今回のウクライナ侵攻に対し、当のロシア兵達はどう考えているのでしょうか。
「ロシア兵への詰問」動画、SNSで拡散 士気の低さも示唆https://news.yahoo.co.jp/articles/103964c8a3a8fb7bbdfb478313ec65ef9a99d17c
TVでは、トラックに乗った兵士達が気勢を上げている映像がありました。
しかし、このニュースでは
動画の一つは、ロシア兵が路上で〝尋問〟されるものだ。ロシア兵はおびえた表情で氏名と所属部隊を明かし、「演習としてここに送られた」と述べた。別の動画には、ウクライナ人男性らに罵倒され、頭を抱えて座り込むロシア兵の姿が映されていた。
とあります。
兵士といえどもひとりの人間です。
ましてや、同じ民族も住むウクライナに侵攻することに葛藤がないわけがありません。
同族に刃を向けることに何も感じないのであれば、なおのこと恐ろしい。
おそらく、ロシア兵にも正しい情報は伝えられていないのでしょう。
兵士とはそんなものなのでしょうか。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが発信している偽りのプロパガンダ報道に対し、SNSなどを駆使してロシア人向けに真実を発信しているようです。
自国に有利なビラ配布などの宣伝工作は昔からあったと思いますが、今は映像による発信が特別な機材がなくても可能です。(映像も高度にねつ造できるようですが)
ゼレンスキー大統領に新しい戦争の形を見た気がします。
その意味で、デモの弾圧やSNSなどの検閲やプロバイダーや報道機関への圧力は、歴史を逆戻りさせる危険な兆候と言わざるを得ません。
ロシアで、反戦デモが起こっているとか。
この戦争を起こしているのは「ロシア」であって「ロシア人」ではないと云うことでしょう。
かつて日本でも、戦場に赴く若者達を意に反して「バンザイ」といって送り出したようです。
『物言えぬ空気』がロシアを支配しないことを願うばかりです。