退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

枝野ビジョン

2021年05月31日 15時05分39秒 | 本を読みました


『枝野ビジョン』という本を読みました。


表題の通り、立憲民主党党首の枝野幸男氏が、国政に対する考え方を記したものです。


世間が国政に対し「野党もだらしない」という割に、立憲民主党についてあまり知らない私にとって、興味深い内容でした。


自民党批判のオンパレードというわけでもなく、旧民主党時代の過ちについても触れていたので、読んでいて不愉快にはなりませんでした。

文章も読みやすかったし、「新自由主義」に関する考え方は、共感できました。

 


今度は、以前話題になった『政治家の覚悟』も読んでみようかなと思っています。

 

 


ワクチン台湾へ

2021年05月29日 06時24分07秒 | ニュースより


久々に政府からのニュースで明るい気持ちになりました。

“台湾へのワクチン提供を検討” 茂木外相

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210528/k10013056471000.html

 


台湾は、東日本大震災の時に、いち早く多大な援助をしてくれた国(あえて言いますが)でした。

蔡英文総統は、中国の妨害でワクチンの調達が難しくなっていると発表しています。

苦しい立場にいると思うのです。


日本も苦しいです。

ワクチン接種は軌道に乗り始めたとはいえ、実施率は先進諸国に大きく後れをとっています。


しかし、本当に苦しい隣人がいたら、多少腹が減っていても、手持ちのパンを二つに分けて譲る・・・そんな人の集まった日本でありたいと思っています。


当面、日本でのワクチン接種は「ファイザー」と「モデルナ」の米国製ワクチンとなるようです。
手持ちの「アストラゼネカ」1.2億回分は、宙に浮いています。

アストラゼネカ製は、南アフリカ型には効果が薄いといわれていますが、現在台湾で感染拡大を起こしているのは英国型のようですから、一定の効果があると思います。

 


今回の茂木外相の発言が、PCR検査数の時のように、かけ声だけにならないことを祈るばかりです。

 

ワクチン接種が最後の方になりそうな私は、感染しないように注意して、間接的ですが台湾援助に貢献したいです。

 

 


高校入試と女子

2021年05月28日 08時45分01秒 | ニュースより


気になるニュースです。

都立高校入試の“男女別定員制” 同じ点数なのに女子だけ不合格?https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20210325.html

 

 


志望校選択の理由は様々です。

「家から近いから」「制服がカワイイ」「校則が緩い」「家庭の事情で公立」「友だちも行く」「偏差値が合う」「有名大学に入るため」「親や塾に勧められた」「入りたい部活が強い」「将来の夢実現のため」等々。

 


仲の良い友だちと、同じ高校を受験して、もしどちらか片方しか受からなかったとき、生徒は悩みます。

生徒達が高校入試に臨むとき、こんな疑問を感じていたことがありました。


『自分が合格すると、誰かが不合格になる』


この現実に葛藤する生徒達。

 


受験勉強を頑張る生徒に投げかけることばは、私の場合三つでした。

 

『志望校に合格した自分をイメージし頑張ろう。』

『苦手だけど必要なことから逃げない心を育てよう。きっと将来役に立ちます。』

『表現できた結果だけで評価されてしまうけど、入試は平等です。』

 


この他人を蹴落とす競争に対して、『平等』こそが、入試の正当性を支えているものではないでしょうか。


その根底が覆されると、苦しい努力に対峙するモチベーションは損なわれるのではないか。

 


男子にも『得したからイイ』『関係ない』などと言ってほしくない。

ほとばしる正義感を前面に出せるのは、若者だけの特権なのだから。

 

 

大人の事情が有るとは思います。
(男女比の維持、設置行政区外からの希望者の扱いなど)


人生の中で『平等』なものは極僅かなものです。

受験は、機会だけでなくその合否も平等であってほしい。


教師から『入試は平等』ということばを奪わないで欲しいものです。

 

 

医学部入試"女子は男子より不利"の裏常識https://president.jp/articles/-/25621?page=1

 

 


ワクチン開発の遅れ

2021年05月26日 07時00分53秒 | ニュースより


米国疾病予防管理センターは、日本への渡航に関する注意レベルを4段階中最高の「レベル4:(新型コロナウイルスへの感染リスクが非常に高い)」に引き上げました。https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/05/59f8f6048a08505a.html


IOCに弱腰の日本政府に対する援護射撃なのかも知れません。


ともあれ、新種のウィルスに対する国家防衛力の脆弱さが露呈した結果です。


なぜそうなったのでしょうか?

 


原因を全て示すことは、素人の私にはできません。

でも、全てが『コロナ禍』によって起こってしまった・・・のではないと思うのです。


つまり、バブル崩壊からの30年(その中には東日本大震災などの不幸な出来事もあった)の『新自由主義』に基づいた政策の反動と思うのです。


新自由主義は、その功績もあると思います。

でも、変更には負の影響もあるものです。


ややもすると、『改善』にばかり目を奪われて、それによる「負の影響」に対する正当な評価が忘れ去られる気がするのです。

 

その他にも、


『平成の大合併』により、保健行政などのサービスの低下を生んでいなかったか。

『基礎研究に対する予算削減』により、ワクチン開発の遅れは出ていなかったか。

『SARSやMARSの流行に対し、対岸の火事と捉えた』ことにより、感染症対策の整備が遅れたのではないか。

 

 

 

SARS、MARS、COVID-19 と、10年に一度の頻度で感染爆発が起こっています。

 


今回の経験が、正しく次世代に受け継いでいかなくてはなりません。


そのためには、「失敗は失敗」と正しく評価されなくてはいけないでしょう。

マスコミや野党だけではなく、与党内や選挙民全体にその姿勢が必要なのではないだろうか。

 

そして、それを元に縦割り行政の改革が求められるし、医療界も含めて民間との連携のあり方、民間の力を活かせるシステムの構築が求められていると思うのです。

 


水素エンジン車

2021年05月23日 06時32分43秒 | ニュースより


トヨタの水素エンジン車が、世界初24時間耐久レースに出場したというニュースを目にしました。

トヨタの水素エンジン車 24時間耐久レースに出場 世界初


トヨタには「MIRAI」という燃料電池車があります。

このニュースで初めて、「水素エンジン車」が「燃料電池車」と違うことを知りました。

 


ハイブリッド車でリードしたトヨタですが、世界は二酸化炭素削減を重視し「電気自動車」にシフトチェンジしています。

日本国内での電気自動車では日産がリードしているように見えます。

 


ずいぶん前に、プリウスに乗っている私は、トヨタの営業の方に

“これからは電気自動車ですね”

と尋ねました。しかし、

“電気自動車はまだまだですよ”

とその営業マンに言い返され、プリウスPHVへの乗り換えを勧められました。

 

PHVのことよりも、トヨタは電気自動車に消極的なのか?と、がっかりした記憶があります。


でも、その感覚は違っていました。

ホッと一安心です。

 

 

よく考えてみると、電気自動車の電気は発電所でつくられます。

再生可能エネルギーによる発電が進まなければ、そこでCO2は排出されてしまいます。


その点では、「燃料電池車」や「水素エンジン車」の方が優れているのではないでしょうか。


また、フル充電には最低でも3~40分はかかるようです。

(出川さんの電動バイクの充電には2時間かかるようです)

水素のフル充填には、MIRAIで約3分だとか。

 


MIRAIに続いて、水素エンジン車も市販されるのが楽しみです。

 

その時は、廉価でお願いします。