李登輝元総統死去 日本とのゆかり深く 中央社フォーカス台湾
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6366990
親日家として知られる李登輝元総統が30日夜、敗血症性ショックや多臓器不全のため台北市内の病院で死去した。97歳だった。
李登輝氏については、台湾総統選挙を実現したことぐらいしか知りません。
台湾の民主主義の母体を作った人なのでしょう。
ときたまマスコミに登場する李氏は、日本語が堪能で親しみやすい。
聞けば京都大学に在学していて「22歳までは日本人だった」と公言していたとのこと。
当時の台湾が日本統治下であったことには、様々な思いがあるだろうが、日本を理解し、そのうえで親日家であった巨星を失ったことは残念でしかありません。
以前、台湾ソフトボールチーム(U16)を迎えて、中学生選抜チームで親善試合をしたことがありました。
その時、模造紙に『加油台湾』と大きく書いて生徒とともに応援したことを思い出します。
台湾チームの面々は普通の中学生(?)で、日本の彼女らと何ら違いはなく、コーチの方々ともども親しみやすい方々でした。
台湾をより近い存在に感じたものです。
試合後の雑談で、「東京ディズニーランドに行くのが楽しみ」と話していて、ほほえましく思ったことを思い出します。
台湾は「世界一の親日国」といわれます。
東日本大震災でいち早く200億円を超える義援金が寄せられ、その親日ぶりに注目が集まったのを今でも忘れません。
悲しみにくれているであろう台湾の人々と共に、心よりミスターデモクラシーのご冥福をお祈りしたいと思います。
http://japan.cna.com.tw/news/apol/202007300008.aspx