退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

1を超えた2

2020年12月07日 20時36分08秒 | 嬉しかったこと


小惑星「リュウグウ」よりはやぶさ2のサンプルカプセルが地球に帰還しました。

「はやぶさ2」カプセル帰還 今夜遅くにも豪州を出発し日本へhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20201207/k10012749491000.htm


すぐに日常生活に結び付かない、いわゆる「基礎研究」のような宇宙へのアプローチでしょうか。

それって国家のゆとりを測る尺度とはいえないだろうか。

 


以前から、日本の科学研究はすぐに実用化できる応用研究に傾倒していて、基礎研究への意識が薄い(予算面で)と言われていました。

2015 年の日本の研究開発費総額は18.9兆円。世界第1位の規模のアメリカは同年51.2兆円でした。日米ではかなりの差があります。科学技術予算の対GDP比率で言えば日本が0.65%、アメリカが0.80%です。https://www.enago.jp/academy/trump-budget_2018/


科学技術関係予算における基礎研究費の日米比較
https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chousei/news/1357618.htm


元三重大学学長豊田長康氏の15年に報告された「運営費交付金削減による国立大学への影響・評価に関する研究」のなかで、
2002年ころから日本の論文国際競争力が低下し始めていて、13年には人口当たり論文数が世界35位、先進国では最低である、などと云う内容が含まれていた。更にその原因は公的研究費削減が最大の問題と結論付けています。

その結果、近い将来、科学的分野でのノーベル賞受賞者は出なくなるのではないかと危惧されているようです。

 


「はやぶさ」に代表される「小惑星研究」は、この基礎研究に位置するものではないでしょうか。

はやぶさ1号機の打ち上げは2003年5月、今から20年近く前のことでした。

2002年頃より公的研究費削減が始まったとすれば、実績を残したこの計画の今後も予算的裏付けは難しいかもしれません。

 

 

 

 


探査機「はやぶさ2」は更なる航海に向かっているようです。https://www.kodomonokagaku.com/read/8790/

小惑星1998 KY26への到着は2031年7月の予定で、地球帰還からさらに10 年程度かかる長期のミッションとなる。この長期航行期間では、より自在に、より遠方へ探査を行う上で必要な運用技術を獲得し、長期航行やフライバイを利用した理学観測を行う計画である。


何はともあれ、回収したカプセルの中に大きな夢が入っていることを期待します。


新米

2020年09月28日 21時27分42秒 | 嬉しかったこと
米が届きました。

大学時代の友人からです。


米所新潟県産です。



水加減を間違えちゃいけない・・・というプレッシャーを感じながらも普段通り炊いて頂きました。





美味しい!





日本人を実感させるプレゼントでした。

 
大学卒業して40年も経つのに、良い友達を持って幸せです。
(米を頂けるからではありません・・・念のため)