国の舵を取る大変な仕事なのに、議席にしがみつく理由がわかる気がします。
『政治資金で海外土産など100万円』自民・林芳正前外相らに報道、怒りの声 「金銭感覚ズレてる」「公金チューチュー?」
『政治資金 ≒ お小遣い』という図式がまかり通っているようです。
よく○○国では賄賂政治が横行している・・・などと報道されますが、日本も例外ではないのかもしれません。
日本には「阿吽の呼吸」とか「忖度」という、言葉に表さずに物事を推し進める文化があります。
若者たちの「KY」などという言葉も然りです。
これは、決して悪いことではなく、ほぼ単一民族で島国であることにより熟成された誇るべき文化の一つだと思います。
悪いのはその風習ではなく使われ方。
倫理観に欠けた人が、悪意無く行使することにより表面化されづらい悪習となっているのでしょう。
「悪意無く」が問題で、そんな環境に居続ければ、どんな人でも感覚は麻痺してしまうのかもしれません。
『やんちゃな子』より『自粛警察』の方が始末に負えないのと同じです。
(政治家は議席への執着具合を見れば「悪意無く」に当てはまらないかもしれませんが)
いつも疑問に思うのは、「企業献金」という仕組みです。
昨日のニュースに「パーティー券」の問題がありました。
収支報告義務の『20万円』という線引きも意味不明ですが、「その企業」に属している人全てが特定政党の支持者では無いと思うのに、なぜ会社名で献金できるのかが私には理解できない。(株主総会で報告されている・・・? 詳しい仕組みは解りません)
全て個人献金のみにし、企業献金は不可で良いでしょう。そのために税金から出す政党助成金があるのですから。
企業献金が政治家と企業の癒着に結びついているのは明らかです。
そして、税金が投入されているわけだから、収支報告は1円から全て行うべきです。
銀行員は1円でも合わないと帰宅できない・・・と聞きました。(都市伝説?)
少なくても民間はこんな笊行為を許さないでしょう。
「政治団体が受ける寄付金は課税対象にならない」ようです。(パーティー券はそのほとんどが寄付金)
宗教法人の宗教活動に対して非課税(収益事業に対しては課税対象)なのと同じですね。
政治家が宗教団体を大切にするのが解る気がしました。(票田としてだけでなくです)