ガソリン価格の高騰を受けて、ニュースがありました。
ガソリン高騰で政府の価格抑制策が明日から発動!!
これで…ちょっとは…安くなる??
https://news.yahoo.co.jp/articles/da944ccdb7eab7971e62f689c17c0ca5d99d4d41
私は、ボーダーは160円だと思っていたのですが、170円のようです。
ガソリンにかかる税は少し複雑です。
消費税の前に、1リットルあたり
ガソリン税(53.8円)=揮発油税(48.6円)+地方揮発油税(5.2円)が掛かっています。
揮発油税は1974年度から暫定措置として「租税特別措置法」第89条2項により定められました。(Wikipedia)
暫定税率とは暫定的に決めた税率。関税率において輸入品に対して暫定措置として定めた税率。また、ガソリン税において、本則税率とは別に期限を切って上乗せされる税率のこと。(デジタル大辞泉)
本来暫定的なはずなのにおかしいと思いきや、いつまでガソリン税の暫定税率を続けるかについての見なおしにより、2010年4月に廃止されました。
しかし、同額分の特例税率が創設され、25.1円分の暫定税率分は現在も徴収され、使用目的も道路財源ではなく、一般財源に充てられています。
日本政府から石油元売り会社へ、1Lあたり3.4円の補助金を支給するとのことですが、
元々暫定税率分であった特例税率分を無くすだけで事足りると思うのですが。
ガソリンに関しては「二重課税」という疑問も湧いてきます。
しかし、『ガソリン税と石油税の納税義務者は石油会社で、消費税はガソリンを購入した消費者が納めるもの』とかいって問題視されません。
石油会社は、掛かった税金分価格に上乗せするのだから、最終的には消費者が納税していると思うのですが・・・。
税金って、税制を複雑にすることにより、誰かの都合のいいように運用されている気がします。
補助金支給のニュースが複雑な税制による搾取に見えてしまう・・・
ジジイは何事にも懐疑的になってしまうのかも知れません。
政府の元売り業者への補助金は1月27日より支給するそうです・・・
早いです!