局で穂高重親教授が放った発言)。
【選挙区つき一覧】選択的夫婦別姓反対の国会議員50名のリスト

『虎に翼』寅子の「はて?」を復活させたのが神保教授ではなく穂高教授だったことの秀逸さ


大航海時代

2025年02月24日 07時06分44秒 | 雑感

トランプ氏が矢継ぎ早に驚くべき政策を出しています。


トランプ政権2期目がスタート!1ヶ月の主要政策一覧



その根底にあるのは、「アメリカンファースト」と「偉大なアメリカを取り戻す」だとか。


それは中国、ロシアのみと仲良くする大国優先主義とも云えるスタンスではないだろうか。


その自己中心的主義な振る舞いは、かつて中国で言われ続けた『愛国無罪(反日無罪)』を彷彿させ、開いた口がふさがらない。


トランプ氏はプーチン氏と「トルデシリャス条約」にも似た条約を結ぼうとしているのではないか。

 

偉大なアメリカとはロシアとともに、大航海時代のスペインやポルトガルを目指したものなのだろうか。

 

彼にとって「関税」は、ポルトガルやスペインが手にした「羅針盤」と考えているのかもしれません。