退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

法務副大臣

2023年10月31日 13時06分04秒 | ニュースより

法務副大臣がやらかしました。

柿沢未途法務副大臣、東京都江東区長選めぐる公選法違反疑惑に関与か 違法性認識否定も辞表提出

記事によれば、公選法で禁じられている投票を呼びかけた有料のインターネット広告を、選挙戦期間中にユーチューブに出したとして木村弥生区長が辞職したのだとか。
そして、その広告は柿沢未途法務副大臣が提案したとかしないとか・・・。


柿沢氏は今月、朝日新聞の取材に対し、木村氏の「陣営関係者」に「『ユーチューブ広告は効果があるからやった方がいい』と勧めた」などと明らかにした。「何がアウトかという知識がなかった」として、当時の違法性の認識は否定。選挙後の報道を受け、違法性に気づいたと説明した朝日新聞

この、「何がアウトかという知識がなかった」という言い訳。違法性の認識を否定・・・?

認識など無くても違法だろ。あなたが法律か?

法務副大臣として不適格者だったのではないですか?(議員としても不勉強極まりないのですが)

 

公職選挙法違反容疑で江東区役所内の区長室や木村弥生江東区長の自宅が家宅捜索されました。
木村弥生氏は任意聴取も受け、10月26日に辞職を表明しました。

法務副大臣からのアドバイスを実行し、区長辞職(11月15日付け)に追い込まれた木村氏はいい面の皮です。(柿沢氏は法務副大臣を辞めただけ)

しかも柿沢氏は2008年2月9日、知人と焼肉店で飲食後、首都高速道路で酒気帯び運転による自損事故を起こし、2月12日に都議会議員を辞職、民主党を離党したとのこと。
なんとその時、飲酒の発覚を免れようと雪を食べたとされる。Wikipedia

これ、議員、大臣以前に一人前の大人としてアウトでしょう。
法を厳守しようなどとは微塵も感じられない。

この人、法務副大臣にした人事も訳解りません。
医師・薬剤師・看護師・校長先生などは、罰金刑だけでもなれないことがあるようです。

ましてや法務に関わる副大臣です、ダメでしょう。


柿沢未途氏の父、柿澤弘治氏は元衆議院議員で、第117代外務大臣です。
いわゆる二世議員。

これって『親の肩書きだけが唯一の実績(肩書きでは無い)』ってことかな。

 

江東区の有権者は考えた方がイイですね。

役職を無くしたり離党したりしても、性根が変わらなかった事実があるのですから。

(柿沢氏は民主党、みんなの党、結いの党、維新の党、民進党、希望の党、自由民主党と渡り歩いたようです)

 


補欠選挙

2023年10月29日 16時01分45秒 | ニュースより

補欠選挙がありました。


【開票結果】衆議院長崎4区補欠選挙、自民新人の金子容三氏が当選…参議院徳島・高知は野党系が勝利

この選挙で考えさせられることがありました。

まずは投票率。
色々都合もあるかと思いますが、それにしても低い。
衆院長崎4区の投票率は42・19%…過去最低
参院徳島・高知選挙区の投票率は、徳島県が23・92%、高知県は40・75%

マスコミは投票率の低さの原因を、「政治への不信」としているが、そうだろうか?

投票行動に繋がらない理由は「無関心」「政治不信」と同時に「現状に満足」があるのではないか。
「現状に満足」・・・少なくても政権政党はそう考えるでしょう。
長崎四区、高知県、徳島県の人たちは、現状に満足している人が多い・・・と傍から見てそう思われても仕方がない。

<徳島高知の補選>は高野光二郎議員(自民党)が離党後辞職したことによるものです。
議員は2022年末に高知市内の居酒屋で男性秘書に暴行し出血させたことによる秘書暴行問題の責任を取り辞職しました。(高野議員は2018年春にも、東京都港区赤坂で秘書らと会食した際、同席した初対面の男性に「髪が長い」と髪をわしづかみにし、側頭部付近を平手で叩いたという暴行行為を行っている。)

<長崎四区の補選>は北村誠吾議員の死去によるものです。
当選した自民新人の金子容三氏は三世議員です。
父 - 金子原二郎 - 岩元長崎県知事、元農林水産大臣
祖父 - 金子岩三 - 元科学技術庁長官、元農林水産大臣

その実力はいかほどのものなのでしょうか。
新人なのですから今後の長崎四区(現在は新3区でしょうか)の方々はよく見るべきです。

 

昨年岸田総理は、第二百八回国会における施政方針演説の中で、『行蔵は我に存す』と勝海舟の言葉に触れています。

そこで勝海舟のお気に入りのエピソードを思い出しました。

咸臨丸でアメリカから帰った後、江戸城に帰国挨拶に行くと老中にきかれたようです。
 「アメリカで、お前はどういうことを学んだのか?」
勝はこう答えました。
 「アメリカでは、無能力者が、世襲制で要職に就くという例はまったくありません」


『親の肩書きだけが唯一の実績(肩書きでは無い)』なんてことが無いようにしてほしいものです。

 


国連安全保障理事会

2023年10月27日 07時27分13秒 | ニュースより

国連安全保障理事会が開かれたようです。

国連安保理 人道支援の戦闘一時停止など 米の拒否権で否決


イスラエルとハマスの紛争に対し停戦を求めた決議案が、アメリカが拒否権を発動して否決されました。


15ヶ国のうち賛成は12ヶ国。日本も入っています。


棄権はイギリスとロシア。

イギリスはイスラエル建国に大きく関わったわけでイスラエル寄りだし、アメリカとの関係もあって棄権(事実上反対?)。
笑ったのはロシア。アメリカと歩調を同じくするのは不本意だろうが、自国が行っているウクライナ戦争(もはや特別軍事作戦ではない)を考えると棄権しかないか。

 

アメリカの子分である日本ですが、アメリカ追従ではない数少ない判断をしました。・・・偉い!

今後この問題に対して、同盟国アメリカにどのような態度で臨むのでしょう。

拒否権発動に対してアクション無しスルーでは頂けません。


マスコミも、目に見える惨状の報告だけでなく、目に見えない現状を取材し報告して欲しい。
それが無いと政府が無策なのかどうか解りません。


今回の臨時国会も、物価高への対応だけでなく議題に上がると良いと思うのですが。


アメリカが拒否権を発動した今こそ、この国会で停戦を望む日本国声明を出してほしいと思うのです。

 


それにしても国連は、常任理事国が戦争を始めた段階で、全く機能不全に陥っている気がして残念です。


その後米国から出された「一時的な戦闘中断」の決議案は、中国とロシアが拒否権を行使し、決議案は否決されました。

アメリカが「停戦」に拒否権を発動したし、反米国としては当然の態度でしょうか。

 


この「第二次世界大戦の戦勝国」に与えられた拒否権は『会話を拒否する権利』でしかなく困ったものです。

 

 <解説>国連安保理、常任理事国が持つ特権 「拒否権」の歴史

 


沈黙の艦隊

2023年10月25日 12時32分38秒 | 映画を観ました

『沈黙の艦隊』という映画を観ました。


潜水艦ものは意外と好きです。

良く覚えていないのですが、「サブマリン707」のプラモデルを作った頃からだと思います。

クルト・ユルゲンスの「眼下の敵」も好きでした。


内容は思っていたのと少し違う感じでした。

何が違ったのかを確認するために、物置の本棚にあるコミック32巻を読み返しました。

 

この作品は潜水艦の活躍よりも、『平和を実現するには・・・』という投げかけが主題で、そこが映画では希薄だったように感じました。


衆議院議長失態

2023年10月24日 04時44分23秒 | ニュースより

やらかしたニュースがありました。

額賀衆議院議長、宮内庁側に謝罪していた 臨時国会開会式でのミスをめぐり


陛下は「だれにでも失敗はあります」と言って下さってます。
皇室の側は、不問に付すと云うことだが、当の議長はどうするのでしょうか。


失敗を認め謝罪したことは良いと思う。相手が皇室だけに言い訳できないし対応は早かった。

それでは、持ち帰るべき「式辞」を陛下に手渡すなどという失敗の原因はどこにあったのだろうか。


ちなみに私が勤めていた学校の卒業式では、「送辞」は持ち帰り、「答辞」は学校長に渡しました。
中学生でもそんなことは一度も失敗しませんでした。


想像するに、老化(前衆議院議長と同じ79歳・・・個人差があることですが)によるものか、緊張感の無さ(儀式に対する緊張感では無く長期政権が為の職務に対するそれ)でしょうか。まさか臨時国会の開会式という国事行為を軽く見ていたわけではないと思うのですが。


衆議院議長は民主主義を支える重要な役職です。


解散請求を受けた記者会見を回避し続け宗教団体との繋がりをはっきりさせない(聞く側が追求していない)議長といい今回のエピソードといい、

心配になってしまいます。